♪オフィシャルレポートが届きました!
2019年の年の瀬も迫る、12月27日、品川インターシティホールで、年に一度の、
C.I.A.presents『SUPER LIVE 2019』が開催された!(27日〜29日開催)
C.I.A.とは「Cube Infinity Artists」の略で、芸能プロダクション・キューブの多彩な若手俳優が集う、合同サポーターズクラブだ。ファンの熱い声援でスタートを切った、初日12月27日のライブの模様をお届けする。
オープニングは、
「メンバーの中に裏切り者が潜伏している」という情報を得た阿久津仁愛、井阪郁巳、岩橋大が映像で登場。今回、スケジュールの都合で出演できなかったメンバーが映像で参加し、会場を盛り上げる。
映像を受け、激しいビートとともに、C.I.A.メンバーが登場。今回初披露となる、メンバーの自己紹介曲で、華々しくライブがスタートした。
トップバッターとして登場したのは、
川原一馬、冨森ジャスティン、金井成大のユニット「⬜︎ シカク」。ビートの効いた、ラップ&ボーカルナンバー『PEEKABOO』、アップテンポでエモーショナルな新曲『Realize』、と
オリジナル曲を畳み掛け、会場は一気に熱気に包まれる。
続き、川原一馬と永田崇人のユニット「アイラッシュ」による、オリジナル曲『TRY』。アコースティックギターのビートと二人のデュエットのハーモニーが心地よい。そのまま永田崇人のソロへ。新曲『愛を確かめるキスをしようぜ...』、そして『最後はなんて言えばいい』と、オリジナル曲2曲を披露。
永田のハイトーンボーカルが映え、バックダンサーを従え生き生きと歌い踊る姿が印象的だった。
次に、金井成大が登場。昨年のSUPER LIVEでは、他のパフォーマンスと一線を画し観客を一気に“成大ワールド”に引き込んだ金井。今年は、金井自身、インタビューなどでも「世界を狙う」と予告していたが、そのプロジェクトが全貌をあらわす瞬間となった。金井は、“フランスで一番有名な日本人”とも言われている「レ・ロマネスク」のTOBIに、新曲の書き下ろしと振り付けを依頼。異色のコラボが実現した。新曲『君がちょっと好き』を、
不可思議な色気を振りまきながら歌唱する姿に、客席からは悲鳴に近い歓声、そして爆笑が起きていた。
そして続くステージは、加藤諒のダンスパフォーマンス曲『眉毛太い』。加藤の
キレッキレで表情豊かなダンスは健在だ。続いて永田崇人、中谷優心のユニット「NAGATANI」が登場。オリジナル曲『寝不足』、そして今回初披露の『LOSER』を披露。中谷の
アコースティックギター1本の演奏と二人の歌声がクリアに響く。両曲とも、作曲を中谷、作詞を永田が担当している。変わって坂口涼太郎と菊池銀河が登場。坂口のピアノ、そして菊池のギターで、オリジナル曲『秘密の夜』を弾き語りで歌唱。感傷的なメロディが胸に沁みる曲。
伸びのよい二人のボーカルが会場を包む。作詞を坂口涼太郎と菊池銀河、作曲を坂口涼太郎が担当した。
続いて、
白洲迅が一人、アコーティックギターを持って登場。昨年に続いての弾き語りだ。白洲が出演したドラマのエンディング曲を歌唱。演じた役の気持が投影された切ないバラード。白洲の
伸びのある甘い歌声が、ドラマのシーンを思い起こさせる。ここからは、また雰囲気が一変し、川原一馬、冨森ジャスティン、金井成大、永田崇人、中谷優心、神田聖司、という同じ演劇作品で新旧キャストとして出演したメンバーが登場。勢いのあるラップナンバーを歌唱。この曲はその作品で音楽を担当した和田俊輔が彼らのために、今回書き下ろしし、同じく、同作品で彼らと共演した後藤健流が振り付けを担当した、ファンにはたまらない楽曲。
畳み掛けるビートに大きな歓声が起きた。そのまま、神田聖司、林勇輝、安田啓人、によるユニット「kawa」、安田啓人と市川理矩のユニット「Twi20Twi」によるカバー曲の歌唱が続く。そして、坂口涼太郎、菊池銀河、中谷優心、中田凌多による、ミュージカルナンバー『Seasons of love』も披露された。4名の
重層的なハーモニーは圧巻で、俳優たちのポテンシャルが感じられた。ライブ中盤では、今年夏に発表され、先日MVもweb公開されたC.I.A.のオリジナル新曲『ドドドどんまい!』を全員でパフォーマンス。同じ事務所のミュージシャン原田茂幸が作詞作曲した、アップテンポで優しい歌詞の親しみやすいナンバー。会場は一体になり盛り上がった。
ライブ後半に突入すると、さらに勢いは加速していく。
オリジナル曲、カバー曲の歌、ダンス、コント、トーク…と、盛り沢山の構成だ。昨年のSUPER LIVEに参加した人にとっては、「待ってました!」という“あのネタ”や“あのキャラクター”も登場。さらにグレードアップしていた。
C.I.A.の1st.オリジナルソング『お揃いの1日』(作詞・作曲:にゃんぞぬデシ)のイントロがかかった瞬間には、一際大きな歓声が沸いた。すっかりこの曲がファンとの約束の曲になっていると感じられた。
C.I.A.は、グループではなく、メンバーは、通常それぞれのフィールドで活動する俳優同士。その彼らが、日々のスケジュールの傍に集い、これだけ団結力を持ったステージを創り上げた。
演出担当の川原一馬を筆頭に、ひとかたならぬメンバー達の熱意と、ファンを喜ばせたい、という強い思いがあったに違いない。それがしっかり届くパフォーマンスだった。
ライブ後半のMCで白洲迅が、
「もう聞かなくても分かるくらい、楽しんでもらえてると、僕は感じます。いかがですか?」と会場に声をかけると大歓声と拍手。客席とステージが、お互い一体感を共有しているようだった。
ファンにとって色々あった一年を癒してくれるような、イベントになったに違いない。
C.I.A.では、来る
2020年1月13日に、同・品川インターシティーホールにて、新春イベントを行う。トークやSUPER LIVEの振り返り企画などもあるとのことで、新春からファンとの楽しい交流を予定している。詳しくは
オフィシャルサイトで確認してほしい。