ついに開幕、第二回来日公演!
脚本・演出:西田シャトナー伯。平野良 伯、滝川英治 伯、宮下雄也 伯、佐藤永典 伯、オラキオ 伯、5人の妄想紳士が演じる超妄想からの脱出劇!【舞台写真を掲載しておりますのでご観劇前の方はご注意ください】…といっても、それがどのようなシーンかを先に妄想してみるのも一興かと(笑)。
宮下雄也 伯、滝川英治 伯、オラキオ伯、平野良 伯、佐藤永典 伯
極限状態のキャラクターが巻き込まれるまさかの展開。キレと勢いバッチリの芝居でぐいぐい引き寄せ、次第に深いドラマにまで引きずり込む、妄想紳士たちの超妄想劇、クセになりそう♪ 取材会の様子は
こちらから!
とはいえ、いきなり
妄想紳士、超妄想、フェイクコメディ…って?いったいこれはどういう形式?!まぁ、そうですよね。多くの方は、そう思われることでしょう。
でも…、思い切って妄想の世界に飛び込んでみよう!と好奇心に導かれ、妄想紳士のエスコート(日本風にいうと「前説」もありますよ!)で、早々に妄想世界をお楽しみになったみなさんの感想と舞台写真をご紹介いたします。
前回に続いての平野良伯と宮下雄也伯は、その世界を存分に楽しんでいる超妄想のエキスパート!心にズドンと響く台詞回しと迫力ある芝居で魅せます!
化け物の軍隊に襲われて全滅した街の片隅、壊れかけた建物の小さな部屋の中。
瀕死の男。外へ出たがる男。中に居たがる男。最後の軍人。そして化け物の裏切り者。
5人の男たちはそこからの脱出方法を話している。
しかしたとえ話を続けるばかりで一向に実行しない。
はたして彼らに明日はあるのか…?
◆西田シャトナーさんの舞台を観に行くといつも思うのは、役者さんのポテンシャルを信じて無いと出来ない作品だなー!という事。ムッシュ達5名の高いポテンシャルが引き込まれる様な「妄想ワールド」を生み出します。
◆さすがのシャトナー節!一体この話しは何処に行ってしまうのだろう…?と、
思わせておいて、怒涛の展開からの一気に結末まで走り抜ける!
!もう一回観たら、端々に散りばめられた伏線に気づき、
泣けてきてしまいそうです。喋りが達者な役者さんばかりですし、
何度でも集中して観れる作品だと思います。終演後、もう一回観たいと思わせる舞台です。
◆前作のブラックベルトに続いてのモウソワール観劇です。
どんでん返しの連続ですっかり騙されてしまいました。2回みたらまた違った面白さがありそうです。
キャストさんは5人だけでほぼ出ずっぱり、セットも必要最低限での公演ですがあっという間に時間が過ぎてしまいました。
まだモウソワール未体験の方にもおすすめです。平野良伯は物語を動かし始める役どころ、大きな力で客席の興味を引きつけます
◆開演1分で もう1回見たいと思いました!一息つく間もなく、引きずりこまれました(笑)。5人のいろんなところが観られますよ☆楽しかったです!
◆始めのうちは展開についていくのがやっとでしたが、最後になるほど!となって、もう一度見たくなりました。5人の役者さんはすばらしかったし、シンプルなセットと照明が綺麗でした。宮下雄也伯(写真左)の笑いの迫力に、身を任せようと覚悟を決めました
◆シンプルなセットと衣装なので、妄想力を働かせてセリフや動きの意味を妄想してください。そして見終わったら他の方と話すと楽しいと思います。また複数回見ると見え方が変わるのかな。
◆今回第2回来日公演ということですが、私にとっては初めてのモウソワールでした。西田シャトナー演出作品は以前別公演で拝見したことがありましたが、いい意味で裏切られません。キャストの熱量がすごいです。1分に一度(は言い過ぎですかね?)笑いのポイントがあって、2時間ぶっ通しの公演でしたが、まったく飽きることなく集中して観ちゃいました。今回初来日の佐藤永典伯(写真右)の弾けっぷりにびっくり!!
同じく初来日の滝川英治伯(写真中央)も負けてはいません!
◆面白いことの妄想なのかしらと気楽に見に行ったら、予想に反するシリアスな展開でした。
ワンシチュエーションパニックホラーな感じで、色んな事が謎に包まれた中での展開がドキドキ。
最後の結末も「そういうことだったのか流石妄想!!」と妙に納得させられました。一難去ってまた一難、妄想が終わりまた妄想、まさかまさか…ヤラレターの連続です
◆休憩なしの約2時間、テンポ良く進みあっという間のように感じました。
出演者5名全員の演技力に圧倒され、演じるキャラクターもそれぞれに個性があって面白かったです。
オチを知ると「あれはそういう意味だったのか!」と色んなことが頭の中で結び付き、もう一度観て答え合わせをするのも楽しそうだなと思いました。
何度も観たくなる舞台です!
◆西田シャトナーさんの作品ならではだなあ、といった作品でした。
前作『ブラック・ベルト』も観に行っていますが、前作以上に面白い作品になっていると思います。
ラストまでいくとこういうことだったのかあと思い、もう一度観に行きたくなると思います。オラキオ伯の“間”と“身体能力”がスゴイ!
飛ぶ!!
もひとつ、飛ぶ!
◆とても素晴らしい作品でした。佐藤永典さんが怪演で普段からちょっと凄い子だなあと思っていましたが、こんな演技もするんだなあと思いファンになってしまいそうです!!あとはオラキオさんが本当に面白くて…とにかくキャストさん全員素晴らしかったので次回作にも期待です!!
◆前説も含めて約2時間、次から次へと繰り広げられるモウソウの数々。暗転なしの出ずっぱりでしたが、流石は百戦錬磨の皆さん!
西田シャトナー氏の見事な演出手腕で、最後まで飽きることなく楽しませていただきました。うおおおおお!
うぎゃああああ!
◆1回の観劇だとどこまでが演技でどこからが役者さんの妄想なのかわからない。
役者さんの演技力が試される舞台かと。個人的には佐藤さんのキレっぶりが衝撃でした。
◆シャトナーさんの舞台は設定が謎なまま始まり、観劇しているうちに、キャラの立ち位置や関係性がわかってきて、引き込まれます。
ラスト近くから、んー?と思う箇所が出てきて、最後に色々と納得なので、伏線回収のためにもう一度見たくなります。公演は15日まで、雰囲気ある草月ホールにて。
見終わったあとには、誰かと乾杯~したくなる…かも!
おけぴ取材班:chiaki(撮影・文) 監修:おけぴ管理人