【公演ニュース】寺山修司生誕80年 音楽劇『レミング』舞台写真が届きました

祝開幕!
寺山修司×松本雄吉(維新派)の傑作舞台がキャストも新たにスケールアップ!
溝端淳平さんと柄本時生さんが変拍子のリズムにのり、
霧矢大夢さんがタンゴを艶やかに踊り、
麿 赤兒さんが母親役を怪演!
早速届いた舞台写真をお届けいたします。


向かって左から溝端淳平さん、霧矢大夢さん、柄本時生さん


向かって右から溝端淳平さん、左が麿赤兒さん


向かって右から霧矢大夢さん、溝端淳平さん、柄本時生さん、麿赤兒さん

寺山世界の過去と未来、広く壮大な夢と母子の寵愛、
そういうものの入り組んだ世界を堪能していただきたいと思います

(麿 赤兒さん初日コメントより)


2013年、寺山修司没後30年・パルコ劇場40周年を記念して「維新派」松本雄吉さんの演出で上演された音楽劇『レミング ~世界の涯まで連れてって~』が、新たなキャストを得て再演!



溝端淳平さん、柄本時生さん、霧矢大夢さん、麿 赤兒さん
豪華キャストがみせる寺山修司の世界!


溝端淳平さん柄本時生さん霧矢大夢さん麿 赤兒さんのほか、オーディションで選ばれた複数の役を兼ねる17名の精鋭キャストも決定した音楽劇『レミング』より、公演のお知らせが届きました。


<公演資料より>

『レミング』は、詩人、劇作家、演出家、映画監督であった寺山修司(1935-1983年)が主宰した《演劇実験室◎天井棧敷》の最終公演として上演された。現代社会の抱える問題や若者の内面を、寺山らしいシュールなイメージの連鎖と台詞の響きで挑戦的に表現しています。
 2013年の舞台では、1979年発表され、様々なバージョンが存在する『レミング』を松本雄吉と《少年王者舘》の天野天街が上演台本化。
《維新派》の演出家として、壮大な野外劇を得意とし、言葉を解体し変拍子のリズムに乗せて再構築する「ヂャンヂャン☆オペラ」という独特の表現を特徴とする松本雄吉が、『レミング』に新解釈で挑み、演劇の可能性に挑戦した壮大な作品で、観客を虜にしました。
今回はその大好評を博した初演の再現に留まらず、松本と天野の強力なタッグにより、新たな上演台本・演出に加え、新キャストならではの、さらに深化した『レミング』」へと生まれ変わります。
スタッフ陣は《維新派》公演でも松本雄吉の創作を支える国際的にも活躍するクリエイター。美術の林田裕至は、近年の三池崇史監督作品のほとんどの美術を手がけており、音楽の内橋和久はベルリンを拠点に活躍中のギタリスト・作曲家で、「維新派」の舞台同様、『レミング』でも全ての楽曲を作曲する他、生演奏で舞台に参加します。
2013年度演劇界の大きな収穫に数えられた『レミング~世界の涯まで連れてって~』。
より相応しい空間で、より完成度を上げて、再登場します。








2013年初演時には八嶋智人さん、片桐仁さん、常盤貴子さん、松重豊さんが演じた、テラヤマ・ワールドの住人たち

今回もまた魅力的なキャストが集まりました!

突然、部屋の仕切り壁が消えてしまったアパートに住むコック見習い・タロ役に、蜷川幸雄演出『ヴェローナの二紳士』から続いて舞台作品出演の【溝端淳平さん】。

、同じくコック見習いのジロ役に独特の存在感で舞台・映像にひっぱりだこの【柄本時生さん】。

なぜかアパートの畳の下(!)に住んでいるタロの母親役【麿赤児さん】(ド迫力母ちゃん!)、そして謎の“大女優”影山影子役に『ラ・マンチャの男』製作発表会でもいきいきとした表情を見せてくれた【霧矢大夢さん】(過去の影にとらわれた女優役、歌唱シーンも楽しみです♪)。

その他、オーディションで選ばれ、テラヤマ・ワールドを体現するアンサンブルキャストにもぜひご注目を!

