【公演NEWS】舞台『鋼の錬金術師』が大阪・新歌舞伎座にて開幕!



舞台『鋼の錬金術師』が大阪・新歌舞伎座にて開幕!
ゲネプロの舞台写真およびオフィシャルコメントが届きました。


荒川弘が描くダークファンタジーコミックの金字塔、満を持して舞台化決定!
原作は2001年より2010年まで、月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス刊)にて連載された荒川弘の代表作「鋼の錬金術師」。『ハガレン』の愛称で親しまれる本作が連載20周年を迎えた際に「鋼の錬金術師」の新たな展開として舞台化が決定。生身の人間が目の前で繰り広げる芝居、心を揺さぶる歌と音楽、世界観にこだわり舞台ならではの技法を用いた演出。劇場という空間で、「鋼の錬金術師」の新たな扉が開く。

あらすじ
「鋼の錬金術師」
錬金術の盛んな国家・アメストリスに、そう呼ばれる国家錬金術師がいた。彼の名はエドワード・エルリック。史上最年少で難関
の資格を得た天才錬金術師は、かつて最愛の亡き母を生き返らせるために、弟のアルフォンスと「人体錬成」という禁忌を犯して
いた。代償としてエドワードは左足と右腕を、アルフォンスは肉体の全てを失いからっぽの鎧に魂を宿す。絶望の淵に立たされた
兄弟だが、失った身体を取り戻すことを決意する。
手がかりとして、莫大な力を持ち錬金術の基本原則を無視した錬成が可能になるとされる「賢者の石」を探し求め、兄弟はすべて
を取り戻す旅を始める―。


キャスト、演出の石丸さち子さんからのコメントが届きました。舞台写真とあわせてご紹介いたします。




エドワード・エルリック 役:一色洋平

「エドの明るさを、彼の“強さ”からくるものにしてほしい」「沢山“回り道”をして、エドに辿り着こう」稽古の終盤に、脚本・演出の石丸さち子さんから頂いた、今では御守りにしている言葉たちです。舞台ハガレン世界初演へ向け、一年かけてこのチームの中で創らせてもらった一色エド。自信持たなきゃ嘘でしょう。いざ、出発です。

演劇は「総合芸術」と言われますが、その「総合」には、客席に座られる「あなた」が含まれます。むしろそれが最後のピースなのです。それだけは揺らぎません。劇場で待ち合わせましょう。そしてご一緒に、アメストリス中を大冒険しましょう。旅へのご参加、
チーム全員で心の底よりお待ち致しております。


エドワード・エルリック 役:廣野凌大

稽古の段階から、邪気を消せ、邪気を消せと言われてきました。
今になって最初の稽古動画を見返したら邪気に塗れていたので、エドワード・エルリックという人間に100万回土下座をしました。邪気はもうありません。やるだけです。

冗談はさておき、僕が、こんなにも演劇というものに素直に向き合っているのは初めてのような気がしています。この素敵な作品が皆様に届きますよう、そして、なによりも皆様と一緒に旅ができるよう、座組一同願っています。ぜひ「鋼の錬金術師」の世界を一緒に生きてください。よろしくお願いします。


アルフォンス・エルリック役:眞嶋秀斗

ふとした時に誰かが声をかけてくれる、世代が違ってもみんなで笑い合えるカンパニーで、ひとつのホームのようだなと感じています。エドワードを演じる(一色)洋平さんと(廣野)凌大くんの希望に満ちた力強さに、役としても俳優としてもいつも助けられました。アルフォンスのスーツアクターの(桜田)航成さんと、気持ちを一つにして挑みます。

生の呼吸、生の演奏、そして劇場に広がる様々な景色を皆さまと一緒に感じられるんだと思うと、ワクワクが止まりません。心が先に走り出しているような気持ちです。大人の方にも、エドワードと同じくらいの年の子どもたちにも、この舞台が届くことを願っています。




ウィンリィ・ロックベル役:岡部 麟(AKB48)

様々な作品を生きてきた方たちに囲まれながら過ごしたこの期間はとても刺激的でした!稽古初日の本読みから、もうそこに、たくさんのキャラクターが存在していたキャラクターがたくさんいたので、あの日からどれだけ進化しているのか...私自身も楽しみです!石丸さんに与えられた課題に真摯に向き合いました。稽古期間中、労い、讃え合いの意味で稽古期間中、自分たちに向けてみんなで何度か拍手をしました!石丸さんに与えられた課題に真摯に向き合い、開幕直前の今は、みんなで稽古期間を乗り越えたことにてホッとしたり、早く幕が上がらないかと胸がときめいています!


