3月9日発売の中川晃教さんのスタジオRecアルバム『decade』、そのリリース記念ミニライブ&囲み取材の模様をレポートいたします。
発売日翌日、“待望”のエネルギーが充満するヴィーナスフォート教会広場で行われたイベントは中川さんの「人の心に届く歌」、その歌声に包まれる心地よい時間となりました。
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“歌うことは生きること” アルバム『decade』中川晃教さんインタビュー&ディレクターズノート )
その瞬間の気持ちを紡ぐ即興曲も飛び出したミニライブ! アルバム収録曲
♪そして、僕は魚になる (東日本大震災後に故郷の仙台、気仙沼への思いを書いた楽曲)、ピアノ弾き語りで即興曲と
♪Miracle of Love 、そしてラストはミュージカル『ジャージー・ボーイズ』でも歌唱するフランキー・ヴァリのソロシングル
♪Can't Take My Eyes Off You が披露されました。
「故郷への思いは常に持ち続けていました。それが5年前、見慣れた海の景色が一瞬にしてなくなりました。そしてピアノに向かい大好きな海をテーマにやるせない気持ちを書いたのが♪そして、僕は魚になる という曲です。無力さを感じながらも、明けない夜はない、そう信じる気持ちが心を鼓舞し、苦しいところから立ち上がる人間の力になるのだと思います。5年間、あの日を忘れることは一日もありませんでした」
♪君の瞳に恋してる は問答無用に盛り上がりますね。
『ジャージー・ボーイズ』もますます楽しみになりましたー!
天使の歌声…それをこうしてライブでたくさんの人たちとともに、浴びるように聴くのも至福ではございますが、お手元にCDジャケット、耳元に歌声…ひとりのお部屋でじっくりとその音楽に浸るのも、なかなかよいものですよ♪
中川さんからのメッセージ:
「デビューから15年、ミュージカル、そしてエンターテインメントの世界で、自分の信じた、自分だけの道を歩んできました。それを応援してくれるファンのみなさんの存在、足を運んでくださるお客様の存在は、僕にとって何よりの力になっています。このアルバム『decade』に収録されているのは、この10年、ライブに足を運んでくださったみなさんとともに育んできた曲たちです。みなさんの力をお借りして、こうして15周年の年にアルバムをリリースできたことの喜びを感じています。
それと同時に、ミュージカルが中川晃教の一部になっていることも実感しています。そこには日々、真摯にミュージカル、エンターテインメントに向き合い、お客様に“明日への元気”を持ち帰ってもらおうと一緒に努力している仲間がいます。そのひとつひとつの力が、昨今ミュージカルが話題に取り上げられることにつながっていると思います。仲間とともに、ミュージカル、歌声を通じて一人でも多くの方に素晴らしい時間を過ごしていただけるように、これからも頑張っていきます」
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【3月9日発売『decade』情報】
I will get your kissから15年・・・ 『歌』が誘う多彩な音楽世界。 ミュージカル界が魅せられた、シンガー・ソングライターの10年間の軌跡。 ◆中川晃教10年ぶりのスタジオRecオリジナルフルアルバム ◆「シンガー・ソングライター中川晃教」の書き溜めたオリジナル楽曲達が収録 ◆初回盤特典DVDにはレコーディングの密着ドキュメント映像等収録予定 ◆今年、初夏に、初めて日本人キャストで上演される人気ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の中でも歌唱する“君の瞳に恋してる”(Can't Take My Eyes Off You)がボーナス・トラックで収録決定!! ※ 他収録曲は後日発表予定。 【中川晃教さんプロフィール】
俳優、シンガー・ソングライター。2001年デビュー。その後、ミュージカル「モーツァルト!」の主演に抜擢(ばってき)され、第57回文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞、読売演劇大賞優秀男優賞、杉村春子賞を受賞。主な舞台出演作に「ロックオペラ モーツァルト」「SAMURAI 7」「7Days Judgement ―死神の精度―」「エレンディラ」「The Who’s Tommy」「OUR HOUSE」「FIRST DATE」など。「SONG WRITERS」「あかい壁の家」「星めぐりのうた」「銀河英雄伝説 撃墜王篇」「女信長」「ピトレスク」など、舞台出演と同時に楽曲提供もしている。
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