作・演出:荻田浩一 音楽:斉藤恒芳
『カリソメノカタビラ〜奇説デオン・ド・ボーモン〜』
2019年9月12日(木)〜23日(月)@浅草九劇
水夏希/溝口琢矢 笠松はる/植本純米/坂元健児 現在、音楽劇『ライムライト』がシアタークリエにて大好評上演中の、荻田浩一さんの新作ミュージカル上演決定のお知らせが届きました♪
◆ 2014年、水夏希コンサート「Attractive Concert2014 蜃気楼~mirage~」のオープニング場面に登場した「女装の騎士」。
彼こそは
男性でありながら女装をしてベルサイユ宮殿に入り込んだ実在のスパイ“シュヴァリエ・デオン”。その数奇な人生を虚像と実像を織り交ぜつつ、荻田浩一の作・演出により2019年夏ミュージカルとして上演決定!劇場は、なんと浅草九劇。緊密な劇空間、贅沢でスリリングな瞬間を体感しにいざ九劇へ!
【荻田浩一×水夏希】
宝塚歌劇団の演出家として絶大なる人気を博し、歌劇団退団後は『蜘蛛女のキス』、『CHESS the Musical』、『マディソン郡の橋』といった翻訳ミュージカルや、東宝ミュージカル『王家の紋章』などの大箱での新作ミュージカル、『ドリアン・グレイの肖像』『不徳の伴侶』『イヴ・サンローラン』などのオリジナルミュージカルと多岐にわたる作品を手掛けている
作・演出家、荻田浩一。
一方で荻田はこれまでにも、ゼルダ・フィッツジェラルド、ニジンスキー、メアリー・スチュアートなど実在した人物に材を取った作品を数々送り出していますが、今回取り上げるのは、マリー・アントワネットがいた時代のフランスに実在したスパイ、シュヴァリエ・デオン。生涯の前半は男性として、後半を女性として生きたという、非常に興味深い人物です。
この題材を長年あたためていた荻田は、2014年に演出を手掛けた水夏希コンサート『蜃気楼~mirage~』内のひとつのシーンのモチーフに使用。そこで手応えを感じ、さらに構想を膨らませ、
水夏希とふたたびタッグを組み、今度はコンサートの一場面ではなく、
新作ミュージカルとして改めてシュヴァリエ・デオンの生涯を描きます。もともとパフォーマンス能力の高さに定評があり、演技にもいっそうの深みを増した水が、謎めいたスパイに扮することにも注目です。
音楽は宝塚時代から荻田と組んで数々の名作を生み出している
斉藤恒芳が担当。こちらも、ご期待ください。
【5人の俳優が奏でる物語】
共演者は、若手ながら繊細な役作りに定評があり、注目の舞台や映画への出演が続く
溝口琢矢が主人公と行動を共にする弟分役に。抜群の歌唱力で観客を魅了する
笠松はるがマリー・アントワネット他を。『花組芝居』の劇団公演に留まらず、外部の舞台や映像分野でも活躍する
植本純米が演ずるいくつもの役の中には久々の女性キャラクターも。さらに、圧倒的な歌唱力と存在感のみならず、近年コメディーセンスも遺憾なく発揮する
坂元健児は、『フィガロの結婚』の作者として知られる時計職人にして劇作家ボーマルシェとして登場。小さな空間のなかで、実力派の5名が扮する多彩な役どころがどうぶつかるか、見逃せません!
【公演情報】
ミュージカル『カリソメノカタビラ〜奇説デオン・ド・ボーモン〜』
2019年9月12日(木)〜23日(月) @浅草九劇
<スタッフ>
脚本・演出:荻田浩一
音楽:斎藤恒芳
<キャスト>
出演:水夏希/溝口琢矢 笠松はる/植本純米/坂元健児
演奏:安齋麗奈
この記事は公演主催者からの情報提供によりおけぴネットが作成しました