今やミュージカルのひとつのジャンルに数えられる“ウィーンミュージカル”、その地位を不動のものにした大人気作
『エリザベート』(脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ 音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ 演出・訳詞:小池修一郎)が装い新たに上演されます。
2000年の東宝版初演より15年目の今年、次なる歴史のために
装置や衣裳も一新される『エリザベート』公演での
おけぴ観劇会の開催が決定いたしました。
お日にちは
【2015年6月20日(土)12:30公演】と
【2015年8月22日(土)12:30公演】です。
黄泉の帝王 “トート=死” とハプスブルク帝国最後の皇后エリザベートとの禁じられた愛を描いたドラマチックなミュージカル!気になるキャストは…。
【2015年6月20日(土)昼公演】
トート:城田優さん エリザベート:蘭乃はなさん ルキーニ:山崎育三郎さん
トートには2010年に同役を務め、一大旋風を巻き起こした
城田優さんが復活!
『ロミオ&ジュリエット』(
初演・
再演)、大抜擢でしっかりとその大役を務め上げた
『4Stars One World of Broadway Musicals』、『ファントム』などその後も着実にキャリアを重ねてこられました。
エリザベートには昨年宝塚歌劇団花組公演にて同役を務め、退団された元宝塚歌劇団花組トップ娘役
蘭乃はなさん。
狂言回しとして物語をけん引する
ルキーニには
『レディ・ベス』、
『モーツァルト!』とクンツェ&リーヴァイ&小池先生作品にはもはや欠かせない
山崎育三郎さん。キラキラを脱ぎ捨てアナーキストに挑戦です!
城田さんと山崎さんは『ロミオ&ジュリエット』初演のWロミオでもありますね!
【2015年8月22日(土)昼公演】
トート:井上芳雄さん エリザベート:花總まりさん ルキーニ:尾上松也さん
トートには
井上芳雄さん。15年前の初演時のルドルフ役でミュージカルデビュー後の井上さんのご活躍はみなさまご存知の通り。さぁ、どんなトートを見せてくれるか!!
今年の井上さんの活動ご紹介は
こちらから。
エリザベートはこの作品の日本での上演の礎を築いた
花總まりさん。東宝版初演からさかのぼること4年、1996年の宝塚版の『エリザベート』で同役を務めたオリジナル・エリザベートです。(
2012年エリザベート・ガラ・コンサートの様子、エリザベートについても語られた
『レディ・べス』インタビュー)
そして、
ルキーニに抜擢されたのは歌舞伎役者の
尾上松也さん。『ロミオ&ジュリエット』
『スリル・ミー』など近年はミュージカルへも積極的に挑戦されている松也さん。どんなルキーニを見せてくれるのか現時点で想像できない面白さがありますね!(座頭を務められた今年の
新春浅草歌舞伎製作発表)
ミュージカル界、歌舞伎界を引っ張る若きリーダーの競演の化学反応も楽しみです。
6月13日に開幕する2015年の『エリザベート』、
開幕から間もないの6月と終盤の8月に開催される観劇会!
エリザベートおけぴ観劇会は満席となりました。
たくさんのお申込み、ありがとうございました!
『エリザベート』おけぴ観劇会
【6月20日(土)12:30】城田優(トート)
蘭乃はな(エリザベート)
山崎育三郎(ルキーニ)
田代万里生(フランツ)
京本大我(ルドルフ)
剣幸(ゾフィー)
【8月22日(土)12:30】井上芳雄(トート)
花總まり(エリザベート)
尾上松也(ルキーニ)
田代万里生(フランツ)
古川雄大(ルドルフ)
香寿たつき(ゾフィー)
~共通~
未来優希(ルドヴィカ/マダムヴォルフ)
大谷美智浩(マックス)
角川裕明(エルマー)
秋園美緒(リヒテンシュタイン)
~アンサンブル~
朝隈濯朗/安倍誠司/石川剛/奥山寛/上垣内平/川口大地
後藤普彦/白山博基/高橋卓爾/田中秀哉/福永悠二/横沢健司
石原絵理/折井理子/可知寛子/七瀬りりこ/原宏美/福田えり
真記子/松田未莉亜/真瀬はるか/百千糸/安岡千夏/山田裕美子
~トートダンサー~
五十嵐耕司/乾直樹/岡崎大樹/小南竜平
鈴木明倫/田極翼/楢木和也/宮原由紀夫
写真提供:東宝演劇部
おけぴ取材班:chiaki(編集・文) 監修:おけぴ管理人