新国立劇場 演劇研修所 第11期生修了公演
『美しい日々』
出演:新国立劇場 演劇研修所第11期生
2018 年2月2日(金)~7日(水)@新国立劇場 小劇場健一は、すくむ足を一歩踏み出し、闇の中へ。
そして、美しい日々に別れを告げた― 2015 年入所の第11 期生が8月の朗読劇『ひめゆり』、10月の試演会『ある階段の物語』の公演を経て、いよいよ新国立劇場演劇研修所での最終公演に臨みます。
作品は松田正隆作『美しい日々』。1997年に執筆された松田正隆初期の作品です。東京と九州、ふたつの土地を舞台に、現代ならではの人間関係の中で生きる悩める若者のリアルな姿が描かれた傑作戯曲。4期生の修了公演でも同作品を手がけた演劇研修所長 宮田慶子による演出で、研修生活3年間の集大成となる修了公演にご期待ください。
新国立劇場 演劇研修所について 新国立劇場演劇研修所は、明晰な日本語を使いこなし、柔軟で強い身体を備えた次世代の演劇を担う舞台俳優の育成を目指して、2005 年に設立されました。研修期間は 3 年間で、原則として週 5 日間、午前 10 時~午後 6 時のレッスンを、1 年を通して行っています。
1・2 年次は基礎的俳優訓練とともに、第一線の演出家や俳優指導の専門家を軸とする講師陣によるシーンスタディを行い、3 年次には修了公演に向けて数本の舞台実習公演を行います。
修了生は、新国立劇場公演のみならずさまざまなプロデュース公演に出演するなど、活躍の場を広げています。
【今後の主な修了生出演作品】世田谷パブリックシアター・兵庫県立芸術文化センター『ペール・ギュント』(演出:ヤン・ジョンウン、2017年12月)
古河耕史(第1期生)、チョウ ヨンホ(第4期生)、岡崎さつき(第9期生)
CHAiroiPLIN『BALLO~ロミオとジュリエット~』(原作:W.シェイクスピア、演出・構成・振付:スズキ拓朗、2017年12月)
野坂 弘(第7期生)、村岡哲至(第9期生)
風琴工房最終公演『ちゅらと修羅』(作・演出:詩森ろば、2017年12月)
熊坂理恵子(第3期生)
舞台『アンチゴーヌ』(作:ジャン・アヌイ、翻訳:岩切正一郎、演出:栗山民也、2018 年1月)
塚瀬香名子(第10期生)
KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『三文オペラ』(作:ベルトルト・ブレヒト、作曲:クルト・ヴァイル、演出・上演台本:谷 賢一、2018年1月)
野坂 弘(第7期生)、峰﨑亮介(第7期生)、西岡未央(第8期生)
舞台『黒蜥蜴』(原作:江戸川乱歩 脚本:三島由紀夫 演出:デヴィッド・ルヴォー、2018 年1月)
滝沢花野(第8期生)
新国立劇場『赤道の下のマクベス』(作・演出:鄭 義信、2018年3月)
チョウ ヨンホ(第4期生)、岩男海史(第10期生)、中西良介(第10期生)
ほか、テレビ・映画・CM など
本公演に出演する第 11 期生は、2015 年 4 月に入所。3 年次である今年度は 6 月に東京都立葛飾盲学校にて訪問演劇活動、8 月に朗読劇『ひめゆり』、10 月に試演会『ある階段の物語』、2018 年 2 月に修了公演『美しい日々』に臨み、3 月に修了いたします。
17年10月第11期生試演会『ある階段の物語』稽古の様子/17年3月第11期生シーンスタディ『三文オペラ』発表授業
この記事は公演主催者からの提供により、おけぴネットが製作しました