映画史に残る、あのボール・ルームのシーンを再現
ディズニー音楽の神様アラン・メンケン
昆夏美・山崎育三郎と初共演、夢のステージが実現!!
『美女と野獣』ボール・ルーム来日記者会見レポートが届きました。
【プレミアム吹替版キャストの二人によるパフォーマンス】
映画に登場するお城のボール・ルームのようなステージ中央に大きなピアノが設置され、その左右奥の階段から登場したのは、プレミアム吹替版でベル役・野獣役を担当した
昆夏美さんと
山崎育三郎さん。ヒロインのベル風の黄色いドレスに身を包んだ昆さんと、王子風の青い衣装を纏った山崎さんが、ステージに登壇。日本版デュエットソングを歌い上げ、さらに、ステージ上に再現されたボール・ルームで見事なダンスパフォーマンスを披露した!!途中、山崎さんが昆さんを抱え上げ、見事なターンを披露すると、その美しさに会場からため息が漏れた。
『美女と野獣』といえば、野獣に姿を変えられ心を閉ざす王子と、周囲から変わり者と呼ばれ孤独を抱えるベルが、それぞれボール・ルームへ繋がる左右の階段から登場し、戸惑いながら手を取り合いダンスをするシーンが印象的だが、まさにあの映画史に残る名シーンをプレミアム吹替版キャストの二人が再現した。
昆さんと山崎さんのパフォーマンスに続き、スポットライトで照らされた中央のピアノに座っていたのは、なんと
ディズニー音楽の巨匠アラン・メンケン!『美女と野獣』をはじめ、『アラジン』『リトル・マーメイド』などディズニー屈指の名曲を生み出したアラン・メンケン自身が、今回のボール・ルーム来日記者会見のために新曲3曲を含む『美女と野獣』の楽曲を豪華メドレーで生演奏。
昆さんと山崎さんは「神様のような存在」と尊敬するアラン・メンケンとのステージ共演への感想を
「これまでも「美女と野獣」日本版デュエットソングを歌わせていただきましたが、『美女と野獣』の楽曲を作られたアラン・メンケンさんと、ビル・コンドン監督のお二人がいらっしゃるということで、群を抜いて一番緊張しました。ですが、お二人のお顔を見たとたん、この素晴らしい曲を歌わせていただくことがどれだけ光栄なことか実感し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。素晴らしい名曲を沢山生み出したアランさんの生演奏も、どれだけ多くの人が聴きたいことか…!実際にこの場で聴くことが出来て涙が出てしまいました!(昆さん)」、
「普段あまり緊張はしないのですが、今回のステージは本当に緊張してしまいました。小さいときにサンタさんに貰った『アラジン』のビデオを何度も見ましたし、ミュージカルに惹かれていった僕の原点ともいえるディズニー音楽を生み出したアラン・メンケンさんにお会いして、さらに目の前で演奏をしていただけるなんてとても光栄で幸せなことだと思います。涙が出てしまいました。(山崎さん)」と感動の涙を見せた。
昆さんと山崎さんの歌唱、ダンスの生演出を見た
ビル・コンドン監督も
「君たちを起用して、日本版の『美女と野獣』を作らなくては!と思ったよ。」と熱く語り、二人の歌声に対し「シンプルだけど、その中に力強さを感じたし、パワフルな歌声でエモーショナルにこの「美女と野獣」を再現してくれた。本当に見事だった。ありがとう。」と先ほどの感動を思い出したように目を潤ませながら大絶賛し、昆さんと山崎さんと強く握手を交わした。本作の楽曲を生み出した
アラン・メンケン本人も
「二人は本当に素晴らしい!才能溢れるパフォーマンスをありがとう。心が動かされたよ!「美女と野獣」をみなさんの言葉、日本語で歌ってくれてとても光栄だよ。」と二人を抱きしめながら賛辞を送った。
【作品ご紹介】
「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンを主演に迎え、不朽のディズニー・アニメーション「美女と野獣」をディズニー自身が実写映画化。あらゆる予想や期待を超えた、100年語り継がれるエンターテイメントが誕生。3月17日(金)に、全米4210スクリーンで公開され、オープニング3日間1億7千万ドルで、3月公開作品の記録を更新し、『マレフィセント』や『シンデレラ』、を超える記録的数字で、2017年公開作品NO.1の大ヒットスタートとなった本作。公開2週目となった今週末も全米1位を獲得し、興行収入8800万ドルを超える記録的大ヒットを爆走中。全世界での興行収入は既に3億ドルを超え、公開2週目にして他作品を大きく引き離し2017年の世界興行収入トップに躍り出た!
