【託された思い、喜びと責任】中川晃教さんインタビュー~コンサートバージョン&配信で復活~

おけぴ会員限定チケット情報

「ジャージー・ボーイズ イン コンサート」7/20-8/5@帝国劇場
 →7/27(月)-8/5(水)公演を先着受付中

【感想追記】

 『中川晃教コンサート2020 feat.ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」』、おけぴ会員のみなさんからの感想を抜粋してご紹介いたします♪

♪コロナ禍で劇場が閉鎖され約4ヶ月、withコロナの時代に手探り状態で前に進む第一歩として「中川晃教コンサート」は舞台を愛する私たちに希望の光を投げてくれました。
 アッキーの弾き語りの一曲目に感動の余り涙が滲みました。拍手もなかなか鳴り止まず観客の思いはそこに込められていたと思います。生の歌声に感動と元気をもらいました。 本来ならば声援やスタンディングオベーションもあったはずのコンサートだと思います。日常を取り戻すにはどのくらいの時間がかかるかわかりませんが、「チェーザレ」公演できる日が来たら必ず観劇に行きます。

♪あっきーさんのご本人の曲も、あのミュージカルの曲も、そしてチェーザレの曲も、さらにはゲストを迎えてのトークもあり、盛りだくさんでした。劇場という空間に久しぶりにいられたことが物凄く嬉しかったです。

♪とにかくアッキーの歌声を生で再び聞けたことが嬉しくて仕方ありませんでした!
 デビュー曲、モーツァルト!、そしてSHIROHと怒涛の極上ナンバーでの幕開けだけでも大満足です。

♪コロナ時代の観劇の先駆として開催された。明治座、アーティストの方々、観客含めコロナ対応手順を守り、この様な形で安全に遂行されることをある程度証明できたかと思う。演目としても申し分なく感動した。

♪私はミュージカルが好きで、チェーザレのミュージカルを楽しみにしていたので、チェーザレのミュージカルの曲が聴きたくて参加させて頂きましたが、中川さんの曲だけでなく、中川さんがミュージカル俳優として出演した演目から、それぞれ1曲ずつ聴かせて頂けて、まさか、中川さんのミュージカル俳優の歴史まで聴かせて貰えると思っていませんでしたので、ミュージカル好きの私としては、嬉しかったです。そしてfeatチェーザレでは、ミュージカルチェーザレの世界をトークつきで満喫させて頂けた上に「いつか実現します」のお言葉まで頂けて、希望が持てました。
 それにfeatチェーザレのトークの時とか、中川さんの皆さまへの心配りが細やかなお人柄にほっこりしましたし、皆さまの関係性を見ていて、ますます観たくなってしまいましたので、いつか、本当にミュージカルチェーザレ破壊の創造者が公演されることを願っております。

♪アッキーの、お客の前に立ちたかった気持ち、思い切り歌いたかった気持ちが伝わって、
 思わず涙腺にきました。「チェーザレ、必ずやります」と言い切った事。そうなったらいいな、ではなくて実現するだろうと確信できました。
 音楽ディレクターの方(園田涼さん)の世界史講座・中世ヨーロッパ編がわかりやすくて有益すぎた。30年前に聞いていたらもっと世界史に興味が持てて、100点満点のテストの結果を親に「これ50点満点なの?」と言われることもなかっただろうに、自分が残念。世界史も面白そうだからチェーザレ原作やその時代のことを予習しようと思えたので、チェーザレ上演に向けてのプロモーション効果は大ありでした。





 先に公開した「中川晃教 RADIV premiere」対談に続いてお届けするのは、『中川晃教コンサート2020 feat.ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」』(7/11&12)と『ジャージー・ボーイズ インコンサート』@IMPERIAL THEATRE(7/18~8/5)についてのお話。



【この時代だからこそ】

──ともに本公演は中止となってしまいましたが、コンサートバージョン&配信という形で“復活”した『中川晃教コンサート2020 feat.ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」』と『ジャージー・ボーイズ インコンサート』@IMPERIAL THEATREについて伺います!

