馬場良馬さん主演、空中分解した劇団メンバーたちの再会を描く舞台『
古~inishie~』がシアターサンモールにて7月24日(水)から8月4日(日)まで上演されます。
10周年記年公演を目前にして、活動にピリオドを打った劇団『タイムストリップ』。かつて共に青春の情熱を舞台にぶつけたメンバーたちが5年ぶりに集まったのは、座長の家族が営むスナック「古~inishie~」の物置に眠る思い出の品々を整理するためだった。それぞれの道を歩き始めている彼らの思い出話のなかから浮かび上がってくるものとは…?
(稽古場より)
劇団『タイムストリップ』元座員、主演男優・板垣翔役の馬場良馬さん
かつての看板俳優で、いまは政治家の秘書になった主人公を演じるのは、シアターサンモール初主演の馬場良馬さん(「特命戦隊ゴーバスターズ」「弱虫ペダル」など)。
このほか劇団の座長役を演じる西ノ園達大さん、家業の不動産屋を継いだ元劇団員役の上杉輝さん(TOKYO流星群)、座長の妹でスナックのママ役の木野村温子さんに加え、水瀬慧人さん、宮下貴浩さん、瀬尾タクヤさん、小野寺ずるさん、栗生みなさん(劇団6番シード)、沖なつ芽さんがご出演。
(写真左から)宮下貴浩さん、瀬尾タクヤさん、西ノ園達大さん、馬場良馬さん
脚本は池谷雅夫さん(『画狂人北斎』)、演出は私オムさん(『蛇の亜種』)。プロデュースはこれまで『手紙』『画狂人北斎』『バクステ!!』などを手がけてきたNo4(エヌオーフォー)です。
公演初日に向けて、プロデューサーの難波利幸さんよりメッセージが届きました。
【難波利幸さんメッセージ】 『古‐inishie‐』という作品の企画を思いついたのは2年前に高校の同窓会に行ったことがキッカケでした。当然昔話に花が咲いたわけですが、その時の2次会、3次会でお酒が入ってきた時に面白いもので会話が段々とハードな内容になっていきました。(笑)
仲がいいからこそ昔の言わなくていいことを言い合うこととなり、お酒が言わす争いやら仲直りやら涙やら…。
さて、劇団『タイムストリップ』は2005年に旗揚げ。座長の経営するスナック『古‐inishie‐』が事務所兼倉庫になっていた。9年間の劇団公演を経て10周年記念公演を迎えようとしていた矢先にその公演は頓挫する。そのせいで劇団は2014年に空中分解。その後スナック『古‐inishie‐』が立ち退きになることとなり、解散状態から5年が経った2019年、荷物を整理しようと座長はかつての劇団員に連絡を取る。そこに集まってきた数人の劇団員たち。さぁ、この劇団同窓会にはどんな展開が待っているのでしょうか。
人間の純粋さ、滑稽さ、必死であるが故のくだらなさ。ご期待ください! 「思い出の熱い涙は歪な過去の帳尻合わせ」(ケオン・イナム)
チラシに記載されたこの名言(?)の真の意味とは? 懐かしくも胸かき乱される過去、そして現在を生きる登場人物たちの人間ドラマ。いよいよ開幕です!
写真提供:No4
記事作成:おけぴネット 監修:おけぴ管理人