平将門の怨念に突き動かされるダークヒーロー・信長!
性別不詳の宗門のカリスマ・顕如!
それぞれの信念にもとづく熱い戦いを壮大なスケールで描く
舞台『Honganji』開幕レポートを、舞台写真&大阪公演を観劇した方の感激コメントとともにお届けいたします!
(♪文中赤字は寄せられた感想コメント)圧倒的な強さを誇る信長役に【陣内孝則さん】!
残酷さと、人を引き付ける不思議な魅力を同時に持つ信長像…貫禄です!
信長と対峙する顕如役に【水夏希さん】
性別不詳、慈愛に満ちた美しさ!!
小篠ゆまさんデザインの華麗な衣装に身を包んだ信長・顕如の対決、見逃せませんっ!
信長と顕如の運命と戦いを、虚実取り混ぜ描く本作。
バラエティ豊かなキャスト、それぞれがとっても魅力的!
演出を手がけるのは映像やパフォーマンスを取り入れた作品作りに定評あるウォーリー木下さん。
舞台いっぱいに広がる映像効果と殺陣、演技、そして笑い! のバランス、絶妙です♪
♪圧巻でした。映像技術を駆使した舞台展開に、いきなり最初から釘付けにされます。
ジェットコースターに乗っているような気分です。乗り物酔いされる方はお気をつけて!♪始まってすぐにもう物語に引き込まれ、最後まであっという間でした。
色々なジャンルのキャストがそれぞれの色で熱い芝居を見せてくれたし、話も面白い。映像も綺麗だし大迫力。♪演出が凄いです。
影像と演者の融合は素晴らしく、そんなに広くない舞台が一瞬にして変わる様は観る価値ありです。♪歴史劇でありながらも、フィクションの要素もあり、和でありながらも、和だけではない。「天魔」と「仏」の戦だけではなく、それぞれの思いが複雑に絡みあった作品です。
舞台美術も大きなセットはそれほどなく、プロジェクトマッピングで様々な場所を表現し、
そこにいる役者の存在感がセットの少なさを感じさせませんでした。写真左から:グァンスさん(下間仲世役)、水夏希さん、岸祐二さん(下間雷竜役)
♪顕如様の神々しさは、なんとも言えません!
そこに佇んでいるだけで、後光が見えるようでした。♪衣装がかっこよく、それぞれの役者さんにピッタリでした。
水さんの美しさは夏目雅子さんの三蔵法師を思いおこしました。
♪皆さん素晴らしかったのですが、特に水夏希さんの美しさには、(美しさのあまり)開いた口がしばらくふさがりませんでした。
豪華な衣装に負けないオーラが彼女にはある!
差し伸べた手を教如がすり抜けてしまった後のせつない表情に涙が出ました。♪顕如の存在感と美しさは圧巻でした。ただ立っているだけで美しく、絶対的なオーラがありました。怨霊となった平将門と信長の関係とは!?
【市川九團次さん】が圧倒的な存在感で、舞台をぐぐぐっと引き締めます!
♪映像を駆使した背景が美しく、展開がスピーディーで臨場感があります。
それぞれの登場人物が、皆主役とも思えてそれぞれに見せ場がありました。♪市川九團次さんの台詞! いいお声で心に響きます。
♪平将門がとても良いアクセントになっていて迫力ありました!♪色々なジャンルのキャストが集まっているけど全員がはまり役だと思ったし、とにかく熱い!
“金でしか動かない”戦国最強の鉄砲隊・雑賀衆。
諸星和己さんのガンアクション、キレキレ身体能力発揮の女性陣、しみじみ演技で泣かせる大橋吾郎さん、イケメンたちの笑い&シリアス演技…全てが見逃せないっ!
(写真左から:佐野和真さん、渡辺大輔さん、滝口幸広さん、諸星和己さん、尾花貴絵さん、大橋吾郎さん、蒼乃夕妃さん)
超新星グァンスさん&MYNAMEのセヨンさんは、日替わりダブルキャストでゲスト出演!(写真はグァンスさん)
僧侶たちを従えた(!)ダンスにアクション、眼福です♪
宣教師ルイス・フロイスを演じるのは植本潤さん(花組芝居)。
水さんとのやりとり、不思議な緊張感が漂います♪
♪主役級の多種多様なキャストが沢山で、皆さんが魅せてくれます。
陣内さんの存在感、水さんの凛とした美しさ、九團次さんの場を支配する力、諸星さんの昔と変わらない華、空気をサッと変える植本さん、岸さんの素敵な声。
派手な映像と音で楽しみ 、戦国ものには珍しい意外な結末に驚きました。♪ダンサー揃えてますね。身体能力を存分に見せつけられる演出も楽しませてもらいました。♪いろんなジャンルの方が出演されていて、すごく贅沢な舞台だと思いました。「ごちゃ混ぜ」な感じが面白い!このほか、写真ではご紹介できませんでしたが、明智光秀役のウダタカキさん、羽柴秀吉役の瀬下尚人さん、森蘭丸役の姜暢雄さんなど、多彩なキャストが歴史上の人物を個性豊かに演じます。
信長側の忍びを演じる板倉チヒロさんの身のこなし、足利義昭役の木下政治さんのコミカルな演技など見どころいっぱい!
倉持明日香さん、蒼乃夕妃さんら女性キャストのかっこいいアクション&殺陣にもどうぞご注目ください。
♪ウォーリー木下さんらしいデジタルなプロジェクションマッピングとアナログな黒子を多用した演出が面白かったです。
オープニングがアニメやドラマのような演出で非常に格好良く、これだけでもまた見たいと思いました。♪舞台全体に映し出される映像と音楽が迫力満点でかっこいい!
プロジェクションマッピングを使った場面転換や歌舞伎っぽい演出など見応え抜群でとても楽しかったです。
全く予習なしでの観劇でしたが歴史に詳しくない私でもついていけました。面白かった。♪映像が非常に効果的で、音と相まって舞台を盛り上げており、正に「スペクタクル」って感じでした。歌舞伎っぽい演出もあり面白かったです。
登場人物それぞれにストーリーがあり、最後は上手く冒頭につながっていて「そうくるのか」と思いました。♪非常に見ごたえのある舞台でした。いろんな「創作」のある将門と信長にまたひとつエピソードが加わった感じ。♪織田信長を突き動かす野心が何であるのか、とても丁寧に描かれていて、分かりやすかったです。
敵対関係にある信長と顕如ですが、戦国の世でなければ互いに惹かれ合う気持ちに正直に生きられたのではないかと思いました。
信長を憑き(つき)動かすものは、いったいなんなのか?
顕如が信じる道はどこに通じているのか?
単純な勧善懲悪ストーリーではなく、観た後になにかを考えざるを得ない、新感覚歴史エンターテイメント舞台。
公式サイトには、観劇の手引となるキーワード解説などコンテンツ盛り沢山♪
さまざまな才能が集まった舞台『Honganji』は、1月29日から31日まで名古屋公演、東京公演は2月17日にいよいよ開幕です!
感想コメント:おけぴ会員のみなさま
おけぴ取材班:mamiko(撮影・文) 監修:おけぴ管理人