【駒田一さん&屋比久知奈さんインタビュー】駒田一&屋比久知奈の劇場から飛び出して〜今夜はみんなで「#ミス・サイゴン」~



 6月23日20時より生配信されるトーク&ライヴ&セッション『駒田一&屋比久知奈の劇場から飛び出して』!駒田一さんと屋比久知奈さんが文字通りホームである劇場を飛び出してお届けする素敵な時間♪ 開催を前にお二人にお話を伺いました。リハーサルの様子もちょい見せ!(記事ラスト【公演情報】の下には初のプレミアムコーナーも)



駒田一さん、知野根倫子さん(ピアノ)、屋比久知奈さん


──トーク&ライヴ&セッション『駒田一&屋比久知奈の劇場から飛び出して』開催のいきさつからお聞かせください。



歌にトークに多才っぷりを発揮される駒田さん

駒田さん)
 世の中が新型コロナウィルス感染拡大という大変な事態に見舞われています。誰も経験したことのないこの感染症に対して自粛という選択をせざるを得なかった。それは仕方のないこと。これは僕らの世界だけでなく世界中、みんなが直面していることなので。その中で、何かできないかということで始まったのがこの配信企画です。僕らにとっても実験的な試みになりますが、やるからにはしっかりとしたものをお届けしたい。さらに回を重ねることでよりよいモノにしてくことができたら、それは劇場再開後にも続けていく意味のある企画になると考えています。

 そして、僕と屋比久知奈なら、やっぱり初回は残念ながら今年の公演が中止になってしまった『ミス・サイゴン』の世界をお届けしようと。東宝演劇部さんにもご協力をいただきました。『ミス・サイゴン』の楽曲とそれにまつわるトークをご自宅でお楽しみいただければと思います。内容については知奈ともいろんなことを話し合っています、先々のアイデアもあって!一回やって終わりでなく、次につなげていける配信にしたいですね。


──屋比久さんはいかがですか。


屋比久さんの真っ直ぐな歌声に心打たれます

屋比久さん)
 この企画のお話をいただいたとき、まずは率直にうれしかったです。自粛を前向きに捉え「今できることを」と思って家にいましたが、やはり「パフォーマンスをしたい、歌いたい」という思いも抱いていましたので。配信といった形でみなさんにお楽しみいただくことは、私にとっても新しい挑戦です。しかも、はじめさんと二人でライヴです!なかなかこんなチャンスはないことなのでとても楽しみです。

──お二人の初共演は昨年のミュージカル『レ・ミゼラブル』です。

駒田さん)
 初共演はそうなりますね。ただ、本を正せばこの方(屋比久さんを見て)が帝劇のど自慢に出場したときに僕が司会を務めておりまして(笑)。

屋比久さん)
 そうなんです!その後、まさか同じ事務所に所属し、共演したり、こうして二人でライヴをしたり──そんなことは夢にも思っていませんでした。あの時は、本当に司会者・審査員と一(いち)出場者と言う立場でしたので。

──そうでしたね!ちなみにその時の屋比久さんは駒田さんにどう映りましたか。

駒田さん)
 もちろん今と比べると荒削りなところもありましたが、すばらしい素質を持っていると思いました。彼女は化けるなと。そう感じたのは僕だけでなく、舞台裏、多くの関係者の間でそんな会話がやり取りされていました。

──駒田さんの印象は。

屋比久さん)
 最初は、テナルディエという役の印象も強かったのでちょっと怖い方かなと思ったのですが、実際にお会いするととても気さくに接してくださいました。大先輩にこんなこと言っていいのかとも思いますが(笑)、勝手にお父さんのような感覚で頼らせていただいております。

駒田さん)
 知奈はこれからの人。僕が教えられることは一つもないんですが、先輩である自分が頑張っていればそれを見て何かを感じてくれる。それが僕の応援。それにしてもこの4年で『レ・ミゼラブル』でエポニーヌをやって、『ミス・サイゴン』でキムに抜擢ですよ。

(屋比久さん恐縮しきり)

駒田さん)
  “何かがあるから選ばれている”、そこは自信を持ったほうがいい。これはほかの俳優にも言っていることですし、僕自身もそう思って取り組んでいます。なぜ選ばれたのか──、それを突き詰めていきたいですし、選ばれた以上はそれに応え、さらに言えばそれを上回る表現をしたい。その拠り所となる自信です。


──今回のテーマ『ミス・サイゴン』について伺います。1カ月ほどの稽古ののちに中止となってしまったとのことです。



エンジニアとキム、それぞれの本役だけでなく
決して作中では見られない、聴けないシーンも!!

屋比久さん)
 少しずつキムという人物が見えてきて…というところでした。お稽古によってそれまで自分だけで考えていたものとは違うキムが見えてきたり、周りの人との関係なども感じたり、考えたりし始めていました。残念ながら公演は中止となってしまいましたが、こうして今の私がサイゴンナンバーを歌う機会をいただいたので、ライヴと言う形ですが1カ月積み上げてきたことを活かして自分なりのキムとして歌いたいと思います。1カ月でしたが、お稽古はとても充実していて、楽しかったのでそれを自分の財産としてこれから進んでいきたいと思います。

駒田さん)
 その1カ月の経験は、いつかまたキムを演じるチャンスが訪れたときはもちろん、ほかの作品でも役に立つこと。でも、まずは今回のライヴで!


