「ザ・デイサービス・ショウ2018」中尾ミエさん合同取材会レポ


素敵に歳を重ねた66-81歳の超ベテランキャスト陣のパワーが劇場を包み込むロックミュージカル!
一幕のデイサービスに集まる若干ボケはじめたかもな方達と、二幕の元気漲るロックシーンのギャップが凄い!
中尾ミエさん光枝明彦さんの心に響く歌声、可憐で素敵な初風諄さん、パワフルな田中利花さん、モト冬樹さん正司花江さんのギター演奏の楽しいこと!そして尾藤イサオさんのロック最高!
若手のお二人(土屋シオンさん、tohkoさん)も盛り上げ、なんと!な展開も楽しい!
インタビューで中尾ミエさんもおっしゃっていましたが、「何かを始めるのに、遅すぎることは絶対にない」というメッセージに、年齢に関わらず、背中を押してもらえる楽しいミュージカルです♪

“デイデイデイデイデイ!デイデイサービスショウショウショウショウショウ!”
観劇後の帰り道、このフレーズが頭に流れ、思わず手をあげてキラキラしたくなってるはず!
(by 2018年初日観劇したおけぴ管理人♪)


ひとはどうして、時がすぎると旅する夢を見ないのか。
遠い昔に置いてきたから?
それなら新しい夢を見ましょうか。
人生はロックンロール!


かつてのスター・矢沢マリ子(中尾ミエ)と、デイサービスに集まってくる多彩な高齢者たちが繰り広げるコメディミュージカル、「ザ・デイサービス・ショウ 〜It’s Only Rock’n Roll〜」が本日(4月12日)開幕!
東京公演開幕を前に行なわれた主演・中尾ミエさんの取材会にお邪魔してきました。


“自分が利用したいと思うデイサービスを作ってみました”

プロデューサーも務めるこの作品を「私のライフワーク」と呼び、2015年以降、毎年上演している中尾さん。製作のきっかけは?

「私も高齢者になってきて、いろんなデイサービスや老人ホームを訪ねるんですけど、楽しいところがないんですよ。自分もそんなに遠くない先にお世話になるところだから、元気なうちにと思って、“私が利用したいと思うデイサービス”を(舞台で)作ってみました」


“どうせなら極端にはじけないと!!”

「〜It’s Only Rock’n Roll〜」のサブタイトルでもわかるように、この作品では「ロック」が重要なテーマになっています。「高齢者」と「ロック」というといまいちなじみが薄いようにも思えますが、そもそもなぜ「ロック」を取り上げたのでしょうか?

「だって、ロックって元気が出るじゃないですか。それに我々の世代はビートルズと同世代で、彼らの音楽が青春でしたから。『デイサービスで童謡や唱歌を歌うのはウンザリだ。何かやろうぜ!』となったら、やっぱりロックでしょうね。どうせなら極端にはじけないと!!」

作品の舞台となるのは、とある高齢者施設。かつてのスター・矢沢マリ子(中尾ミエ)は、デイサービスでミニコンサートを開催。そのとき考えた。「みんな長く生きてきた大先輩たち。持っている特技は一つや二つではないはず。それを復活させよう。このメンバーでショウを創ろう!!」
だが、大胆なアイデアだけに、一筋縄ではいかず……。一癖も二癖もある面々をまとめ、マリ子は無事にショウができるのか?? ──というストーリー。

「(高齢者にとって)やることがないというのがいちばん辛い。毎日何かやることがあって、人様に喜んでもらえれば、それが自分の生きがいになるんですよ」

「それに、いくつになっても日々成長するんですよ。正司(花江)さん以外、みんな初めて楽器を持った人たちですけど(注:正司花江さんは今回30年ぶりにギターを持つとか!)、もう4年めでしょ。確実にうまくなってますよ。『何かを始めるのに、遅すぎることは絶対にない』という言葉が劇中にも出てきますけど、目標を持って毎日を過ごすことが生きがいにつながる。まさにこれがデイサービスだな、と。私は小規模なデイサービスやってると思っているから。デイサービスの経営者、ですよ(笑)」

作品は架空の物語ですが、慣れない楽器に悪戦苦闘しつつ、一つのカンパニーとして成長を続ける「チーム・中尾」の実際の物語として捉えることもできそうですね。


“今日もみんなにまた会える!”

