【公演NEWS】ミュージカル『マイ・フェア・レディ』上演中!

 配役、衣裳、音楽、セット、照明… なにもかも、全てが素敵で、うっとりとしっぱなし!! 
 幸せな気持ちに浸りながら、劇場をあとにすることができました。

(おけぴに寄せられた感想より)



 2013年、オールニューキャスト&G2さんによる翻訳・訳詞・演出で“なにもかも新しく”生まれ変わったミュージカル『マイ・フェア・レディ』

 “リボーン(再誕生)”版・初演からさらにパワーアップした再演舞台が、東京芸術劇場プレイハウスにて上演中です(8/13〜名古屋公演、8/20〜大阪公演あり)。

 さっそく観劇してきたみなさまの感想コメントを、舞台写真とともにお届けいたします。
(以下、赤字はすべて今回と初演時におけぴに寄せられた感想コメント/写真提供:東宝演劇部)



 美しくエレガントに生まれ変わる、ロンドンの花売り娘イライザを演じるのは…初演から引き続き【霧矢大夢さん】と【真飛聖さん】。(ダブルキャスト)


元宝塚歌劇月組トップスター【霧矢大夢さん】


同じく元宝塚歌劇花組トップスター【真飛聖さん】


 2013年の初演時は、宝塚歌劇団卒業直後の出演となり「女性になることに戸惑いが…」と話していた霧矢さんですが、その後女優としてさまざまな舞台にご出演。すっかり美しいLadyに…♪ ときおり江戸っ子のようなべらんめえ口調になるイライザが勇ましく、かわいらしいんです。

 一足先に女性に戻っていた真飛さんも、美しさと滑稽さを絶妙にブレンドした演技がとってもキュート♪ ほんわかした雰囲気と、ひとりの女性としての心の機微をしっかりみせる演技に注目。ドレス姿も絶品です。

◆誰もが一度は耳にしたことのある曲と、悪人の出てこないストーリー。真飛さんのはじけた下町娘っぷりが痛快でした!

◆役者の皆さまの掛け合いが楽しく、音楽も軽快で楽しかったです。霧矢さんの歌や美しいドレス姿も拝見できて、本当に楽しかったです。


 

 それぞれに魅力的なイライザを、がっしりと受け止める(振り回す?)ヒギンス教授役はこの方、【寺脇康文さん】。


ヒギンズ教授役の【寺脇康文さん】(写真左)
これまでのヒギンス像を覆すユニークな存在感とかっこよさ、ぜひ劇場でお確かめください!

 
 このほか、【田山涼成さん】、【松尾貴史さん】の軽妙な演技と捨て身の笑い(?)に心ほっこり、【寿ひずるさん】の慈愛に満ちた演技と歌に涙…と贅沢なキャスティング。


ヒギンズの友人・ピッカリング大佐役の【田山涼成さん】(写真右)
ふたりのテンポのいい掛け合い、思わず吹き出してしまわないようにご注意を♪


イライザの父・ドゥーリトル役は…キッチュさんこと【松尾貴史さん】(写真左)
ドゥーリトル・パパ、歌いますよ! 
多才な松尾さん、本作の初演がミュージカル俳優デビューでした!

 
 フレッシュな新キャストにもご注目ください♪


美しく変身したイライザに恋する青年フレディ役【水田航生さん】


イライザと心を通わせるヒギンズの母役に【高橋惠子さん】


◆寺脇さん、田山さんの軽妙な会話にとても好感を持てました。舞台も衣裳も贅沢で素敵でした!

◆高橋惠子さんの美しさに息を呑み、寺脇康文さんの歌声に聴き惚れ、松尾貴史さんの演技力の素晴らしさに感服しました。できれば、毎日でも劇場に通いたい! 久しぶりにそう思わせてくれた、素晴らしいミュージカルでした!!



 
 オードリー・ヘップバーンが主演した映画版が広く知られている『マイ・フェア・レディ』。1963年、日本で初めて上演されたブロードウェイミュージカルでもある、まさに不朽の名作。その“リボーン版”を謳うことには並々ならぬ覚悟があったことに間違いはありません。

 そのリボーン版、最大の見どころ(聞きどころ)は、演出のG2さんによる、新翻訳(歌詞もセリフも、歌のタイトルも!)です。

 たとえば… I Could Have Danced All Night 〜♪ の「♪踊り明かしたい(♪踊り明かそう)」は「♪じっとしていられない」に。このほかにも、お馴染みの言い回し、歌詞、曲名が、G2さんの手により、あっと驚く新翻訳に変身しています!

◆「スペインの雨」と快別したことに代表されるように、G2氏が関わることにより、新しく、生き生きとした「マイ・フェア・レディ」が蘇ったと感じます。魅力的なブロードウェイミュージカルを楽しむことができ大変嬉しいです。


公演公式サイトでは、その魅力がさらにくわしく、動画を交えて紹介されています♪


◆2013年にも数回拝見しましたが、2016年バージョンは、より登場人物の個性が明確になっていました。
前回とセリフ(一部は歌になる)が違っていたり、笑いどころも満載! 映画を知らない人も、初見の人も楽しめるのではないかと思います♪

◆出演者(主役陣はもとより、アンサンブルが素晴らしい!)、演出、セット、音楽(編曲、そして演奏)等、実に丁寧に創られています。作品に対する尊敬と愛情を感じます。




 ミュージカル『マイ・フェア・レディ』は8月7日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演中。
 その後、8月13日(土)~14日(日)に愛知県芸術劇場 大ホールにて、8月20日(土)~22日(月)に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演されます。



 ふたりのイライザ、そして名作に新たな生命を吹き込む新翻訳・演出をどうぞお見逃しなく!


一部日程ではアフタートークイベントも♪詳細は公式サイトをご確認ください。
大阪公演詳細はこちら




【公演プロモーション動画】



ミュージカル『マイ・フェア・レディ』
2016年7月10日-8月7日 東京芸術劇場プレイハウス (map)
8月13日-14日 愛知県芸術劇場 大ホール (map)
8月20日-22日 梅田芸術劇場メインホール (map)


脚本/歌詞:アラン・ジェイ・ラーナー
音楽:フレデリック・ロウ
翻訳/訳詞/演出:G2

出演:
イライザ(Wキャスト):霧矢大夢/真飛 聖
ヒギンズ教授:寺脇康文
ピッカリング大佐:田山涼成
ドゥーリトル:松尾貴史
ピアス夫人:寿ひずる
フレディ:水田航生
アインスフォードヒル夫人:麻生かほ里
ヒギンズの母:高橋惠子

~アンサンブル~
石井雅登/小原和彦/佐々木重直/照井裕隆/土器屋利行/中島康宏/中山昇/東山竜彦/港幸樹/安福毅
彩橋みゆ/石井亜早実/内田このみ/工藤 彩/後藤祐香/鈴木結加里/高谷あゆみ/澪乃せいら/森加織/横岡沙季

上演時間:約3時間(休憩あり)

ストーリー:
ロンドンの下町。貧しい花売り娘のイライザ(霧矢大夢/真飛聖)は、
言語学者のヒギンズ教授(寺脇康文)の提案で
訛りの矯正と淑女になるための礼儀作法を教わることになる。
厳しいヒギンズ教授のレッスンに耐えたイライザは、見違えるような麗しき貴婦人へ変貌を遂げる。
華々しく社交界のデビューを飾ったイライザだったが、
ヒギンズ教授にとって自分は研究対象にしか過ぎないと気づき…

公演公式サイト

感想コメント:おけぴ会員のみなさま
写真提供:東宝演劇部

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