ぎらぎらとした太陽が照りつけるなか向かった先は…都内某所、瀟洒な建物。
入り口でパタパタしているのは…もしや
会場のそこここにガーリック!ガーリック!
十字架…
オルガンの音色に誘われるように、迷い込んできたのは、ひとりの老教授
アブロンシウス教授(石川禅さん)
彼を追ってきたのは助手のアルフレート
「プロフェッサー!!」にぎやかに登場のアルフレート(平方元基さん)
クールに登場のアルフレート(良知真次さん)
そこに麗しき美女が加わり…
写真左)サラ(神田沙也加さん)
写真右)サラ(舞羽美海さん)
さぁ、お待たせいたしました!最後にお迎えするのはこの方です!!
準備万端!
さっそうと登場、ご存じクロロック伯爵(山口祐一郎さん)
平方アルフレートと石川アプロンシウスの攻撃に
なんと会場にも十字架!!
という小芝居仕立てのキャスト登場に沸く会場、そう、この日は
『ダンス・オブ・ヴァンパイア』製作発表!
新コスチュームでの登場です
これまでにも
【公演ニュース】にて作品魅力解説をしてまいりましたが、この会見ではなんといってもみなさま衣裳を身につけての登場!!これはとても貴重なお姿です。
-ものがたり-
ヴァンパイアの故郷として知られる極寒のトランシルヴァニア。 村人たちが「ガーリック、ガーリック」と奇妙な歌で大騒ぎする宿屋に、吹雪に凍りつき気絶した老教授アブロンシウスを抱えた若き助手のアルフレートが転がり込んでくる。 彼らはヴァンパイア研究の旅の途中。
宿屋の主シャガールと女房のレベッカの介抱を受け、滞在することとなった旅人二人。 かなりエキセントリックな教授とは対照的に、助手のアルフレートは気が小さく臆病な青年。 しかし、こと恋愛となると真っしぐら! 宿屋の娘サラに一目惚れ! サラもまんざらではない様子で思わせぶりな態度をとる。 しかし、もうひとり彼女を求める存在がいた-ヴァンパイアのクロロック伯爵-。
寂寞としたオーラを放ちながらサラに近づき、自らの居城へ誘う…。
ここからはおけぴツボレポ!をお届けします。【会見で明かされた真実…】
アルフレート役について
「前回、大阪公演を見に行った際に
浦井健治さんにも山崎育三郎くんにも“絶対この役似合うと思うんだよね”と言われ、山田さんからも“君にぴったりだ!”と言われました。その予想をさらに越えられるように頑張ります」
すると!!
「
僕も浦井くんに“良知くんにぴったりだよ”言われたんですよ。あれ?みんなに言ってる?!(笑)」
浦井さんを擁護するわけではありませんが(笑)、おっしゃる通りおふたりともぴったりです!!ちなみに良知さんは堂本光一さん主演の「MILLENNIUM SHOCK」以来、15年ぶりの帝国劇場の舞台。
「帝国劇場はものすごく思い入れのある劇場です。オーディションを受けてこの機会をいただき、この作品で再び帝国劇場の舞台に立てることを役者としても幸せに思います」(良知さん)
【山口クロロック伯爵の魅力】
「お会いしただけで圧倒されるようなオーラ、私自身があらがえないほど素敵な伯爵さまなので、頑張って気を確かに持って演じようと思います」(神田さん)
「大きな包容力、本当に包み込むような優しさを感じて思い切り飛び込みたい!純粋にサラとして伯爵についていきたいと思いました」(舞羽さん)
それを受けて
「今日まで生きてきてよかったなと思います」(山口さん)
つづいては、事前に一般オーディエンスのみなさまから集めたたくさんの質問から選ばれた、作品、そして劇中の人気ナンバーに絡んだ内容です!!しかしながら、その答えは意外にも…TdVカンパニーを語るキーワードは“食”と“リフレッシュ”でしょうか?!
【みなさんの“抑えがたき欲望”】
「プリンは譲らない」山田和也さん(演出)
(おおっ、これは誰かと…)「卵焼きは甘いのがいいな」山口さん
「睡眠欲。髪を乾かしながらうつらうつらしてしまうほど」神田さん
「ここぞというときの一人焼肉」舞羽さん
「旅行、遠出するのを抑えられません。最近は沼津へ行きました」平方さん
「温泉欲。温泉が好きすぎて温泉ソムリエの資格を取得!」良知さん
「まるごと緑茶でつくる大人の味のティーオーレ。今日も持ってきています。ちなみに真次くんとは大阪の某温泉で一回会いました」石川さん
「あ、お会いしましたね!!」
【もし朝起きてヴァンパイアになっていたら】
「キャーーー!!ですよね」と突然の絶叫
「まずは一回叫ぶよね、きっと」(平方さん)
「そうだよね」(神田さん)
あまりの絶叫にうなだれる石川さん。
「昼間は何もできないヴァンパイア、教会で、ニンニクいっぱいの中、みなさまにお会いできてうれしいです。
…僕にとってとても過ごしやすい場所です(笑)」(山口さん)
陽の高いうちから、楽しいひと時をありがとうございました!
11月の本番がとっても楽しみです♪
クロロック伯爵のこのマントが翻る日が待ち遠しいっ!!
おけぴ取材班:chiaki(文・撮影) 監修:おけぴ管理人