【舞台写真掲載中、まっさらな気持ちでのご観劇をご希望のみなさまはお気を付けください!】2015年注目の作品がついに開幕!
ミュージカル界の巨匠、現代のモーツァルト アンドリュー・ロイド=ウェバーが惚れ込んだインドのモーツァルトA.R.ラフマーン作曲のミュージカルの全貌が明らかに♪
マサラミュージカル『ボンベイ・ドリームス』(荻田浩一さん演出)ゲネプロの様子をレポートいたします。
それぞれの役どころなどは
制作発表レポもあわせてご覧ください。
インド映画界・ボリウッドの光と闇、社会格差のなかで夢を抱き、人を愛する…映画好きの一人の青年の成長のものがたり。
写真中央:アカーシュ役:浦井健治さん ラニ役:朝海ひかるさん
シャカラカベイベー♪ シャカラカベイベー♪わかってはいましたが、予想以上に耳に残ります!!!
朝海ひかるさん演じる大女優ラニ主演映画のワンシーンというこの華やかなシーン!カッコイイ!
見終えた瞬間に、すでにもう一回見たくなっているかも。
朝海さんのラニは大女優ゆえのワガママキャラでもありますが、女優の仕事にプライドを持って生きる真のカッコよさも持ち合わせた女性。時折垣間見えるチャーミングな魅力もお見逃しなく♪
浦井健治さんも歌いまくりの踊りまくり、さらにお芝居もググッと深いです。
ここまでガッツリ踊る浦井さんというのもお久しぶりかもしれません!
大女優の相手役としてスターへの階段を着実に上っていくアカーシュ、
天性のスター性が花開く、そこに十分な説得力を持たせる浦井アカーシュ。
軽快なダンスだけでなく、アカーシュの葛藤、力強い低音の歌声の響きが心にグッと響きます。
スラムの仲間たち
貧しくともたくましく生きているスラムの仲間達とのナンバーは弾けるエネルギーいっぱい。日本風に言うと貧乏長屋の人々のような、それぞれに複雑な家庭環境や問題を抱えつつコミュニティがおっきなファミリーのような温かさがあります。
もちろん、貧困ゆえの課題も山積。スラム開発のピンチを彼らは乗り越えられるのか?!
川久保拓司さん演じるスウィーティは酸いも甘いも噛み分けた上で ‟ピュア”。
まっすぐで筋がとおっていて、強くて最高に美しい女性です♪ちょっと口は悪いけど(笑)。
まったくもってひょんなことから出会った二人。
生まれ育った環境も何もかも違うアカーシュとプリヤ、アカーシュはプリヤに一目ぼれするも彼女には婚約者が…。
すみれさんは意志のしっかりとした上流階級のレディを魅力的に見せてくれます。
凛とした佇まい、豊かな声量、しなやかな身のこなし、この作品、この役にピッタリです。
プリヤの婚約者は弁護士のヴィクラム。
このイケメンっぷりで「プリヤ、君は僕の命だ」なんてセリフを発するヴィクラムなのですが(キャッ)、それだけじゃない…
加藤和樹さん熱演…いやそれ以上…
怪演と言っていいほどの新境地を見せてくださいます!
そして会見でも仰っていましたが、高音続きの超難易度高い節回しのミュージカルナンバーをバッチリ歌い上げます。ノリノリダンスシーンもお見逃しなくっ!
ノリノリ弾けるだけではございません。
スパイシーな展開の中に登場するメロウなラブバラードは
これでもかというほど甘~いのがマサラミュージカル♪
惹かれあう二人に立ちはだかる
階級の壁…あぁ…そして近づくプリヤとヴィクラムの結婚式。
さあ、スラムのピンチは、アカーシュ・プリヤ・ヴィクラムの恋のトランアングルの行方は…。
ぜひ劇場でその行方を見届けてください。
そして決してボリウッドの華やかさだけを描いていないのもこの作品の奥深さです。
ひとりひとりの人生を丁寧に積み上げる、優しさ溢れる荻田演出ここにあり♪
久野綾希子さんの慈愛、
安崎求さんの夢と娘への愛、そして
阿部裕さん!!!高谷あゆみさんの奇抜なレポートもインパクトあります♪
原田薫さんや梅棒のみなさんのダンスシーンもインド風をオリジナルに昇華させていますよ。これぞ極上和風カレー!どうぞお召し上がりください♪
そしてカーテンコールは舞台上も客席も一体となって盛り上がりましょう!
曲はもちろんこの曲です!(動画の1分あたりから振付解説!)
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おけぴ取材班:chiaki(文・撮影) 監修:おけぴ管理人