『焼肉ドラゴン』の鄭義信が新国立劇場に再び! 昨年、新国立劇場で連続上演された記憶も新しい『たとえば野に咲く花のように』『パーマ屋スミレ』『焼肉ドラゴン』と、日本の戦後史を描いた『鄭義信三部作』。
2018年ついに上演される待望の四作目『赤道の下のマクベス』のメインキャストがこの度決定いたしました。
池内博之、平田満はじめ、エネルギッシュな俳優陣でお贈りします!
舞台は1947年、シンガポール、チャンギ刑務所。第二次世界大戦のBC級戦犯として収容されていた日本人と元日本人だった朝鮮人の物語です。
いつも庶民の側から温かくも鋭いまなざしで大きな世界を描く熱い鄭義信ワールドにどうぞご期待ください。
<あらすじ>
1947年夏、シンガポール、チャンギ刑務所。死刑囚のみが集められた監獄Pホールは、演劇にあこがれ、ぼろぼろになるまでシェイクスピアの『マクベス』を読んでいた朴南星(パク・ナムソン)、戦犯となった自分の身を嘆いてはめそめそ泣く李文平(イ・ムンピョン)、一度無罪で釈放されたにも関わらず、またつかまり二度目の死刑判決を受けるはめになった金春吉(キム・チュンギル)など朝鮮人の元捕虜監視員と、元日本軍人の山形や黒田など、複雑なメンバーで構成されていた。BC級戦犯である彼らは、わずかばかりの食料に腹をすかし、時には看守からのリンチを受け、肉体的にも精神的にも熾烈極まる日々を送っていた。ただただ死刑執行を待つ日々……そして、ついにその日が訪れた時……。
【おけぴレポ】
新国立劇場「時代を記録する三つの名舞台 ─鄭義信 三部作─」鄭義信さんインタビュー新国立劇場 「鄭義信 三部作」合同制作発表レポート新国立劇場『焼肉ドラゴン』稽古場レポート新国立劇場『たとえば野に咲く花のように』稽古場レポート新国立劇場『パーマ屋スミレ』稽古場レポート新国立劇場『パーマ屋スミレ』フォトコール&会見レポート
この記事は公演主催者からの提供により、おけぴネットが製作しました