ロイ・マスタング 役(Wキャスト):蒼木 陣

『言葉の持つ力と可能性』『人が生身の身体を使い演じる演劇の面白さ』脚本・演出の石丸さち子さんと過ごす中で感じたものです。これからの役者人生の中で成長して恩返ししたいと思える出会いとなりました。座組、役、作品、全ての出会いに感謝して。今作が皆様のお心に残るものとなりますように。


ロイ・マスタング 役(Wキャスト):和田琢磨

脚本・演出の石丸さち子さんを先頭に約2ヶ月間の稽古が終わり、ようやくここから舞台『鋼の錬金術師』の旅が始まります。大阪公演ではロイ・マスタングは蒼木 陣さんにお任せし、私は東京公演からの参戦となりますが、大阪で創り上げた熱量を充分に感じてしっかり努めたいと思います。多くの方に愛されているエルリック兄弟の物語、ハガレンの世界観にどっぷり浸かり、観客の皆様とこの旅を楽しめたらと思います。どうか千穐楽まで見届けて頂けたら幸いです。
※東京公演から出演いたします。




アレックス・ルイ・アームストロング 役:吉田メタル

いや〜長かった(笑)
芝居全部の当たりをつけたのがもうかなり昔のことのよう。でもその分、寝かせて熟成させた仕上がりになってるはず!?兎にも角にもようやくここまで来ました。あとはみんなで楽しむで!

そんなこんなで長い稽古期間。稽古の中身はもちろんのこと、長いこと舞台をやっているおいらでも経験したことのないことがいろいろ起こり、その都度みんなで乗り越えました。そんなみんなで築き上げた"愛と生命と絆と筋肉(?)の物語"。引き続き、お客さんも巻き込んでの"一は全、全は一"で頑張りまっする!みなさんのお口に合いますように


ティム・マルコー/ナンバー48(兄・声)/イシュヴァールの老人 役:阿部 裕

普段の芝居の約2倍の稽古期間を費やして作り上げて来ましたが、率直な所、まだまだ稽古したい!そう思えるのが不思議に思っています。それ程この作品の抱える本質が、深い物だという事なのだと思います。何処まで深く抉る事が出来るか?最後まで若者達と足掻き続けたいと思います。

「鋼の錬金術師」の1つのテーマでもある"旅"に出てから2ヶ月が経ちました。この間、怒涛の日々を過ごし、諦めない演出家の元、正しくmanpowerで物語を紡いで参りました。さて、ここからは照明が入り、映像が入り、音響、生バンド演奏と全てを集結しての仕上げ作業です…どんな新たなる旅になるのか、私自身、楽しみで仕方ありません。皆さん、愛や憎しみ、夢や欲望といった人間の本質を鋭く抉る"旅"に、3月8日、一緒に旅立ちましょう!


ショウ・タッカー役:大石継太

年明けから季節一つ越える2ヶ月という稽古期間。トップギアで走り続け、闘い続けたチームハガレンのエネルギーは素晴らしい実を結び、笑顔で初日を迎えます。必ず。

本にはない、アニメにはない、生の役者の身体表現や言葉は、驚くほどお客様の心に届くと思います。



キング・ブラッドレイ 役:辰巳琢郎

真冬なのに、大変熱い稽古場でした。その中でも、二ヶ月間トップギアで走り続けたのが、石丸さち子さん。キャスト、スタッフ一同、ついて行くのに必死でした。彼女の演出は、まさに錬金術そのもの。みるみる一つ一つのシーンが立ち上がっていく様は、官能的ですらありました。見てるだけでこんなに楽しい稽古は、長い役者人生でも初めてのこと。この歳になって、演劇というものの新しい魅力を発見した思いです。

お客様へのお願いは一つだけ。
この舞台『鋼の錬金術師』は、漫画原作をベースにしていることをご理解ください。アニメとも、映画とも違うところがあるかもしれません。でも、ここまで原作をリスペクトした舞台化は、なかなかないはず。先入観抜きに、お楽しみいただければ有難いです。


