ミュージカル『王家の紋章』初日前日囲み取材レポ



 いよいよ開幕する『王家の紋章』再演公演。初日を前にメンフィス役の浦井健治さんキャロル役ダブルキャストの新妻聖子さん、宮澤佐江さんの囲み取材が開催されました。

 1976年から今もなお連載中の少女漫画の金字塔!キャロルの賢さと、メンフィスの勇敢さが物語を大きく動かし、リーヴァイ氏の壮大な音楽が古代エジプトの世界観にどっぷりと浸らせてくれる日本発のオリジナルミュージカル。再演では、原作への愛情やリスペクト、登場人物のキャラクター性は守りながら、確実にブラッシュアップされ、ミュージカル作品としての完成度がさらに高まりました!



 衣裳をまとったみなさんが登場すると、『王家の紋章』が帰ってきたんだな!とテンションアップ。カメラを向けられた瞬間にメンフィススイッチONな浦井さんをはじめ、すっかりキャラクターが宿っています!!一転、お話がはじまると…王家LOVEな、にぎやかなトークタイムに。


【ご挨拶】



浦井健治さん)
 初演から半年という短い期間での再演ということで、キャスト、オーケストラ、スタッフ、メンバーの絆がものとても深いものになっています。原作ファン、ミュージカルファンのみなさんに楽しんでいただける作品になったと思っています。



新妻聖子さん)
 再演ということで丁寧に稽古ができたという手ごたえがあります。自信をもって、よりよい作品になっているとお伝えできます。お楽しみになさっていてください。



宮澤佐江さん)
 また帝国劇場に立てるのは、私にとっては夢のようです。そのうれしさを思い切りキャロルとして生かしていきたいです。


【インタビュー】


──初演の舞台をごらんになり、原作の細川智栄子先生、芙~みん先生が涙したということですが。

浦井)
 そういう風に、僕が勘違いしたのかもしれませんが(笑)。初日のカーテンコールで、お揃いのお洋服で客席にいらしたお二人が立ち上がって拍手をしてくださったんです。その時、白いハンカチでこうやって(目元をぬぐって)いたのが見えたんです。王族(=王家の紋章ファン)としては。

新妻)
 ん?浦井さん、王族でしたっけ?



浦井)
 すみません、先生にはオッケーを頂きました(笑)。「王族を名乗っていいですか」ときいたら、「あなた、メンフィスでしょ」と言われたので。

── 先生方も(舞台版を)とても楽しまれたのですね。

浦井)
 おふたりが人生をかけて各キャラクターに愛情と魂を注ぎ込んできた作品です。原作者である先生方に認めていただいたことはこの上なく光栄なことです。
 そして、ここに超・王族がいて(=新妻さん)。

新妻)
 ただのファンです。『王家の紋章』が好きで、好きで、好きで…。

浦井)
 今回もたくさんのダメ出しをいただきました

新妻)
 ダメ出しじゃないです、リクエストです!


──宮澤さん、3人が生まれる前から連載している漫画が原作の舞台、その再演です。



宮澤)
 すごくうれしかったです。でも、私が出会う作品は基本的に私が生まれる前のものが多いので、そこに対しての驚きはないです。ただ、今でも続いている作品、お客様の期待感を受け、わたしたち出演者も一緒に作っているみなさんも、いろいろな不安やプレッシャーを抱えています。それを覆せるくらい素敵な作品を見せたいと思ってます。


──ちなみに先ほどの話に戻りますが、新妻さんは今回どんなダメ出しを?

新妻)
 最近は...なんだっけ?

浦井)
 アドバイスね。髪質を褒めていただいたんです。

新妻)
 メンフィス様の毛質が変わったんです。



どうぞ触って(浦井さん)

新妻)
 毛質が滑らかなんです。漫画で描かれている奇跡のキューティクルがきちんと再現されていて、うっとりします。

──初演ではどんな髪質だったんですか?

新妻)
 いや、初演のときも素敵だったんですよ!それが再演にむけてより進化したニュー・ウィッグになりました! さらさら感アップ、照明を浴びた時の光沢が、漫画の絵により近づいたかなと。

浦井)
 専門家か(笑)!


──続いて新妻さん、短めに(笑)、この作品の見どころを。

新妻)
(悲鳴!)『王家の紋章』の魅力を短めに語れと!? 殺生な...(笑)。どうしましょう。



浦井&新妻)どこで読まれていたんですか?妹さんから?読み物交換ですね。
インタビュアーが原作を読んでいると聞き、食いつくおふたり(笑)!

