シェイクスピア作品中最も輝ける王、ついに登場 2009 年『ヘンリー六世』三部作、
2012 年『リチャード三世』、
2016年『ヘンリー四世』二部作に続き、ついに
『ヘンリー五世』が新国立劇場にて上演されます!人気のシェイクスピア歴史劇シリーズ最新作ということもあり、大きな期待が寄せられている
『ヘンリー五世』!にて……。
公演半ばの、
5月27日(日)12時公演にておけぴ観劇会開催が決定いたしました。
(この日はマンスリープロジェクトも開催!)おけぴ観劇会とはオススメの演目で、特定の公演日のお席を一定数確保し、おけぴならではの特典をつけてご案内する、おけぴ会員限定の観劇企画です。→詳しくは
こちら おかげさまで観劇会は満席になりました。たくさんのご応募ありがとうございました! 前作『ヘンリー四世』の続編となる本作では、新王に即位したヘンリー五世が内政の基礎を固め、さらに隣国フランスへの遠征に出向き、華々しい戦果を上げる様が活き活きと描かれます。日本での上演頻度は決して高くありませんが、本国イギリスでは人気の作品で、著名俳優によって何度も上演され、また映画化もされている、まさに秘中の佳作ともいえる作品!
(もちろんこれまでのシリーズをご覧になっていなくても、独立した作品としてもお楽しみいただけます) タイトルロール“ヘンリー五世”を演じるのは、前作『ヘンリー四世』で王(ヘンリー五世)の若かりし頃、シェイクスピア作品の登場人物のなかでも大変な人気を博する“ハル王子”役を好演した
浦井健治さんです。『ヘンリー四世』第二部“戴冠”のラスト、ついにヘンリー五世となりファミリーツリーの頂に座した姿が印象的だった浦井さん。今度は、王として国を率いてフランスとの戦いに挑む、どんな王の姿を見せるのか今から楽しみです。浦井さんは、2009年の『ヘンリー六世』にて、ヘンリー五世の息子の“ヘンリー六世”も演じているので、なんというか、一周まわったような感覚も!
「こうして親子何代にもわたり演じさせていただくことに、運命のようなものを感じています。
『ヘンリー六世』三部作、その約9時間の物語の中で、常に父・ヘンリー五世の偉大さを感じながらヘンリー六世を演じていました。ハル王子役については、そんな父の若かりし日を演じることに感慨深い想いです。さらにリッチモンドも演じていることもあり、薔薇戦争という時代、歴史の大きなうねりを実体験のように感じられている。なんというか、肌で感じるものがあるんです。これはちょっと不思議な感覚で、俳優として稀有な経験をさせてもらっています」(2016年9月『ヘンリー四世』浦井健治さんインタビューより)
『ヘンリー四世』公演より(撮影:谷古宇正彦)
『ヘンリー四世』公演より(撮影:谷古宇正彦)
ほかにも
岡本健一さん、
中嶋朋子さんといったおなじみの顔ぶれに、本シリーズ初登場の
横田栄司さんが新しい風を吹き込み……、今回も魅力的な俳優さんが集結しています。
そして、シリーズを通して演出を手掛けるのは
鵜山仁さん。名君と言われるヘンリー四世ですが、近年は暴君と描かれることもあることについては、
「最初に“名君ありき”でも“暴君ありき”でもない。今回の座組の中でどんな化学反応が生まれるか」「暴君と名君の間に“王”と、“王”を生み出す人間たちの表情が見えてくるのではないか」とのこと。
浦井さんや岡本さんらレギュラーチームへは、互いに遠慮がなくなり
「ぶつかり合いがより密になるのでは」と継続企画ならではの信頼の厚さを覗かせます。
“いま”“新国立劇場”“このシリーズ”ならではの『ヘンリー五世』になりそうです!
