【中村勘九郎さん&七之助さん】明治座 『三月花形歌舞伎』おけぴ観劇会 昼夜2日程開催決定!



春風そよぐ3月、中村勘九郎さん&七之助さん兄弟が明治座でカブク!


 中村勘九郎さん七之助さんの中村屋兄弟が登場する明治座 『三月花形歌舞伎』【おけぴ観劇会】の開催が決定しました!


3年ぶりに明治座に花形歌舞伎が帰ってきます

 【おけぴ観劇会】開催は【3月7日(土)・ 昼の部(11時)】と、【3月14日(土)・ 夜の部(16時)】の2公演。

 昼夜で異なる魅力が楽しめそうな演目と、その他の出演者のみなさまも発表されました!


おけぴ観劇会とは
オススメの演目で、特定の公演日のお席を一定数確保し、おけぴならではの特典をつけてご案内する、おけぴ会員限定の観劇企画です。→詳しくはこちら





◆◆◆演目ご紹介♪◆◆◆


【3月7日(土) 昼の部(11時)】

 なんといっても注目は、父・勘三郎さんがかつて演じた演目を、それぞれ役どころにぴったりな勘九郎さん七之助さん兄弟でみせる「一本刀土俵入り(いっぽんがたな どひょういり)」

 相撲取りになる夢に破れ無一文でさすらう男と、哀れな男を見かねて有り金を恵んで助ける宿場の女。月日が流れ、渡世人になった男が宿場に戻ると、恩ある女が窮地に立たされていて…

 勘九郎さんが演じるのは、父・勘三郎さんもかつて演じた駒形茂兵衛。いつか横綱になりたいと思い描きながら、夢を諦め博徒となった茂兵衛。そんな彼が見せる“横綱の土俵入り”とは? 勘九郎さんの真心あふれる決めセリフが見どころです。

 夢を語る茂兵衛にほだされ、義侠心をみせる宿場の酌婦 お蔦を演じるのは七之助さん。艶っぽく気風の良い姉(あね)さんを、兄・勘九郎さんを相手にどう見せてくれるのか。

 涙なくては見られない長谷川伸(『瞼の母』など)の代表作を、中村屋兄弟共演でお楽しみください。



 このほか、歌舞伎鑑賞初心者も一度は見てみたい「歌舞伎といえば!」の様式美溢れる世界、ド派手衣装も楽しみな彦三郎さん(松王丸)、巳之助さん(梅王丸)、壱太郎さん(桜丸)の「車引」(仕える主人の立場によって敵味方に分かれてしまった三つ子が一堂に会して…それぞれのキャラクターが動きや衣裳に現れていて楽しい!)や、橋之助さんが襲名披露でみせた長唄舞踊に再び挑む「芝翫奴」、壱太郎さんのキュートな魅力いっぱいの「近江のお兼」(力持ちお兼ちゃん!)にもご期待ください。



【3月14日(土)・ 夜の部(16時)】

 勘九郎さん&七之助さんが、前世からの因縁に縛られ流転する運命のふたりに。物語に縁ある隅田川近くの明治座にて「桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)」を通し上演!

 江ノ島で稚児の白菊丸と心中を図り、ひとりだけ生き残ってしまった僧の清玄と、生まれつき左手がひらかず出家を望む桜姫。その手が開いたとき、清玄は姫が愛する白菊丸の生まれ変わりだと信じ…

 悪党に惚れて女郎にまでなる型破りなお姫様と、執着心いっぱいの高僧・清玄。姫が生まれた吉田家の家宝をめぐるお家騒動も並行して、それぞれに絡み合う運命の糸…。四世鶴屋南北の人気演目が明治座に登場です。

 清玄と悪党の釣鐘権助、対照的な二役を演じる勘九郎さん、桜姫と白菊丸を演じる七之助さん。まさか! の展開てんこもり、男と女の輪廻転生因縁劇(…といっても、あまりの超展開で印象はカラッと明るい♪)。通し上演で大団円までたっぷりとお楽しみください!