──駒田さんは3回目のエンジニア役の稽古はいかがでしたか。

駒田さん)
 これまでになく落ち着いていたように感じます。初めてのときは毎日必死で、2度目は少し周りが見えるようになって、今回はかなり冷静にみんなを見ることができ、それによって新たな発見もたくさんありました。そんなこともあり、歌稽古から立って芝居を仕掛けたりして、これまでより飛ばし気味に取り組んでいました。



「今」の屋比久さんが表現するキム
製作発表での歌唱披露で感じた期待、それとはもう別次元の引き込む力!

屋比久さん)
 そんなはじめさんのエネルギーに引っ張っていただいたことが何度もありました。楽譜を見ているだけではわからなかった感情がわき上がることもありましたし。

駒田さん)
 初めての人はその塩梅が難しいんですけどね。歌稽古では、音楽的な正しさ、正しい音をつかむことが第一。でも、それができるようになってきたら感情も入れていく。アリアは別にして、ミュージカルの楽曲は歌であり芝居、キャッチボールなんです。そんな僕らが「劇場を飛び出して」ですよ!ライヴではどうなるのか、それは難しくもあり、楽しみでもあります。

 あと、今だから言えるんだけど(笑)。稽古でキムに対して歌うところで席を離れてキムに迫っていったとき、その先にキムが4人いて!「キムは誰?キムはどこ?」って(笑)。エネルギーをどこに向けていいのやら。

屋比久さん)
 はじめさん、それ以来「今日は誰?今回は誰?」って事前に確認されていましたよね(笑)。

駒田さん)
 そうそう!

──もっと伺いたい!ところですが、『ミス・サイゴン』稽古場エピソードなどは本番のお楽しみとして。続いては楽曲について。なんと予定楽曲には「世界が終わる夜のように」も!

屋比久さん)
 嬉しいです!はじめさんとサイゴンの曲をデュエットできるなんて!私自身、お客様に向けてフルで歌うのは初めてなので楽しみです。



デュエットに照れつつも、いざ歌となると一気にその世界へ導いてくれる駒田さん
エンジニアとはまた違う“甘い”歌声にもご期待ください!

駒田さん)
 いやいや…、おそらくこの機会が最初で最後かと(笑)。もちろん知奈はキムとして全力で表現し、僕もそれに応えますが、姿は知奈を見てください。ほかの曲もどれもが大曲。考えるとぞっとしますが(笑)、お楽しみに!

──では、最後に配信を楽しみにされているみなさんへ。

屋比久さん)
 私たちは生の舞台が大好きで、それを見に来ていただくことが何よりの幸せです。でも、それが叶わなくなってしまった今、こうして配信という形でパフォーマンスをお届けすることになりました。一方で、私の地元は沖縄です。なかなか東京の劇場に見に来ることができない親せきや知人もいます。さまざまな事情で今まで見ていただけなかった方にも見ていただくことができる。そんな可能性も感じています。それぞれの環境で自由に楽しい時間を過ごしてください。

駒田さん)
 正直、僕自身初めてのことなので、まだピンと来ていないところもあります。配信もそうですが、まず第一に舞台上で、役をまとうことなく駒田一として歌うこと自体、製作発表の歌唱披露以外にはあまり経験がありません。そんなドキドキもあるライヴ配信、気軽にお酒でも飲みながら楽しんでください。パジャマを着てソファでくつろぎながらでもOK!
 そして、いつかまた舞台でお会いしましょう。


──ライヴがますます楽しみになりました!素敵なお話をありがとうございました。



 俳優としての信条、取り組み方に一切のブレがなくストイックなまでにその道を歩む駒田一さん(今年、祝40周年!)、一つひとつの質問に誠実に真っ直ぐに答えを紡ぐ屋比久知奈さん。キャリアもキャラクターもまったく違うお二人の絶妙なコンビネーションを味わうことができる「駒田一&屋比久知奈の劇場から飛び出して〜今夜はみんなで『#ミス・サイゴン』」。ここでしか見ることのできないレアなパート(役)もあれば、やっぱりすごい!一瞬で役になる本役パートもある。さらには稽古場エピソードも満載、40分という限られた時間ながら、充実した大満足な時間になることでしょう。

 じっくりと聴き入るもよし、一緒に歌うもよし、これは配信ならではの楽しみ方ですね!お見逃しなく!

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【公演情報】
「駒田一&屋比久知奈の劇場から飛び出して」
 ~今夜はみんなで「#ミス・サイゴン」~


2020年6月23日(火)20:00~20:40予定 
(Veats SHIBUYAからツイキャス・プレミア配信にて生放送!!)

出演:駒田一・屋比久知奈 
ピアニスト:知野根倫子

価格:1,650 円 (税込み)

協力:東宝演劇部

※アーカイブ視聴期間は、配信後から、2020年6月30日(火) 23:59までとなり、チケットをご購入された方のみご覧頂けます。

公演HP

【プレミアムコーナー】

おけぴプレミアム会員の皆様のために、and more!
2つのプチ質問に答えていただきました。(スマホ版は次頁へ)
──この自粛期間に発見した自分の一面。
──もし時空を超えてどこかへ旅できるとしたら「いつ・どこへ」行きたいですか。

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おけぴ取材班:chiaki(撮影・文)監修:おけぴ管理人

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