明日、9月14日に名古屋・中日劇場にて開幕する中川晃教さんのコンサートリハーサルにお邪魔してまいりました。
先日のおけぴインタビューでお話しされていた、
シアトリカルコンサートの意味を体感。
劇場空間だからこその素敵な時間が流れる…スタジオでのリハーサルですでに感動している身としては、照明、衣裳…すべてが揃ったときを待ちきれない!!そんな気持ちになるリハーサルでした。
そして、中川さんが作り出す音楽の世界では、さまざまな才能の融合に溢れます。
「幕開けは若手の杉浦ゆらさんのダンスと和哉さんの篠笛(しのぶえ)」(中川さんインタビューより)篠笛:佐藤和哉さん
バーチャルリアリティ全盛の今、篠笛の音色と舞というシンプルな表現でシアトリカルコンサートの世界に引き込む。想像力が心地よく刺激され、きっと舞台・客席が一緒に時空を超えるんだろうな…と確信。人間の想像力ってスゴイ(表現者のみなさんの力もスゴイ!)。
篠笛の音色は体感していただくに限るのですが、自然界に存在する音というか、風とか空気を感じさせ、それが心の揺らぎやザワザワにもつながる気がしました。
そうかと思えば、ポップスでは目を耳を奪われるようなグルーヴ感も!そちらもお楽しみに。
舞踊は杉浦ゆらさん、見学時はいらっしゃらなかったのですが、映像を拝見すると…本番がとーっても楽しみ。
続いて朗読と歌で登場するのは伊礼亮さん。
「歌手の伊礼亮さんとの朗読や歌でのコラボレーションも考えています。伊礼君は昨年 Victor Entertainment からデビューした若手シンガーです」(中川さん) これは多くを語りません。それは語りだしたら止まらなくなるからです(笑)。
ひと言でいうなら「シアトリカル」を強く感じる、特別な時間。
演劇好きにはたまらない言葉の世界。そして、それは知っていた曲が新たな表情を見せるような、物語の延長としての中川さんのオリジナル曲というとらえ方もできる、中川さんファンのみなさんにも新鮮な喜びとして届くと思います。そして物語性に決して埋もれることのない歌の力、中川さんの歌声の“やさしさ”を強く感じました。
ラジオドラマ青春アドベンチャーNHK-FM『また、桜の国で』にもご出演の中川さんの“語る声”も素敵。そして、罪なほどピュアな伊礼さんの少年のような声との対比も聴きどころ♪
伊礼亮さん
あの曲ではきっとノリノリなお二人が観られるはず!
「劇場との接点という意味では、僕が音楽とミュージカルをやっているからこそいただけた機会だとも思うんです。そこには大きな喜びを感じています」 『Beautiful』『ジャージー・ボーイズ』、さらに…中川さんツイッターでもチラリとつぶやかれた「僕こそ音楽」などなどのミュージカル楽曲で綴るコーナーも。
『Beautiful』で中川さんが演じたバリー・マンが作ったクールな♪On Broadwayでは、「作った人歌うとこうなるんだ~、いやいや、作ったのはバリーだったわ」と、中川さんとバリーの境目がなくなっていたスタッフ。そして『ジャージー・ボーイズ』は、音楽が記憶をよみがえらせる。昨夏の何かにとりつかれたかのような熱狂が押し寄せます。
振付の浅井信好さんとコラボレーションするのは…あの曲!それは見てのお楽しみ(笑)
そこからのオリジナル曲はもう説明不要、中川さんの音楽の世界が劇場いっぱいに広がるだろうな~。
一気に駆け抜ける2時間程度(MCなどもあり…程度とさせていただきます)、
14日(木)名古屋・中日劇場は18時30分開演、
24日(日)大阪・新歌舞伎座は17時開演ですので、東京からの遠征も!3回限りの至福のひととき、お見逃しなく!
朗読の世界だけでも、その時点で遠征してよかった…そう思えるのではないかな。それほどの特別な世界です。
ピアノの旭 純さんをはじめとする中川さんの音楽の世界を作りあげる信頼のバンドも!
おけぴ取材班:chiaki(撮影・文) 監修:おけぴ管理人