宝塚歌劇団元トップスター、日本の実力派女優の安蘭けい
ソウルで初のコンサートを開催! ソウル芸術団とタッグ安蘭けいチャリティーコンサート『A Piece Of Courage』
6月1日(土)19時 KT&Gサンサンマダン テチアートホールチェ・ウヒョク、パク・ウンソク、チェ・ジョンスのゲスト出演決定! 6月1日(土)に韓国・ソウルのKT&Gサンサンマダン テチアートホールにて、安蘭けいチャリティーコンサート『A Piace Of Courage』開催!安蘭は在日3世として日本で生まれ育ち、在日韓国人として初の宝塚歌劇団のトップスターとして活躍。宝塚歌劇団を退団後も確かな実力と華やかな持ち味でさまざまな舞台に主演しています。(東京公演については
既報の通り)
また、安蘭は宝塚歌劇団時代に宝塚星組で、宝塚退団後は蜷川幸雄演出『アントニーとクレオパトラ』でソウル公演を行っており、本コンサートは日韓のそしてアジアとの文化交流を深めたいと安蘭が自ら企画、主に若い奨学生の支援につなげるチャリティーコンサートが実現しました。
本公演は安蘭にとって韓国で初のコンサートとなります。今回は韓国にルーツを持つ安蘭とソウル芸術団が日韓交流のチャリティーコンサートとしてタッグを組み、韓国の人気ミュージカル俳優のチェ・ウヒョク、パク・ウンソク、チェ・ジョンスの3名のゲスト出演が決定しました。
チャリティーコンサートへは、日本からのファンや韓国在住の日本関係者が多数来場予定で、ゲストの韓国ファンとともに、客席も日韓交流の場ともなる予定です。
チェ・ウヒョク、パク・ウンソク、チェ・ジョンスの3名は最近では昨秋の『ダーウィン・ヤング 悪の起源』の初演で共演しています。『ダーウィン・ヤング 悪の起源』は徹底した階級社会と、差別への苦悩を扱った故パク・チリの小説を原作に、神と人間、罪と罰、親子、生活と死という根源的な問題に正面から取り組んだミュージカルです。初演は短期間の公演だったため観られないファンが続出し幻の作品といわれた話題作です。いま、日本では『フランケンシュタイン』『笑う男』『SMOKE』などが次々と上演され、韓国の創作ミュージカルが注目を集めています。今回のチャリティーコンサートでは日韓の観客に、10月に再演が決まった『ダーウィン・ヤング 悪の起源』のナンバーも一早く披露します。
安蘭は宝塚歌劇団の大ヒット作である『スカーレット・ピンパーネル』や『エリザベート』から男役のナンバー、そして2020年3月再演予定の主演作『サンセット大通り』のナンバーなど、多彩な楽曲を披露する予定です。また、作曲家のフランク・ワイルドホーンが安蘭と宝塚歌劇団のために特別に書き下ろした『スカーレット・ピンパーネル』のナンバー、『ひとかけらの勇気』(韓国版では未発表曲)を韓国語バージョンでも披露します。
チャリティーの収益金は2001年に新大久保駅で日本人を助けようとして命を落としたイ・スヒョン氏の遺志を継いで設立されたNPO法人「エルエスエイチアジア奨学会」へ贈ります。同奨学会は2001年に設立。日本語学校に学ぶアジア諸国からの語学留学生を経済面で支援し、2018年までに約900人の留学生に奨学金を贈呈しています。
安蘭けい(KEI ARAN) 滋賀県出身。1991年、宝塚歌劇団に首席で入団。『ベルサイユのばら』で初舞台を踏む。以降、早くから実力派男役として注目を集め数多くの舞台に出演。2004年には現役の宝塚歌劇団生では初となる松尾芸能賞演劇新人賞を受賞した。2006年、星組男役トップスターに就任。東京宝塚劇場開場以来、史上最高の動員記録を樹立した『スカーレット・ピンパーネル』(小池修一郎演出)の日本初演などに主演した。2009年、宝塚歌劇団を退団。退団後も女優として舞台を中心に活躍している。『サンセット大通り』『アリス・イン・ワンダーランド』の演技に対して、第38回菊田一夫演劇賞受賞 。