脚本・演出:石丸さち子

(一色さんのエド、廣野さんのエド、それぞれの魅力について)
舞台『鋼の錬金術師』開幕とともに、二人のエドワード・エルリックが誕生します。
小さめの体いっぱいに詰め込んだ弟への大きな愛、世界を切り拓く勇気や洞察力を、長い
稽古の時間でそれぞれに育ててきました。
一色エドは、高い身体能力に強靭な愛、振れ幅の大きな感情が見る者の心を動かし、廣野
エドは、しなやかな獣のように自由で勇敢、柔らかな愛の深さが魅力です。
両者とも、生き生きと旅をし、爽やかな感動を呼んでくれると確信しています。

たくさんの方に愛されてきた名シーンや名台詞に、俳優たちが命を吹き込みました。ハガレンの描く命の重さ、ハガレンならではの軽妙な笑い、どちらもたっぷり詰め込んで。演劇ならではの創意工夫と美学を、ライブで演奏される音楽が彩ります。原作の持つ揺るがない魅力とともに、今この瞬間にしか味わえない演劇ならではの生の魅力を楽しんで頂けたら!
次々と展開される風景に驚き目を見張る時間、心揺さぶる少年の成長の旅に、是非同伴し
てください。汽笛の合図で旅が始まりました。ご来場お待ちしております。



本作は、2023年3月8日(水)~12日(日) 大阪・新歌舞伎座にて、
3月17日(金)~26日(日) 東京・日本青年館ホールにて上演いたします。

さらにDMM TV にて、3月12日(日)17:00 大阪千秋楽公演、3月26日(日)17:00 東京大千秋楽公演のライブ配信・アーカイブ配信を実施いたします。


こちらも併せて!
舞台『鋼の錬金術師』、石丸さち子さん(脚本・演出)、阿部裕さん、大石継太さんインタビュー



舞台『鋼の錬金術師』
2023年3月8日(水)~3月12日(日) 新歌舞伎座
2023年3月17日(金)~3月26日(日) 日本青年館ホール

原作 荒川 弘(掲載「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
脚本・演出 石丸さち子
音楽監督 森 大輔
作詞 石丸さち子 作曲 森 大輔

出演
エドワード・エルリック 役:一色洋平/廣野凌大(Wキャスト)
アルフォンス・エルリック 役:眞嶋秀斗
ウィンリィ・ロックベル 役:岡部 麟(AKB48)
ロイ・マスタング 役:蒼木 陣/和田琢磨(Wキャスト)
リザ・ホークアイ 役:佃井皆美
アレックス・ルイ・アームストロング 役:吉田メタル
マース・ヒューズ 役:岡本悠紀
ジャン・ハボック/ナンバー66(声) 役:君沢ユウキ
デニー・ブロッシュ/乗客/真理/イシュヴァールの少年 役:原嶋元久
マリア・ロス/乗客/イシュヴァールの民/パニーニャ 役:瑞生桜子
ティム・マルコー/ナンバー48(兄・声)/イシュヴァールの老人 役:阿部 裕
ショウ・タッカー/ドミニク・レコルト 役:大石継太
イズミ・カーティス/トリシャ・エルリック 役:小野妃香里
ラスト 役:沙央くらま
エンヴィー 役:平松來馬
グラトニー/乗客/ナンバー48(弟・声) 役:草野大成
傷の男(スカー) 役: 星 智也
ゾルフ・J・キンブリー/リドル・レコルト 役:鈴木勝吾
ピナコ・ロックベル乗客/街人/イシュヴァールの民 役:久下恵美
グレイシア・ヒューズ/乗客/街人/イシュヴァールの民/サテラ・レコルト 役:斉藤瑞季
ニーナ・タッカーエリシア・ヒューズ(声)/イシュヴァールの民役:小川向日葵/尻引結馨(Wキャスト)
キング・ブラッドレイ 役:辰巳琢郎
真鍋恭輔 辻 大樹 田嶋悠理 三小田芳樹 榮 桃太郎 丸山雄也 島田隆誠 近藤 茶
スーツアクター アルフォンス・エルリック 役:桜田航成
バンドメンバー Band Master & Key.:森大輔 Gt.:オオニシユウスケ Ba.:熊代崇人 Dr.:守真人

公式HP:https://stage-hagaren.jp/

©荒川弘/SQUARE ENIX・舞台「鋼の錬金術師」製作委員会
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました

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