2019年4月5日(金)より、東劇・新宿ピカデリーほかにて公開の
シネマ歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』のコメントチラシが完成!
【公演NEWS】シネマ歌舞伎最新作 『野田版桜の森の満開の下』 宣材ビジュアル解禁! 現代演劇界を代表する奇才 野田秀樹が坂口安吾の小説「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きに書き下ろした伝説の舞台『贋作・桜の森の満開の下』。
伝説の舞台が、ついに歌舞伎として新たに生まれ変わり、この度再びシネマ歌舞伎として全国の映画館に登場します。
今回のチラシでは、『贋作・桜の森の満開の下』で夜長姫を演じた
毬谷友子氏、舞台「半神」の原作者でもある漫画家の
萩尾望都氏、数多くの野田作品への出演も記憶に新しい
宮沢りえ氏、水曜日のカンパネラとしての音楽活動に加え女優としても活躍する
コムアイ氏、圧倒的な人気を誇る講談師の
神田松之丞氏、元宝塚歌劇団雪組トップスターの
早霧せいな氏、「美女採集」等印象的な作品を発表し続けるアーティストの
清川あさみ氏、思春期の少年少女達を繊細に描く漫画家の
今日マチ子氏のコメントがご覧いただけます。
~著名人コメント一覧~※敬称略、順不同
夜長姫と耳男が、豪華な衣裳を着て歌舞伎座の舞台に立ち、
今度はスクリーンの中に入って世界中の桜の森を旅することになりました。
感無量です。ありがとう。(毬谷友子/女優)仏師の執念 俗物の無念 オニオニの夢 国造りの懸念
微笑む夜長姫 切なく入乱れて
幕が開くと そこは満開の桜の森(萩尾望都/漫画家)作者の魂も役者さんの叫びも咲き乱れ散る桜と共に
スクリーンのこちらにドクドクと溢れてきて、
記憶に絡みついて離れません。(宮沢りえ/女優)残酷と平和が、愛と憎しみが、花びらの表と裏みたいに翻る。
野田さんの歌舞伎は、一度観てしまったら、衣装も美術も芝居もお囃子も、最初からこうだったとしか思えません。歌舞伎座の二階から拝見している間、昔のがどんなだったけな、と全然思い出せなくって不思議でした。
いま『贋作桜の森〜』を思い浮かべるならば、高校生の時に初めて観た、90年代の上演のVHSにも、先日拝見した野田地図の上演にも、歌舞伎役者の白い肌に浮かぶ妖しい喜びが、乗り移っているような気がするのです。どっちが原作だかわからなくなるくらい。この作品のもっとも愉快なところは、人殺しと芸術家と観客の、三者の境界をガラガラと崩してしまうところにあると思います。
そんな危なすぎる作品が、何十年も経って、なぜだか世の中に受け入れられたことが、そして同じく何百年も愉快で危ない作品を演じ続けている歌舞伎と交わるパーフェクトなタイミングだったのでしょうか。
だれの心にも夜長姫のようなミューズが眠っていて、覚醒を待っています。
ちゃんと起こして、スカッと、気持ち良く殺されてください。
(コムアイ/水曜日のカンパネラ)伝統ある歌舞伎が見た事のない新しいものとなり、
美しく尊いエネルギーを発している。
野田さんにしか出来ない、
言葉の渦とユニークな世界観に是非呑み込まれて頂きたい。(清川あさみ/アーティスト)夢と現実、男と女、狂気と秩序の境界を自由自在に行き来する、
歌舞伎というエンターテインメントの真骨頂(神田松之丞/講談師)野田さんの作品と歌舞伎が掛け合わさった大迫力で歌舞伎座が大きく揺れました。
ラストの桜吹雪は圧巻です!(早霧せいな/女優)言葉が跳ね、死者たちは生きている!
桜をみれば鬼を思う、
落ちてくる空に圧倒される至福の体験。(今日マチ子/漫画家) キャンペーンや特集上映続々決定!
・シネマ歌舞伎特集上映in東劇3/15(金)~4/4(木) 新作公開に先駆け、野田秀樹作・演出のシネマ歌舞伎(『野田版鼠小僧』『野田版研辰の討たれ』)を一挙上映!
・ひびのこづえデザインハンカチ発売! 本作で衣裳を担当したひびのこづえ氏が「桜の森の満開の下」をイメージしてデザインしたハンカチを
公開を記念して一部劇場で特別販売!
販売劇場:東劇、新宿ピカデリー、ミッドランドスクエアシネマ、なんばパークスシネマ、福岡中洲大洋
・新宿ピカデリー×紀伊国屋書店新宿本店半券キャンペーン4/5(金)~4/25(木)予定 新宿ピカデリーで本作を鑑賞&紀伊国屋新宿本店4階で関連書籍をご購入いただいた方に先着で“歌舞伎観劇手帖”をプレゼント!
・Twitterプレゼントキャンペーン4/5(金)~4/25(木) ハッシュタグをつけて感想をツイートいただいた方の中から抽選で桜にまつわる賞品をプレゼント!
キャンペーン詳細はこちら! 【シネマ歌舞伎とは?】
歌舞伎の舞台公演を撮影し、映画館でのデジタル上映で楽しんでいただく新しい観劇空間です。俳優の細かな表情まで見ることができる映像の美しさは生の舞台とはまた異なる、シネマ歌舞伎ならではの魅力です。サウンドも、映画館の最新音響設備での再生を前提に、舞台の臨場感を立体的に再現しています。歌舞伎の持つ本来の面白さ、美しさ、そして心を打つ感動の場面の数々を分かりやすく、身近に感じてもらいたいという願いのもと、2005年1月第一弾『野田版 鼠小僧』より上映を続けており、本作『野田版 桜の森の満開の下』は33作目となります。
★シネマ歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』予告編
この記事は公演主催者からの情報提供によりおけぴネットが作成しました