ミュージカル『プリシラ』製作発表!巨大ラッピングバス「プリシラ号 出発式」レポート

日本初上陸!
トニー賞&オリヴィエ賞最優秀衣裳デザイン賞W受賞作


 キラッキラのゴージャスドラァグクイーンたちのドタバタ珍道中…その果てにたどりつく真実の愛♪ミュージカル『プリシラ』製作発表が行われました。



キンタロー。さん(司会)、ユナクさん(超新星)、山崎育三郎さん、陣内孝則さん、古屋敬多さん(Lead)



 目も耳も心もウキウキなこの作品にふさわしく、製作発表も趣向をこらしたイベント形式!その名も巨大ラッピングバス「プリシラ号 出発式」!!



9月13日まで都内を走行する「プリシラ号」見かけたらいいことあるかも?!
反対側のデザインはド派手なコスチュームバージョンです


 1994年公開のオーストラリア映画を原作に、マドンナやドナ・サマーなど往年のヒット・ソングをちりばめたディスコ・ミュージックとして2006年に誕生した『プリシラ』!3人のドラァグクイーンたちのどたばた珍道中の物語を、高いエンターテインメント性とドラマ性を兼ね備えた作品として舞台上に立ち上げ、ロンドン・ウエストエンド、NY・ブロードウェイをはじめ15か国以上の国で上演されたヒットミュージカルです!!

 この日、ご登壇のキャストのみなさま、午前中から驚きのゴージャス衣裳で登場です♪


 シドニーに住むドラァグクイーンのティック(山崎育三郎さん)は別居中の妻・マリオン(和音美桜さん)の誘いで砂漠の真ん中にある街、アリス・スプリングスでパフォーマンスをすることに!!そこに待つのは…自分の存在を知りながらまだ会ったことのない息子・ベンジー。彼との対面はとても大きな決断で…。



ティック(芸名:ミッチ)役:山崎育三郎さん

「みなさんこんにちは、ティック役の山崎…、まず、このしゃべり方でいいのかな(笑)。まだ役に入ってなくて。この衣裳、頭が重くてびっくりしています。プリシラの魅力を知っていただき公演を楽しんでいただければと思います」

 それもそのはず、まだまだ『エリザベート』全国ツアーにて絶賛ルキーニ中ですからね!迫力のステージに物語の奥行きを持たせる、ティックの内面の細やかな役作りにも期待です。


 ティックの旅の仲間は2人のドラァグクイーン!
 若くて美しいが生意気なアダム(芸名:フェリシア)にはこちらのお二人がダブルキャストで挑みます。




アダム(芸名:フェリシア)役:ユナクさん

「僕は韓国でこの作品を2回ほど見ました。すごく盛り上がる素晴らしい作品です!頑張りますのでよろしくお願いします」



アダム(芸名:フェリシア)役:古屋敬多さん

「まさかのこのような格好で役を演じられることに…ワクワクしています。永久脱毛したほうがいいのかな(笑)。いち早くこの役をものにして世界一のドラァグクイーンになれるようにがんばります」


 夫を亡くしたばかりで沈んでいるトランスジェンダーのバーナデット役にはこの方!



バーナデット役:陣内孝則さん

「苦節36年、マネージャーには20kg痩せろと言われ、今日は、わき毛を剃ってこいと言われ…(笑)。そしてこの格好です。再来年、還暦なんですが、還暦前にやる仕事かな…と思いますが、作品はいい作品ですし、共演者の皆さんもベクトルが上を向いている人ばかりです。私も顔がいいというだけで売れっ子になってしまい、中年になり伸び悩んでいたところですので、この作品で一皮むけたいと思います!」

 会場中の笑いを誘う陣内さん、現在、10kgの減量に成功、本番までにあと10kg絞る宣言が飛び出しました!今のままでも肉感的でとってもセクシーですけどね。




質疑応答!

──宮本亜門さんの演出、作品の魅力について

古屋さん:
「僕は昨年末に亜門さん演出の舞台(『SUPER LOSERZ』)に出演しました。演出がはっきりしていてわかりやすい。サプライズいっぱいの演出という印象です。稽古場での亜門さんご自身の身振り手振りも大きくて!また演出を受けられることが楽しみです。
作品の魅力は、ドラァグクイーンが仲がいいのか悪いのか(珍道中の)3人の旅を描いた人情のある物語ということころかな。キャストのみなさんとも、早く打ち解けて自然な空気が出せたらいいなと思います。華やかな世界を表現したいと思います!」

ユナクさん:
「亜門さんとは初めてお仕事するのですごく緊張しています。まずは、遅刻をしないように真面目になって、稽古での試練を乗り越えていい作品になるようにガンバリマス。
作品の魅力は、“目で楽しく、心は癒される”ところです。家族の愛や友情いろんなものが詰まった作品です」



