オープニングに魅了されるミュージカルにはずれなし!
短いアナウンスの後、あの有名なチャッチャッチャッチャラッチャラッチャッチャ♪
という軽快な金管の旋律で幕が上がり、群舞ドーン!
この時点ですでに心鷲掴み!
映画史上最高のダンス・キング&クイーン、
フレッド・アステアとジンジャー・ロジャース、世界一ロマンティックなデュエットダンスが、
英国で"当代一のベストキャスト"と謳われた美男美女コンビで蘇りました!
アラン・バーキット(左)&シャーロット・グーチ(右)
舞台版初演は2011年英国。
国内ツアーを経て2012年ウエストエンドで開幕し、2013年の英国ローレンス・オリヴィエ賞で、
最優秀新作ミュージカル作品賞、振付賞、衣装デザイン賞の3部門を受賞!
現代的なセンスと古き良き時代の空気を併せ持つロマンティックミュージカル『TOP HAT』来日公演ついに開幕です!
お話は、ミュージカルスターとモデルの、セレブでエレガントな“すれ違い系ラブコメディ”で、出会い恋に落ち…
そんなラブストーリーが極上音楽とダンスで繰り広げられます♪
見所はなんといってもダンス!タップ!
早速魅了されてきた方たちの感想をご紹介いたしましょう!
とにかく感激!久方ぶりにお腹の底から笑い、すれ違いにジリジリ。
あっという間の一時でした。ゴージャスなミュージカル全盛期の作品に、イギリスらしい演出がチラホラ。
あの歌この歌知ってる♪ハミングできる♪ダンス最高!
執事さんのイギリス人ぽさと惚けた演技が躍動のなかにいぶし銀の笑いをよんでました。
全員主役の最高のエンタメでした。
スペシャルアンコールではまるで小さな劇場で観劇しているかのようなおもてなしでした。
主演カップルがとにかく素敵でした。周りを固める俳優さんたちも軽妙で、
すれ違いがリズミカルに表現されていました。笑いどころが沢山でした!!
映画、グリーンマイルで印象に残っていたcheek to cheekが聞けて、良かったです♪
帰りに思わず、Heaven,I'm in heaven~♪と歌ってしまいそうでした!!
ダンス、特にタップダンスが耳に心地よく一緒に踊っているような気分で観られる舞台でした!
幕が上がって一糸乱れぬタップからひきつけられました。
ダンスばかりでなく歌も素晴らしかったですし、笑いも満載でした。
客席も終始リラックスしていました。そして何と言っても二人のデュエットダンス。
ため息が出るほど美しいのに素晴らしく上手い。このダンス見るためならリピートもありと思えます。
クラシカルな雰囲気にピッタリの二人でした。
観劇前に映画版を見ていかなかったことを後悔しました。
ストーリー入れておけば、もっと楽しめた感じがします。
会話になってしまうと、字幕追わないとストーリーが抜けてしまったり、
字幕に気を取られ見逃してしまったシーンとかダンスとかもあったように思います。
映画見たあともう一度劇場に行きたいです。
素晴らしかった!楽しく華麗で軽やか。こんなタップ観たことない。
分かりやすいストーリー。笑えて、ハッピーエンド。幸せな気分になって帰れます。
フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャースに負けない素晴らしいダンス。
軽やかでエレガント。往年の古き良き時代のものだけど、
今このような舞台はなかなか観られません。これこそ最高のエンターテイメント。
今度は2階からフォーメーションも観たいです。
映画で見ていたトップハットがどのような舞台になるのか、
見る前からワクワクしていましたが、前奏でさらにその期待感が高まりました。
前奏があったり、筋立てや登場人物など、オペレッタの名残が見られる古き佳き作品です。
そして、幕開きでいきなり「プッティング・オン・ザ・リッツ」のタップダンス!
これで一気にテンションが上がりました。この作品の見どころは何といっても、
フレッド・アステア風のダンス&タップです。
最近はタップダンスというとストリート系のものばかりなので、あのように優雅なタップを生で久々に見られて、感激しました。
オーケストラの生演奏というのも贅沢ですね。最後は客席下りなど、
日本だけの特別のカーテンコールがあったり、始めから終わりまで最高に楽しい舞台でした。
英語は全くわからない私は不安でいっぱいでしたが、始まったら、そんなのはふっとびました。
字幕がでるし、とにかく音楽もダンスも歌も最高!
「心がおどる」っていうのはこういうことなんだと実感しました。
カーテンコールの客席おりが豪華!
まるでロンドン、ウエストエンドの劇場そのままの舞台が日本で見られる幸せ!
生オーケストラが名曲、「頬よせて」のイントロを奏で始めると物語の世界にあっという間に引き込まれる。
幕が開けば圧巻のタップダンスで華やかなスタート。主演のジェリー・トラヴァース役、
アラン・バーキットのまさにフレッド・アステアを彷彿とさせるタップ。
美貌に美声、キレのあるダンス、芝居心、とすべてを兼ね備え圧倒的な存在感だ。
相手役のディル・トレモント役、シャーロット・グーチも美しく優れたダンサー。
2人のデュエットダンスは、エレガントでありながら迫力をもって舞台を縦横無尽に駆け巡る。
脇を固める役者人もそれぞれが実力派。小粋なラブコメディを盛り上げる。
素晴らしい舞台でした。オープニングの曲が流れた途端1930年代の雰囲気の中へ入り込み、
素敵な衣装に見とれ、特にDaleの衣装はダンスの動きに合わせて、
綺麗なラインを作り美しく見事でした。また歌と踊りはすごいの一言です。
只々聴き惚れ、舞台から目が離せませんでした。夢のような時間でした。
ラストのカーテンコールまで充分楽しませてもらいました。
200着を超えるエレガントな舞台衣裳!はどのシーンも見応え充分!
めまぐるしく変わる華やかな舞台美術も楽しい仕掛けがいろいろ!
空間の使い方が実にうまい!このシーンも見事!
舞台ならではのちょっとしたツボも満載で、例えばシーン転換間際のアンサンブルさんの小芝居など、
小粋なしぐさやセリフがいっぱい!発見すると思わず笑顔になってしまいますよ!
暗転し終わる直前までどうぞいろいろご注目下さい!
そして、なんとカーテンコールは【撮影OK】!
いいショットが撮れたら、あとはぜひ生で観て脳裏に焼き付けましょう!
二幕のキーマン・アルベルト(ファッションデザイナー)。
彼には幸せになってほしいな~
と思ってたらちょっとそんなことを感じる演出で救われました♪
撮影・文:おけぴ管理人