帝都・東京を魔の手から守るために、
帝國歌劇団・花組の専属オーケストラ「奏組(かなでぐみ)」の
メンバーが大活躍!
田上真里奈さん演じる雅音子(みやびねこ)の成長!!
舞台版『サクラ大戦奏組 ~薫風のセレナーデ~』ゲネプロの様子を
レポートいたします。
舞台は架空の時代“太正”。
華やかなレビューで人気をあつめる「帝國歌劇団・花組」に憧れ
出雲の田舎から “帝都・東京” の大帝國劇場へとやってきた雅音子(みやびねこ)。
しかし、音子が配属されたのは男だけで編成された
オーケストラ「帝國歌劇団・奏組(かなでぐみ)」。
花組の公演をオーケストラピットから支えながら、
帝都を脅かす魔物 “降魔(こうま)” と戦う戦闘部隊
「魔障陰滅部隊(ましょういんめつぶたい)奏組」だった。
という舞台版第1弾『サクラ大戦 奏組~雅なるハーモニー~』
から約一年!奏組の面々が、音子がパワーアップして、
スケールアップして帰ってきました!
前作で出会った奏組と音子、仲間としての関係の深まりなど
日常シーンのやりとりも見どころ!!
左より)宮垣祐也さん(ジオ)、小野健斗さん(ルイス)、渡辺和貴さん(ヒューゴ)
音子を見守るお兄さん的3人!・・・ジオは別次元?!
口数は少ないながらしっかりと状況を見据える
ヒューゴ・ジュリアード役の渡辺和貴さん(アルト・サックス)。
影に惹かれます!!
ヒューゴの過去が明らかに!
貴族出身のG.O.バッハ(ジオ)役は宮垣祐也さん(バリトン・サックス)。
独特の “間” とエレガントな振る舞いに目が釘付け!
ジオの華麗な舞にうっとり♪
小野健斗さんはフランシスコ・ルイス・アストルガ(トロンボーン)を
温かく美しく演じます。
お紅茶シーンもありますよ!
桐朋兄弟は相変わらずの好対照!
色んな意味で上から目線の弟と元気いっぱいな兄、イイです!!
左より)塩澤英真さん(源三郎)、倉本発さん(源ニ)、田上真里奈さん(音子)
“微笑ましい” 関係の3人!
兄・源ニ役の倉本発さん(トランペット)はやんちゃで人懐っこく、
ポップなナンバーがピッタリ!
弟・源三郎役の塩澤英真さん(フリューゲルホルン)はツンとかわいい!
キッチンのシーン・・・たまりません!
ツンデレ?!
それぞれの立場、やり方、キャラクターで音子との距離を縮める奏組!
今後も気になります!!
そして今回奏組の前に立ちはだかるのは・・・緋独楽(ひこま)
大至さんのどーんと構えた悪役ぶり!
林 剛史さん演じる坂本正之助と白華れみさん演じる紫(ゆかり)の
切ない恋物語もググっときます!!
白華さん、情念の舞は妖艶にして、音子とのやり取りはちょっとコミカル!
正之助と紫の悲恋はどこまでも切なく、どこまでも美しい!
音子と紫の友情にも似た心の結びつき!
ストリングス隊の3人も歌って踊って・・・などなど大活躍!!!
左より)山沖勇輝さん、五十嵐啓輔さん、高橋里央さん
人との出会い、ひとつひとつの経験を糧にして奏組のリーダーとして
成長していく音子のこれからにも期待が高まります!
キャラが濃くて魅力的!アクションシーンには手に汗握り
ダンスシーンはノリノリ!しっとり情感たっぷりのバラード。
ちょっと可愛らしいポップなナンバー!
ゲーム、アニメ、コミック、ステージと、
メディアミックスな人気を集めてきた『サクラ大戦』シリーズの
楽しさ、魅力いっぱいの舞台版もお見逃しなく!
前作見逃しちゃった・・・という方もご安心を!
冒頭、物語の導入部分で、これまでの流れをしっかりがっつりわかりやすく、
しかも美声で!伝えてくれますよ。
あっ、そのほかにも!いろんな意味で、いろんなお楽しみで、
遅刻厳禁、早めにお席に~♪
【ご覧になった方の感想!!】
▽
人が人を想う気持ちの大切さについて考えさせられました。
気持ちの向く方向次第で暖かな光が生まれたり、
誰かを傷つけることになったり・・・。
パワーアップして帰ってきたキャスト、前作に続いての華やかな衣装、
新曲含む素晴らしい楽曲に彩られたステージは、
帰りに鼻歌を歌いながら帰ること間違いなしです!
▽
音子ちゃんと奏組のやり取りが可愛くて温かい気持ちになれました。
少女漫画っていいなー、イケメンが観たい、
素敵な音楽やダンスを観たい方にもオススメ出来る舞台です!
▽
キャラクターの個性や関係性が理解しやすく初心者にはありがたかったです。
曲が多かったりいろいろな衣装が見られたりと
視覚的にも聴覚的にも楽しめました。
グッズもかわいい!