公開2週目の数字としては、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『ジュラッシク・ワールド』『アベンジャーズ』に次ぐ歴代4位の記録となり、今後どれだけ観客数を伸ばすのか期待されている。(数字はすべてBOX OFFICE MOJO調べ)
本作のオリジナル版はアニメーション史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされた『美女と野獣』。なかでも主題歌「美女と野獣」は、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、グラミー賞に輝いたまさに名曲中の名曲!そんな本作の音楽を手掛けるのは『美女と野獣』の他、『アラジン』『リトル・マーメイド』などディズニー作品でアカデミー賞を8回受賞した天才作曲家アラン・メンケン。『シカゴ』『ドリームガールズ』を手掛け、本作のメガホンを取ったビル・コンドン監督と共に来日し、記者会見に登場した。
【会見コメント】
◆ビル・コンドン(監督)<エマ・ワトソンが演じるベルについて>
1991年のアニメーションでは、男性よりも本に興味があるという、それまでとは違った女性像を描いた革新的なヒロインと称されたベルを、エマが21世紀の強い女性として見事に演じてくれている。また、同時にベルというキャラクター自体も前進していかなくてはならないので、本が好きで教養があるという点に加え、それを他の人とシェアしたいという新たな一面も追加したよ。例えば実写版でベルが洗濯機のようなものを発明し、空いた時間で別のことが出来るようにしたり、彼女には活動的な一面があるんだ。エマ自身にも活動家の一面があるから、そういう部分でも見事に演じてくれているよ。
<ボール・ルームのシーンについて>
ボール・ルームでベルと野獣がダンスを踊るシーンは、アニメーション版でも特に心に残る素晴らしいシーンだよ!まさに完璧なシーンだった。でも僕たちの実写版ではそれを真似するつもりはなくて、私たちのものにしたいとワルツの要素を取り入れたり、アレンジを加えたんだ。撮影の方法も、カメラを空高くスウィープさせて、その空間全体が生きているように撮ったよ。野獣がベルを抱き上げてターンするシーンでは、彼女が別の世界に運ばれているかのように見せたかった。周りの風景やセットを忘れ、2人だけの世界に飛び立ったかのように撮ったんだ。
◆アラン・メンケン(歌曲:作曲)<エマ・ワトソンが演じるベルについて>
エマは本当に素晴らしかったよ。キャスティングを聞いてパーフェクトだと思った!エマはミュージカルに参加するのが初めてだったから、何より本人が不安に思うところもあったかもしれないけど、音楽チームもサポートしながら一緒に作り上げていったんだ。この素晴らしい結果につながったと思うよ。
<主題歌「美女と野獣」のアレンジについて>
アニメーション、舞台版を経て、僕たちがこの「美女と野獣」の楽曲を手掛けるのは3回目になるけど、またチームでこの作品に関われる事をとても光栄に思うよ。これまでの経験を活かしながら、アレンジとして新しいアイディアを取り入れていく作業になったんだけど、今回の実写版では、ワルツのテンポも取り入れながら、広間でベルと野獣がダンスを踊るボール・ルームのシーンにきちんと繋げられるように工夫して作り上げたんだ。
実写版と
プレミアム吹替え版、どちらも楽しみな『美女と野獣』。公開が待ち遠しいですね!!
この記事は公演主催者からの提供により、おけぴネットが製作しました