また、前作では、現代的な衣裳、QUEENのロック、宙吊りの玉座などサプライズもありましたが、美術なども「継続性を大事にしながらガラッと変えていきたい」と、なんとも気になる発言も。(ジ・アトレ2月号より)
客席は、中通路までをすべてステージとして使用する大胆な舞台構成で(つまり1階席は"10列"が実質1列目に、1階最後列でも実質12列目という近さ!)、どのお席でも臨場感を味わっていただける『ヘンリー五世』。
今回のご案内では、1階S席を【実質8列目以内センター】・【実質8列目以内サイド】と【実質9-12列目】の3エリアに分け、【A席(2階最前列)】【B席(2階2-3列】とあわせて、
5エリアでの抽選募集となります(締切は2/13(火)15時)。
そのほか「おけぴ観劇会特典」として…
★終演後に観劇会スペシャルカーテンコールあり!!
★抽選で浦井健治さんのサイン入りプログラムプレゼント(5名)!
★観劇会特製マップ配布(入口で皆様にお渡しします)
★おけぴプレミアム会員の方は送料無料!
さらに観劇会開催の5月27日は
新国立劇場のマンスリープロジェクト開催日でもあります!
演出の鵜山仁さんとレギュラー俳優陣の浦井健治さん、岡本健一さん、那須佐代子さんがシリーズの魅力を縦横無尽に語りつくす「新国立劇場のシェイクスピア歴史劇を振り返って」とあわせて、どっぷりたっぷり作品世界に浸る一日を過ごすのもオススメ!
おかげさまで観劇会は満席になりました。たくさんのご応募ありがとうございました! 12時から観劇し、お茶でも飲みながら自分なりに作品を咀嚼して、17時からマンスリープロジェクトで公演・シリーズを振り返る。
シェイクスピアな一日を楽しみましょう。
※マンスリープロジェクトご参加に際しては別途お申し込みが必要です。受付開始は2月22日(木)より。入場無料。詳細はこちら。<新国立劇場5月マンスリープロジェクト>
「新国立劇場のシェイクスピア歴史劇を振り返って」2018年5月27日(日)17時 @中劇場
今や新国立劇場演劇部門の代表企画となったシェイクスピアの歴史劇。
同一カンパニーでの連続上演は本国でも数年に一度。
今回は演出の鵜山さんをはじめ、レギュラー俳優陣がこのシリーズの魅力を縦横無尽に語りつくします。
出演:鵜山 仁、浦井 健治、岡本 健一、那須 佐代子
おかげさまで観劇会は満席になりました。たくさんのご応募ありがとうございました!<『ヘンリー四世』(2016年)関連記事ご紹介>
『ヘンリー四世』浦井健治さんインタビュー 『ヘンリー四世』稽古場レポート 『ヘンリー四世』フォトコール&囲み取材レポート <『リチャード三世』(2012年)関連記事ご紹介>
『リチャード三世』制作発表レポート 『リチャード三世』稽古場レポート <『ヘンリー六世』(2009年) 舞台写真ご紹介>
2009年「ヘンリー六世」の演技で紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞された浦井健治さん(ヘンリー六世役)と中嶋朋子さん(マーガレット役)
2009年の『ヘンリー六世』上演以来、新国立劇場開場からの20年の約半分の期間で継続されてきたシェイクスピア歴史劇シリーズ。壮大なシリーズが実現するのも公共劇場ならでは。その最新作で新国立劇場劇場の底力を体感しましょう!!
~おけぴ管理人ひとこと~
ミュージカル『レディ・ベス』のエリザベス一世のお父さんがヘンリー八世。
そのヘンリー八世のお父さんがヘンリー七世で、そのおばあちゃんがヘンリー五世の妻キャサリンで…と、現在4歳のジョージ王子、2歳のシャーロット王女までつながる英国王の系図。
→新国立劇場HPのこちらの系図もぜひご覧になってみてください!
普段ミュージカルを中心に観てる方も、シェイクスピア作品や英国の歴史に触れるとまた世界が広がり各作品への理解も深まると思います♪
おかげさまで観劇会は満席になりました。たくさんのご応募ありがとうございました!おけぴ観劇会とはオススメの演目で、特定の公演日のお席を一定数確保し、おけぴならではの特典をつけてご案内する、おけぴ会員限定の観劇企画です。→詳しくは
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