▽
前回はサクラ大戦奏組という新しい作品の導入編、
キャラクターの特徴やヒロインとの出会いがメインでした。
今回は奏組の戦いの日常とヒロインとの繋がりが歌や殺陣、
時に笑いを交えながら繰り広げられています。
ひと回り成長した彼らに感動すること間違いなしです!
▽
サクラ大戦が本当に初めての人でもすんなり入り込めて、とても面白かったです。
また、前作の舞台やコミックスを読んだ人は、
オマージュがたくさんありニヤリとできました。
ご観劇を悩んでいたらぜひ!
▽
サクラ大戦シリーズはとにかく楽曲が素晴らしい。
音子さんも、ヒューゴ、ジオ、源二、源三郎、ルイス5人組も素敵で、
ゲームの世界観をよく再現した舞台でした。
個人的には大至さんの素晴らしいお声と歌唱力に、
開演直後からぶっ飛びました。素晴らしい!
▽
ミュージカルなんですが手拍子や色々客席参加型の舞台なので
気を張らずに劇場の空気を一緒に味わうとより舞台を楽しめると思います。
東宝エリザベートでトートダンサーを演じた宮垣祐也さんの
ソロ曲でのダンスは必見です!
▽
原作を知らないで観に行きましたが、
導入部分でキャラクターについて説明してくれるので入りやすかったです。
ストーリーも素敵なお話で、最後は少しうるっと来るかもしれません。
衣装も原作の再現率が半端なくてすごい!そのまんま!
主題歌も良かったので、カーテンコールで一緒に踊れると楽しいんだろうな!
▽
白華れみさん(紫役)、林 剛史さん(坂本正之助役) の二人の繋がりと関係が
とてもせつないです。歌声もとても素敵でした。
人気のあるコミック作品でもあるので、内容も判りやすく見やすい舞台でした。
奏組の美しい出演者達が客席の通路を使って登場したり、
舞台から降りて歌ったりしますので臨場感あります。
▽
もともと以前からある「サクラ大戦」のファンで、舞台やライブも何回も観て来ました。
その女性向け別シリーズであるこの「奏組」は、
情報としては知っていてもマンガも舞台も見たことがありませんでした。
しかし、見た感想としては「男でも充分楽しめる!」ということです。
まず、男と女、そして人間を描いたストーリーは
男女問わず感情移入しいろいろと考えさせられるものです。
また、これまでのシリーズ同様、作曲家・田中公平さんの手がける楽曲は
どれも聴き応えがある!
そして、もちろん男性キャストもカッコいいのですが、
男視点としては主人公の「音子(ねこ)」ちゃんがとっても可愛い!!(笑)
しっかりとキャラの立った出演者と、丁寧な物語・演出、そして歌にダンス。
誰が見ても楽しめることまちがいなしです!
カーテンコールは振り付きで楽しまれる方も!!客席との一体感も魅力です!
【公演概要】
舞台「サクラ大戦奏組 ~薫風のセレナーデ~」
2013年9月19日(木)~9月23日(月・祝)
<あらすじ>
憧れの少女歌劇団『帝國歌劇団・花組』に入れると信じ、
出雲の田舎から世界有数と名高い蒸気都市“帝都・東京”の
大帝國劇場へとやってきた雅音子。
しかし配属されたのは、男だけで編成されたオーケストラ『帝國歌劇団・奏組』。
音子は女優ではなく『奏組』の指揮者マエストロになるべく呼ばれたのだという。
さらに『奏組』には、帝都を脅かす魔物“降魔”と戦う
戦闘部隊『魔障陰滅部隊・奏組』としての顔があり、その隊長にも同時に任命される。
夢が遠のいたばかりか、恐ろしい降魔を目の当たりにし、
悩み戸惑う音子だったが、彼女には「音が見える」という特殊な力があった。
今まで不幸を招くだけだと信じきっていたその力で、
帝都や帝都に住まう人を守れるかもしれないと思った音子は
『奏組』の一員として頑張ってみようと決意するのだった。
音子がようやく帝都での生活に慣れてきたある日、新たな敵の存在が確認される。
“デノンマンサー”その者たちが奏でる歪つな音は、
ゆっくりと確実に人の心を深い闇へと引きずり込んでいく。
だが奏組の前に立ちはだかる彼らは、どこか悲しい瞳をしていた...
<出演>
田上真里奈(雅音子役)/
渡辺和貴(ヒューゴ・ジュリアード役)/宮垣祐也(G.O.バッハ役)/倉本発(桐朋源二役)/
塩澤英真(桐朋源三郎役)/小野健斗(フランシスコ・ルイス・アストルガ役)
高橋里央(暮鏡一役)/五十嵐啓輔(加集丈治役)/山沖勇輝(襟戸勇役)
林 剛史(坂本正之助 役)/白華れみ(紫 役)/大至(緋独楽 役)
<スタッフ>
プロデューサー 中山雅弘/伊東愛
総合監修 広井王子
音楽監督 田中公平
脚本・演出 斎藤栄作
企画協力 文月紫織(チームかなで)、安藤三久
振付 青木美保
主催 セガ
協力 白泉社 花とゆめ編集部、島田ちえ
監修 レッド・エンタテインメント
制作 レイネット
おけぴレポ隊:chiaki 監修:おけぴ管理人 写真提供:レイネット