新妻)
 本当に胸キュンポイントがたくさんあります。再演では、あるシーンはカット、あるシーンは加筆されているなどの変更がある中で、わたしが原作の中で一番好きなセリフが盛り込まれていて!それは「わたしを見て初めて笑ったな、もう一度笑え、わたしの腕の中で」というセリフです。



新妻)
 ここはメンフィスの純粋さを表していると思うんです。キャロルが笑ったことに対して、メンフィスが本当にうれしそうな顔をするんです。漫画ではほっぺに線が入っている、赤くなって照れてるようなメンフィスの顔を、浦井さんが再現してくださってるので!そのシーンだけで私は満足です。



聖子さん、うれしそう!


浦井)
 そこで抱きしめながら「愛(う)いやつ」と。

新妻)
(クーッ!!)「愛いやつ」は浦井さんが気をきかせてくれて、アドリブで投下していただいて。

浦井)
 受け入れられました。


──新曲もあるとか?



新妻)
 そうです、ねえ? さえちゃん。

宮澤)
 はい、キャロルは新曲が2曲あります。

──最後もちょっと印象が変わるとか?

浦井)
 より、ハッピーエンド感が増しましたね。

新妻)
 ミュージカルを観たぞ!という感じになりますよね。

浦井)
 あと演出の荻田浩一さんがおっしゃったのは、キャロルとメンフィスの「ラブ度」があがっていると。
 キャロルが、テーベの街に行くシーンでの新曲もとてもポップなんですが、フィナーレに僕らのデュエットが新曲で加わって、それもとても華やかな感じになっています。

──ミュージカルで描かれるのは原作の冒頭4巻くらいまで。追々、続きが?

浦井)
 どうなんでしょうね。そうなると、アッシリアですかね(笑)。

新妻)
 アッシリアは、いいですよ~。名キャラクターがざくざく!ミュージカルソングを書き下ろしたくなるような強烈な個性のキャラクターがいっぱい控えているので!
 でも、私たちがあとどれだけ16歳と18歳でいられるかという切実な問題が(笑)。

浦井)
 うわぁ、現実問題(笑)!そうですね、はい。

──浦井さんはふたりのキャロルを相手にしてますが…

浦井)
 それぞれのキャロルを作り上げているので、その個性に我、僕もダブルキャストのイズミルふたりも引っ張られているので。それぞれの個性に導かれています。

──では、最後に浦井さんからメッセージを。

浦井)
 新生、と言っても過言ではないミュージカル『王家の紋章』が、東京、そして初上陸となる大阪にもまいります。東に西に、全日本のお客さまに楽しんでいただけるような『王家の紋章』をこのメンバーをお届けします。細川先生方も愛してくださっているミュージカルです。ぜひ劇場に足をお運びください!






 よりスピーディーな展開の物語を生きるメンフィス、キャロル、イズミル…、役が役者に定着したからこその、佇まいからもひしひしと伝わる原作キャラクターの魅力!新曲のみならず、セットや衣裳もバージョンアップ。浦井さんがおっしゃっていた、「新生」の文字に偽りなし!『王家の紋章』2017!いよいよ開幕です♪


【インフォメーション】

 大阪公演も大詰めの時期となる5月28日に『伊礼彼方の部屋~時空を超えた!トークイベント~』ゲスト:平方元基さん開催です!詳細はこちらの公演NEWSをごらんください。

【公演情報】
ミュージカル『王家の紋章』
2017年4月8日(土)~5月7日(日)@帝国劇場(map)
2017年5月13日(土)~31日(水)@梅田芸術劇場( map )

原作:細川智栄子あんど芙~みん「王家の紋章」(秋田書店「月刊プリンセス」連載)
脚本/作詞/演出:荻田浩一
作曲/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ

メンフィス:浦井健治
キャロル:新妻聖子/宮澤佐江
イズミル:宮野真守/平方元基
ライアン:伊礼彼方
アイシス:濱田めぐみ
イムホテップ:山口祐一郎

ミタムン:愛加あゆ
ナフテラ:出雲綾
ルカ:矢田悠祐
ウナス:木暮真一郎
ミヌーエ:松原剛志 
セチ:工藤広夢

天野朋子/熊澤沙穂/栗山絵美/小板奈央美/島田彩/藤咲みどり/横関咲栄/青山航士/岡田誠/輝海健太/加賀谷真聡/上條駿/齋藤桐人/笹岡征矢/千田真司/長尾哲平/橋田康/若泉亮

公演公式サイト


おけぴ取材班:chiaki(撮影・文) 監修:おけぴ管理人

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