陣内さん:
「宮本亜門さんとは、彼が振付師だったころから、30年来の付き合いです。当時から私が踊れないことはよく知っていると思うので、そこは安心しています。同い年ですし、いろいろと時代を共有してきた仲間なので、いろいろ刺激を受けるのが楽しみです。また、情熱的で作品への愛情が深い方、このキャストとの面白い化学反応を期待しています。
この作品はミュージカルにうってつけ!70年代のヒットチューンを前面に、衣裳から何から華やかな“眺めているだけで魅力的な作品”になると思います」



山崎さん:
「亜門さんは初めてご一緒します。話を聞くととてもエネルギッシュで、太陽のような方というイメージです。役者の個性を引き出す、稽古場ではそれぞれが裸になって全力で挑めそうで、僕自身も新しい自分に出会えるのが楽しみです。
衣裳もこのようになっており(笑)、音楽も名曲揃い、ショーアップされた部分が大きく取り上げられがちですが、それだけではなく3人がバスで旅をする中で愛、家族、そして自分自身のことを見つめ直す。一度きりの人生をどう生きていくかというテーマも含まれていて、最後には泣けるシーンもあるエンターテインメント作品です。これぞミュージカル、2016年ラストにふさわしい作品になると思います!」

続いては、【おけぴ写真館】コーナーです♪


【写真館】

このビジュアルでございますからね!もちろんありますおけぴ写真館!


この日の司会は紅一点(?!)、シンシア役ダブルキャストでご出演もされるキンタロー。さんが務められました!


登場から何事か?!の大騒ぎなのも作品の楽しさを物語っていますね♪
山崎さん曰く、「浮き輪を半分にしたくらいの大きさの靴!!」


カニさん歩きの古屋さん


そして足元同様に迫力のヘア(被り物!!)


座るのも…


大変なんです!というみなさんがとってもキュートです



本番までにムキムキになるように…言われているというユナクさん。
モテモテアダム(フェリシア)に期待です!




 会見が行われたのは、日本一の高さを誇る東京スカイツリー!あまりにも巨大で1枚の写真にはおさまりませんでしたが…


みなさんの上には


そびえ立っておりました!


山崎ティック、カワイイ&セクシー!!

12月、パーティ気分でワイワイ盛り上がれる素敵な作品です!
開幕が楽しみです!!

「プリシラ号」続報も届きました!【ミュージカル『プリシラ』】「プリシラ号 出発式」続報!!

【公演情報】
ミュージカル『プリシラ』
2016年12月8日(木)~29日(木) 日生劇場 (おけぴ劇場map)

<スタッフ>
演出:宮本亜門
翻訳:エスムラルダ
振付:麻咲梨乃/大村俊介(SHUN)/IG

<キャスト>
山崎育三郎
ユナク(超新星)※/古屋敬多(Lead)※
陣内孝則
ジェニファー/エリアンナ/ダンドイ舞莉花/大村俊介(SHUN)※/オナン・スペルマーメイド※
石坂勇/和音美桜/キンタロー。※/池田有希子※/谷口ゆうな
浅川文也/穴沢裕介/ICHI/大音智海/奥山寛/北村毅/高木裕和/土器屋利行/広瀬斗史輝
加藤憲史郎/陣慶昭
※印はダブルキャスト。出演スケジュール詳細は公式サイトをご参照ください。

谷口ゆうなさんは怪我のため休演となりました。同役は はるはる さんが務められることが発表されました。(お知らせページはこちら

<ストーリー>
舞台はオーストラリア。
シドニーに住むドラァグクイーンのティック(芸名:ミッチ)(山崎育三郎)は、最近何だか不運続きで仕事も私生活もダウン気味。
そんなとき、別居中の妻・マリオン(和音美桜)の誘いで、砂漠の真ん中にある街、アリス・スプリングスで開かれるカジノでパフォーマンスをすることに。
せっかくだからと、2人の仲間―夫を亡くしたばかりで沈んでいるトランスジェンダーのバーナデット(陣内孝則)と、若くて美しいが生意気なアダム(芸名:フェリシア)(ユナク/古屋敬多)を道連れに、1台のバス「プリシラ号」をチャーターし、砂漠を縦断する旅に出ることにした。
道中、ティックは2人に、目的地で妻子が待っていることを告白する。
ティックにとって、自分の存在を知りながらまだ会ったことのない息子・ベンジーと対面することは、とても大きな決断であった。

公演HPはこちらから

おけぴ取材班:chiaki(撮影・文) 監修:おけぴ管理人

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