京都水族館での歌唱披露イベントに登場した、OSK日本歌劇団の新トップスター桐生麻耶さん(写真右)と、娘役スターの城月れいさん(写真左)
OSK日本歌劇団が、4年ぶりに夏の京都、南座に登場! 泉鏡花×サクラ大戦歌謡ショウ楽曲×OSKがコラボレーションする「歌劇 海神別荘」と、洋レビュー「STORM of APPLAUSE」との二本立てが楽しみな
『OSK SAKURA REVUE』。そして京都の夜の新たな試み(連日19時半開演)、サクラ大戦のスター声優たちとの競演が楽しみなナイトプログラム
『OSK SAKURA NIGHT~夢見ていよう~』が、いよいよ7月13日に南座にて開幕します。
初日に先駆けて、OSK日本歌劇団新トップスターの桐生麻耶さんと、『OSK SAKURA REVUE』第一部で相手役をつとめる城月れいさんが、「歌劇 海神別荘」より『サクラ大戦歌謡ショウ五周年記念公演 』でも人気を集めた「すべては海へ」と、新曲「この世の価値」を、京都水族館の大水槽前で初披露しました。
本番同様の衣裳をつけたおふたりの歌唱に公演への期待が高まったイベントの模様をレポートいたします♪
おふたりの腕に抱かれているのは…? 答えはレポ後半で!
“サクラ大戦歌謡ショウ”で上演された「海神別荘」がOSK歌劇に!
大人気ゲームシリーズ「サクラ大戦」の声優陣によるドラマ&レビューステージ『サクラ大戦 歌謡ショウ』。その五周年記念公演で上演された「歌劇 海神別荘」(泉鏡花原作)が、“本物の”レビュー劇団であるOSKのために、広井王子氏により再構築されて南座に登場!
唯一無二の男役、トップスター桐生麻耶さんが演じるのは、海を支配する力強い公子。陸から輿入れしてくる美女(城月れいさん)は、人ならぬものに姿を変えられたことを嘆きますが、公子の心に触れ、やがて…。泉鏡花が描いた独特の世界観が、南座での初日より一足先に、京都水族館のまるで海底を思わせる大水槽前に広がりました。
陸から迎えられた美女は、きらびやかな装飾品、衣裳を身に着けた自分を故郷の人々にも見せてあげたいと歌いますが…
海で生きる気高い公子は、お互いの価値観について美女に語りかけ…
人ではなくなった美女と、海の公子の心は結ばれるのか? 続きはぜひ劇場で!
【歌唱シーン全編は動画で!(美麗衣裳&美声&お魚たちの動きにもご注目を♪)】【桐生さん&城月さんが語る「海神別荘」の見どころ、意気込みも動画でどうぞ!(OSK群舞=イワシの群れ!?)】
歌唱披露を終えたおふたりには、京都水族館の館長より年間パスポートと…
オオサンショウウオのぬいぐるみが贈呈されました!
国の天然記念物オオサンショウウオ。京都・鴨川で発見され話題になったこともあり、京都水族館のイチオシ生物なんだそうです♪
オオサンショウウオさんに、ミニ桜パラソルをさしかけて…はいポーズ!
『OSK SAKURA REVUE』は、この「歌劇 海神別荘」と、今年の『レビュー春のおどり』でも客席を熱く盛り上げたレビューを南座バーションでみせる「STORM of APPLAUSE」(作・演出・振付:平澤智さん)との二本立て。
南座初の“ナイトレビュー”『OSK SAKURA NIGHT~夢見ていよう~』は、OSK×サクラ大戦声優陣による夢のコラボレーションです。架空の時代・太正の帝都東京で、華やかなレビューを上演し人気をあつめる「帝国歌劇団・花組」。その本当の姿は、帝都に巣食う“魔”と戦う秘密部隊「帝国華撃団」だった! …という設定で、ゲームのみならずアニメ、舞台とメディアミックス作品として人気を集めた『サクラ大戦』とOSK日本歌劇団が初共演。OSKからは舞美りらさん、翼和希さんを中心に、楊琳さんも特別出演。『サクラ大戦』からは真宮寺さくら役の横山智佐さんが連日出演するほか、日替わりゲストとして高乃麗さん、井上喜久子さん、日髙のり子さん、田中真弓さんなど声優界の大スターたちが『サクラ大戦』で演じた役そのものとして登場。OSKのテーマ曲「桜咲く国」や、「ゲキテイ(檄!帝国華撃団)」ほか『サクラ大戦』の人気曲を、OSKと帝国歌劇団がひとつになり魅せる華やかなステージが繰り広げられます。
『OSK SAKURA REVUE』、『OSK SAKURA NIGHT~夢見ていよう~』ともに7月13日から京都 南座にて上演。夏の南座に咲く満開の桜が見られる日はもうすぐです!
おけぴ取材班:mamiko(文、撮影) 監修:おけぴ管理人