ラ・カージュ・オ・フォールでジェイコブ役(メイドさん♪)を好演した花井貴佑介さん、劇団四季退団後も各方面でご活躍の奈良坂潤紀さん、フジテレビのリアリティ番組『テラスハウス』で人気を博した(王子♪)岩永徹也さん、映画「バッシング」等でその演技力が絶賛されている占部房子さん、個性派シンガーソングライターの青葉市子さん、ホラードラマ「トリハダ5」での怪演が話題になった笹野鈴々音さん、蜷川作品常連の浅場万矢さん、「ミスマガジン2011」で注目されCM等でも活躍の秋月三佳さん、ニットキャップシアターを主宰するごまのはえさん、あさの@しょーいち堂で関西小劇場界で活躍する浅野彰一さんなど、など、など…! これはまさに精鋭メンバー!

音楽を手がける内橋和久さん自身による生演奏林田裕至さん(『爆裂都市 BURST CITY』から『寄生獣』まで映画美術の巨匠!)の美術など、「維新派」と同じ顔ぶれによるスタッフワークもあわせ、リニューアル&バージョンアップして上演される音楽劇『レミング ~世界の涯まで連れてって~』

寺山修司×「維新派」・松本雄吉…ふたたびの邂逅をお見逃しなく!



【公演情報】
寺山修司生誕80年
音楽劇『レミング~世界の涯まで連れてって~』
【作】寺山修司 【演出】松本雄吉(維新派主宰)
【上演台本】松本雄吉/天野天街(少年王者舘主宰)
【出演】 溝端淳平 柄本時生/霧矢大夢/麿 赤兒
花井貴佑介/廻飛呂男/浅野彰一/柳内佑介/金子仁司/ごまのはえ/
奈良坂潤紀/岩永徹也/奈良京蔵
占部房子/青葉市子
金子紗里/髙安智実/笹野鈴々音/山口惠子/浅場万矢/秋月三佳

東京公演
公演日程=2015年12月6日(日)~12月20日(日)
会  場=東京芸術劇場 プレイハウス

地方公演予定
北九州芸術劇場(福岡)2015年12月26日(土) 15:00開演/27日(日) 13:00開演
愛知芸術劇場(名古屋)2016年1月8日(金) 13:00開演    
森ノ宮ピロティホール(大阪)2016年1月16日(土)~17日(日)

<寺山修司(てらやま・しゅうじ)>
1935年青森生まれ。詩人、劇作家、演出家、映画監督。67年「演劇実験室◎天井棧敷」を設立。世界屈指の前衛劇団として国際的に活躍。代表的舞台に『毛皮のマリー』『奴婢訓』『レミング』。映画監督としても『書を捨てよ町へ出よう』『田園に死す』の他、実験映画も次々に発表。83年、47歳で急逝。寺山の死を境に、日本の前衛演劇は終焉したと言われている。パルコ劇場では、77年『中国の不思議な役人』、79年『青ひげ公の城』を自身の作・演出で上演。劇場の歴史を語る上で欠かせない伝説的な公演となった。没後も追悼公演として83年『青森県のせむし男』を上演。『毛皮のマリー』は美輪明宏レパートリーとして繰り返し上演し、観客を魅了し続けている。パルコ劇場開場30周年である2003年には、三上博史主演で『青ひげ公の城』を、2009年には白井晃演出、平幹二朗主演で『中国の不思議な役人』を上演し好評を博した。2013年は、寺山修司没後30年として、演劇、映画、展覧会、出版、放送など多数開催された。、

<松本雄吉(まつもと・ゆうきち)>
1970年に大阪で「日本維新派」(87年に維新派と改名)を結成し、1974年以降の全ての作品で脚本・演出を手掛ける。維新派は、主宰の松本を軸として常に「演劇」という枠では語りきれない演劇的活動を続けてきたことで知られる集団。野外に自らの手で建築する劇場、数々の映画の美術監督として知られる林田裕至による圧倒的な美術、「ヂャンヂャン☆オペラ」と名付けた関西弁のイントネーションを生かしたケチャ音楽のような台詞、インプロヴィゼーションユニット「アルタード・ステイツ」を率いて世界でも評価の高い内橋和久の音楽という、すべての要素をディレクションした前衛的な総合芸術として作品を発表している。
1996年大阪府舞台芸術奨励賞、1999年大阪府舞台芸術賞、2002年朝日舞台芸術賞、2004年読売演劇大賞優秀演出家賞、2008年朝日舞台芸術賞 アーティスト賞、2008年芸術選奨文部科学大臣賞、2011年紫綬褒章、2013年大阪市市民表彰を受賞した。

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