さて、そんな「チーム・中尾」のメンバーは、尾藤イサオさん、光枝明彦さん、モト冬樹さん、正司花江さん、初風諄さん、田中利花さん……と、そうそうたる面々。カンパニーはどんな雰囲気なんでしょうか?

「みんな元気ですよ。地方公演のときには最長バスで7時間なんて強行軍のときもありますが、みんな本当に元気。(中でも最年長の)正司さんは、普段からエレベーターは使わないし、地方公演のときは神社なんか見つけて朝から散歩してますよ。私もこの世界で半世紀以上やっていますが、仕事場に来るのがこんなに楽しいと思ったのは初めて。今日もまたみんなに会える、と思ってね」


“もう一つ作って、ミュージカル三部作にしたい”

全国公演の端緒となる明治座公演では、中尾さんが初舞台を踏んだ場所。明治座おなじみの「花道」を使った演出もあるとか。どのように使われるかは……見てのお楽しみです!

「最後にお客さんも一緒に歌ったり踊ったりしてもらっています。だから、みんな『元気になりました〜!』って言って帰ってくれますよ。それだけでもやってよかったと思いますね。最近は地方公演で、希望があれば地元のコーラスグループに舞台に上がってもらっています。なるべく参加型のミュージカルにしたいと思っています」

この「ザ・デイサービス・ショウ」は、中尾さんのプロデュース作品としては「ヘルパーズ」に続く2作目。「もう一つぐらい作品を作って、ミュージカルの三部作にしたい」と中尾さん。その視線ははるか先を見ているようです。「ザ・デイサービス・ショウ」にも、常に前向きな中尾さんのそんな「心意気」がにじみ出ているに違いありません!

シニアなみなさま、だけではなく! 全年齢対象の「デイサービス(通所介護)」ミュージカル。
たっぷり笑って、ちょっとだけホロリの心温まるロックンロールな物語です。
パワフルなビンテージ・キャストから、たくさんの元気と笑顔をもらってきてください!


昨年までの公演を観た
おけぴ会員の皆さまの感想です♪


「間合いやセリフが絶妙で、大笑いしたり泣いたり、すっかり引き込まれて楽しく観劇させていただきました」
「最高に楽しかったです。出演者のみなさま、本当に音楽が好きなのが伝わってきました!笑いあり、感動もありで、あっという間でした。もう一度観たい!です」
「演者の皆さんがとても元気でパワフルです。わたしも元気をもらいました。いくつになっても挑戦するのっていいですね! 」
「介護職の知人とみましたが「あるあるが上手く使われている」と面白がっていました」
「実際におこっている介護施設での問題を上手に組み込みながらストーリーが進んでいくので考えさせられる場面もあります。介護は年寄りだけの問題ではないので、若い方に見ていただきたい舞台です」
「皆さんの歌に涙が流れ、また元気をいただきました。親や死について考えさせられ、亡くなった大切な方々を思い出しながら鑑賞しました」
「先行き心配の多い現実ですが、今まで生きられたことを幸せに思える良い機会を与えてくれる舞台だと思います。台詞の一つ一つが胸にせまりました。笑いのツボもあり、秀逸な舞台だったと思います」

ザ・デイサービス・ショウ2018

2018年4月12日(木)〜15日(日)
明治座

【作】山口健一郎 【演出】本間憲一
【出演】中尾ミエ 尾藤イサオ 光枝明彦 モト冬樹 正司花江 初風諄 田中利花 土屋シオン tohko
【開演時間】11:00/13:00/15:30(公演日により異なります)
【上演時間】約2時間45分(休憩30分)

公演公式HPはこちら

おけぴ取材班:hase(取材、撮影) 監修:おけぴ管理人

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