近年の主な舞台作品に『漂流劇 ひょっこりひょうたん島』『スカーレット・ピンパーネル』『白蟻の巣』『リトル・ヴォイス』『リトル・ナイト・ミュージック』『レインマン』『民衆の敵』『マン イスト マン』、ドラマ『KBOYS』(ABCテレビ/GYAO!)など。『スカーレット・ピンパーネル』では、主演のパーシーとヒロインのマルグリットの両方を演じた唯一の俳優でもある。2020年3月『サンセット大通り』出演予定、主演ノーマ・デズモンドを演じる。
財団法人ソウル芸術団 ソウル芸術団は、韓国の文化体育観光部傘下の国立芸術団体.。「‘88ソウル芸術団」として1986年に発足した。30年以上の歴史の中で、毎年3~4本の公演を製作し、韓国を代表する創作公演のパイオニアとしての役割を担っている。創作歌舞劇の分野では、韓国伝統芸能の特色を生かした作品づくりに力いれている。また、国際交流事業を通じて文化外交の担い手として活動すると同時に、地方公演では各地の市民と触れ合うことで文化芸術の普及にも力を入れている。教育事業および多岐にわたる創作活動を通じ、公演芸術の人材養成にも寄与している。韓国の伝統様式を生かした歌舞劇のほか、近年では小説原作の『ダーウィン・ヤング 悪の起源』、漫画原作の『神と共に』『ナビレラ』など話題作を送り続けている。 チェ・ウヒョク 1993年6月11日生まれ 2015年、ミュージカル『フランケンシュタイン』のアンリ/怪物役で衝撃のデビューを果たし、「怪物新人」という愛称で韓国ミュージカル界の期待株として話題に。ソウル芸術団『ダーウィン・ヤングの悪の起源』では、暗い秘密を目の当たりにし葛藤する少年・ダーウィン役を好演し、大胆な演技派としてさらなる成長をとげた。
主なミュージカル作品に、2018年『エリザベート』皇太子ルドルフ役、『ダーウィン・ヤングの悪の起源』ダーウィン役、『バンジージャンプする』 ヒョンビン役、『明成皇后』 ホン•ゲフン役。2017年『金剛、1894』シン・ハヌィ役、『ベン・ハー』メッセラ役、『底辺から』ペペル役。2016年『オール・シュック・アップ』エルビス役がある。
パク・ウンソク 1985年1月20日生まれ 2010年ミュージカル『モンテ・クリスト』でデビュー。ミュージカル『ドラキュラ』、『ペスト』, 『レッドブック』など多彩な作品で主役を演じ、すぐれた歌唱力と情熱的な演技で賞賛されている。『ダーウィン・ヤングの悪の起源』では、ダーウィンの父であると同時に、ベールに包まれた真実のカギを握っているニース役を熱演、少年時代の演技も絶賛された。
ミュージカル作品に、2018年『ダーウィン・ヤングの悪の起源』ニース役、『インタビュー』ユジン・キム役、『レッドブック』ブラウン役。2017年『スカーレット・レター』チーリング・ワース役、『スモーク』超役。2016年『三銃士』アトス役、『ドラキュラ』ドラキュラ役。2015年『SEE WHAT I WANNA SEE』モリート/夫/会計士役、『皇太子の行方不明事件>王役、『ドリームガールズ』 ジェームズ役など多数。チェ・ジョンス 1975年10月13日生まれ ソウル芸術団団員 2002年にソウル芸術団入団。ベテランの専属俳優として活躍、ダンサー、俳優の両方で多様な作品で光を放っている。ソウル芸術団作品以外にも最近はストレートプレイ『オイディプス』、『二十日鼠と人間』などの話題作に出演している。『ダーウィン・ヤングの悪の起源』では、ダーウィンの祖父、ニースの父であるランナー役を演じた。
ソウル芸術団での主な作品は、2019年『それでも蝶は舞う』シム・トクチュル役、『神と共に Part2』ヘ・ウォンメク役。2018年『神と共に Part1』、『国境の南』など多数。ストレートプレイに、2019年『オイディプス』神官役、2018年『二十日鼠と人間』キャンディ/カールソン役などがある。
ゲスト写真提供:ソウル芸術団
この記事は公演主催者からの情報提供によりおけぴネットが作成しました