【うれしい「おけぴ特典」も♪】
<特典1>
 両日程とも、おけぴ観劇会特典として、開演前や幕間にお楽しみいただける【明治座の桜の紋入り 手焼もなかアイス】付きでのご案内。明治座直営売店、人気の味をお楽しみくださいませ。

<特典2>
 おけぴ観劇会特製、幕間探検マップもお配り予定です(明治座内の売店の飲食物やグッズのご紹介、人物相関図など)。

<特典3>
 さらに! 「+1000円」で、詳細なみどころ解説やインタビューなど、舞台を深く楽しむためにかかせない【公演プログラム(筋書き/昼夜共通)】をお付けいたします♪(参考:プログラム定価1500円)





 歌舞伎鑑賞初心者の方も、ディープな歌舞伎ファンの方も。中村屋兄弟が、昼夜全く異なる顔を見せる「明治座 三月花形歌舞伎」を、おけぴ観劇会でお楽しみくださいませ!




明治座 『三月花形歌舞伎』おけぴ観劇会
3月7日(土) 昼の部(11時)
3月14日(土)夜の部(16時)

◆みどころ◆
<昼の部>
 『車引』に登場する三つ子の兄弟、松王丸は左大臣藤原時平に、梅王丸と桜丸は時平に陥れられた菅丞相(菅原道真)と斎世親王に仕えています。梅王丸、桜丸は無念を晴らそうと時平が乗る牛車の前に立ちはだかり…。横見得や石投げの見得、元禄見得など様式美あふれる古典の名作です。
 『一本刀土俵入』は長谷川伸の傑作で、相撲の親方に見放され一文無しの駒形茂兵衛は、親切な酌婦お蔦から金を恵んでもらい「必ず横綱になる」と誓います。「しがねえ姿の横綱の土俵入りでござんす」の名台詞でお馴染みです。
 続いて、主人の供をして廓へ通う奴がユーモラスに踊る『芝翫奴』と、男勝りの美しい娘が長い布晒を使って華やかに踊る『近江のお兼』の舞踊二曲。バラエティに富んだ演目をぜひお楽しみください。


<夜の部>
通し狂言桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)

 長谷寺の修行僧清玄と稚児白菊丸は相愛の仲。未来で夫婦になろうと心中をするものの、清玄だけ生き残ってしまいます。17年後、高僧となった清玄は吉田家の息女、桜姫が白菊丸の生まれ変わりだと知ります。桜姫は屋敷に押し入った盗賊の釣鐘権助の子を生み、出家を望んでいますが…。
 『桜姫東文章』は文化 14(1817)年に初演され、大南北と称された四世鶴屋南北ならではの人気演目の一つです。息女の桜姫が遊女にまで転落するという物語性としたたかな存在感。因果の糸に絡まれる清玄。対する権助の無法ぶりなど因果因縁と奇想天外な展開にあふれた人気演目です。

◆演目・配役◆
<昼の部>
一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
車引


松王丸:坂東彦三郎
梅王丸:坂東巳之助
桜丸:中村壱太郎
藤原時平:片岡亀蔵


長谷川伸 作
村上元三 演出

二、一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)

駒形茂兵衛:中村 勘九郎
お蔦:中村 七之助
船印彫師辰三郎:坂東 彦三郎
堀下根吉:坂東 巳之助
若船頭:中村 橋之助
清大工:澤村 由次郎
波一里儀十:片岡 亀蔵
老船頭:坂東 秀調


三、上 芝翫奴(しかんやっこ)
  下 近江のお兼(おうみのおかね)


〈芝翫奴〉
奴駒平:中村 橋之助

〈近江のお兼〉
近江のお兼:中村 壱太郎


<夜の部>
四世鶴屋南北 作
郡司正勝 補綴・演出

通し狂言桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)
発端
大詰 江の島稚児ケ淵の場より
雷門門前の場まで

清玄/釣鐘権助:中村 勘九郎
白菊丸/桜姫:中村 七之助
入間悪五郎:坂東 巳之助
葛飾のお十:中村 壱太郎
吉田松若:中村 橋之助
長浦:中村 歌女之丞
粟津七郎:坂東 彦三郎
残月:片岡 亀蔵


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