『初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演』元日より南座にて上演!

 笑って、泣いて、心がホワっとあたたまる♪ 2020年のお正月も、南座に松竹新喜劇がやってきます!

 劇団の財産ともいえる“人情喜劇”と“まげもの喜劇”の傑作豪華二本立て! 『初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演』に向けて、劇団代表の渋谷天外さん、藤山扇治郎さん、そしてゲスト出演の久本雅美さんが意気込みを語った取材会の模様が届きました。


写真左から:藤山扇治郎さん、渋谷天外さん、久本雅美さん

【演目ご紹介♪】

前半は、藤山扇治郎さんが家族を想う田舎青年に扮する『一姫二太郎三かぼちゃ』。
片田舎の資産家の三男に生まれ、兄弟姉妹が都会に出て華やかな生活をしていても、ひとり実家に残り畑仕事に精を出す主人公の三郎。
みんなの自慢話も黙ってニコニコと聞く三郎さんですが、とある事件が起こり、彼の真っ直ぐさが家族を救うことに! 
お正月にふさわしい、家族愛あふれる人情劇をお楽しみください。

続く後半は、劇団代表の渋谷天外さんが、盗賊に瓜二つのお殿様に扮する『駕籠や捕物帳』。
お忍びでお茶屋に出かけ、駕籠かきと意気投合したお殿様。兄弟分の盃まで交わしたところに、当のお尋ね者が現れて…ヤキモチ焼きの奥方も巻き込んで、事態は思わぬ方向に!
ゲスト出演の久本雅美さんとの息のあったやりとりが爆笑を誘います♪





【取材会レポート】(公演主催者提供)

 2020年1月南座「初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演」の記者取材会が12月7日(土)に大阪市内にて行われました! 


 松竹新喜劇より渋谷天外、藤山扇治郎、また昨年に続き南座のお正月公演へ2年連続のゲスト出演となる久本雅美が出席し、本公演の見どころや意気込みを熱く語りました。



 『駕籠や捕物帳』にて領主前田能登守/赤鞘主水の二役を勤める渋谷天外は「殿様と駕籠かきという身分の“カルチャーギャップ”をどう見せるか。相手役となる(久本)雅美と(曽我廼家)寛太郎のコンビに私がどう入り込んでいけるか、とても楽しみです。笑わされるんちゃうか!」と賑やかに語りました。



 また、『一姫二太郎三かぼちゃ』にて三男・三郎を演じる藤山扇治郎に対し、「ここ最近びっくりするほど芝居が上達しています。(同役を)3年前に演じた時とは違った、扇治郎の人柄が大いに滲み出たキャラクターが見られるはず」と熱く期待を込めました。



 藤山扇治郎は、「今回の二作品は現代劇と時代劇と設定は違えど、『一姫二太郎三かぼちゃ』は「田舎と都会」、『駕籠や捕物帳』は「殿様と庶民」とどちらも“身分の格差”が描かれています。この二つの共通したテーマを感じながらお楽しみいただきたいです」
と本公演の見どころを語りました。また、以前『一姫二太郎三かぼちゃ』の稽古中、カステラを食べる場面で、「稽古に熱が入りすぎて小道具の発泡スチロール製のカステラを食べてしまった」という珍エピソードも明かし、会場を笑いの渦で包み込みました。



 久本雅美は、「今回も大好きな松竹新喜劇に呼んでいただいて本当に嬉しく思います。今回演じる『駕籠や捕物帳』の駕籠かきの役を女性が演じるのは演目史上、私が初めてです!私が面白く演じることによって、今後の上演でも女優さんが演じる役となると思いますので、笑いに貪欲に、台本にないアドリブも加えながら楽しんで演じます!」と、今回の役に対して並々ならぬ意気込みを語りました。



(取材会レポートここまで)



 2020年も、元日初日には出演者による館前ご挨拶と、正月三が日の午前の部開演前に若手劇団員による力強い「しころ太鼓」が披露予定!

 八坂神社をはじめ、初詣スポットが数多くある南座周辺。お正月のお出かけとあわせて、松竹新喜劇でめでたく初笑い♪ そんな1年の始まりはいかがでしょう。

 『初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演』は南座にて令和2年1月1日(祝)から8(水)まで上演されます。


関西が誇る人情喜劇の二本立て。お見逃しなく!

【公演情報】
初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演
2020年元日(祝)初日~1月8日(水)千穐楽  
南座

『一姫二太郎三かぼちゃ』
田舎の資産家である西田家には、四男一女、5人の子供がおりました。母・久子さんが手塩にかけて育てた子供たちは、今は立派な社会人。長女は良家に縁組して一家の主婦に、長男、次男、四男もそれぞれ都会に出て会社の重要なポストを任されるほど活躍しています。ただ一人、三男の三郎さんだけは大学も行かず、両親のもとで畑仕事をしながら暮らしておりました。
 さて今日は、母・久子さんの還暦祝いで西田家は大賑わい。普段は都会にいる子供たちも次々と帰省し、出世話や自慢話に花を咲かせますが、三郎さんだけは華やいだ兄弟たちの会話に入っていけず…。また兄弟たちも自分たちの優秀ぶりを鼻にかけて、長年田舎暮らしの三郎さんをのけ者にするのでした。それでも三郎さんは、両親が兄弟のたまの帰郷に喜ぶならそれが一番とじっと我慢の一点張り。しかし、そんな三郎さんのまっすぐな家族愛に兄達が救われる時が…。
 お正月にふさわしい家族愛あふれる人情喜劇を御堪能ください。

『駕籠や捕物帳』
 舞台は天下泰平の美しい城下町。これを荒し廻っていた兇賊・赤鞘主水の一味、そのほとんどが捕えられたのですが、肝心の赤鞘主水がいまだ捕まらず…。そこで、城下町のあちこちに赤鞘主水の人相書が張り出されました。その人相書には、「召捕った者に金百両。訴人した者に金五十両」の文字。領民たちは色めき立っています。
 一方そのころ、城下外れにある茶屋に、領主・前田能登守が訪れます。そこにお茶を持ってきたのは、お茶屋を手伝う駕籠かきの千鳥足の直作と後ろ向きのお蝶の二人。客が領主とは気づかぬまま、とんちんかんな会話をしますが、どういうわけか意気投合。兄弟分の盃まで交わしてしまいます。しかし、よく見ることこの領主、あの人相書の男に瓜二つ。まさか…。動揺する二人のところへ、役人に追い詰められた赤鞘主水が現れ、てんやわんやの大騒ぎ。次から次へと、事件は意外な方向へ展開していき…。
 舘直志作の松竹新喜劇を代表するまげもの喜劇の傑作をお楽しみください。

公演情報詳細
松竹新喜劇 公式サイト

舞台写真・公演レポート提供:松竹株式会社 南座

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