 今、ちょうど『ジャージー・ボーイズ インコンサート』の稽古をしています。新型コロナウィルス感染予防のために東宝さんは細心の注意を払い、最善の予防策を講じてくださっています。とにかく、まずはみんなで無事に幕を開け、幕を下ろせるようにと。

 衝立を立て、それぞれがブースの中で歌う、さらにその中ではマウスシールドを着ける。そんな二重三重の飛沫防止対策。もちろんこまめな換気も。そうやって今までとはまったく違う稽古場を体験することで、自分たちはこれまでとは違う環境の中でやっていく、1からのスタートなんだということを実感しています。

 『ジャージー・ボーイズ』はザ・フォー・シーズンズというグループがスターへの階段を上がっていく軌跡を描いたミュージカルです。彼らを後押したのは、ほかならぬ当時の聴衆、ファン。そんなザ・フォー・シーズンズの軌跡とシアタークリエでの初演、再演、そしてついに帝国劇場での上演という『ジャージー・ボーイズ』日本版が歩んできた軌跡がどこか重なります。そしてそれを実現させてくれたのはこれまで応援してくれたお客様というところも。みなさんの思いが押し上げてくれたからこそ、僕らは帝国劇場の舞台に立てる。その気持ちを大切にしながら稽古しています。

 そしてこの作品は音楽や仲間と生み出すハーモニーがみなさんの琴線に触れる作品です。稽古場でハーモニーを作っていると、これまでの経験を糧にしていることはもちろん、新型コロナという事態に直面したことで感じた気持ちも大きく作用していると感じます。“今、この作品をやるということ”、それはピンチではなくチャンス。時代の大きな変化の中で感じるこの気持ちが、『ジャージー・ボーイズ』という作品を作る上でも大きな力をくれる、そんな気づきのある稽古です。

 新しい形態として、今回、劇場からのライブ配信もあります。2018年5月に東急シアターオーブで行われた『ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」 イン コンサート』では、会場のライブカメラの映像と初演時に収録した舞台映像が劇場空間に映し出されました。この“ライブカメラ”というものは『ジャージー・ボーイズ』日本版初演から用いられている、本作演出の藤田俊太郎さんのオリジナルプランです。

 今回はカメラ7台体制と聞いています。バンドはオンステージで演奏し、オーケストラピットにレールを敷いて臨場感あふれるリアルタイムの映像と舞台の映像をシンクロさせようというプランです。客席で味わうのとはまたひと味違う配信の魅力。それが全国のみなさんに届けられる。時代の変化に応じて多様化していく鑑賞スタイルが、今回の事態をきっかけに試されることになります。

 そんな藤田さんならでは、この時代だからこその『ジャージー・ボーイズ』の、もっと言えばミュージカルの進化。その幕開けを、この作品で飾ろうという心意気で臨む稽古場はなかなか面白いですよ。


──日本版の『ジャージー・ボーイズ』がもつ魅力の一つは今そこで起きていること、同時代性。それをより一層感じるコンサートになりそうですね。劇場で観劇するお客様だけでなく、そこには劇場へ足を運ぶことができないみなさんのさみしさや、それでも配信で見られることへの喜び。さまざまな思いが寄せられるでしょう。それをしっかりと受け止めて進化する2020年の『ジャージー・ボーイズ インコンサート』に期待しています。
おけぴ会員限定チケット情報
「ジャージー・ボーイズ イン コンサート」7/20-31@帝国劇場
 →7/27(月)-8/5(水)公演を先着受付中

【『チェーザレ』の幕が上がるその日まで】



──続いて、開催時期は前後しますが、『中川晃教コンサート2020 feat.ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」』について。

 まずミュージカル『チェーザレ』についてお話します。創業以来、初めてオーケストラピットを稼働させ、オーケストラ生演奏によるオリジナルミュージカルを作る。長い歴史をもつ劇場の新しい切り口のソフト(演目)で“明治座クオリティ”を示すという明治座さんの挑戦が詰まった作品です。今回、その幕が開くことは叶いませんでしたが、こうして副題に『チェーザレ』とついたコンサートを開催することになりました。稽古場でともに切磋琢磨した仲間も日替わりで出演してくれて、作品のナンバーを歌い、トークもします。ほかにも僕が出演したミュージカル作品からのナンバーやオリジナルナンバーも歌うコンサート。

 劇場や配信でコンサートをお楽しみいただくとともに、いつかこの作品が幕を上げる日まで『チェーザレ』を応援していただけると嬉しいです。こちらはアーカイブも残るので、ライブで見て、そのあと期間中に見返すこともできますよ!それも新しい形ですよね。


【託された思い、喜びと責任】

 劇場再開後、初めての公演となるこのコンサート開催に寄せて明治座の三田社長が綴ってくださった「新たなスタートに向けて」というメッセージを拝見したとき、喜びとともに大きな責任も感じました。

 (前略)今回の上演は単なる劇場の再開ではなく、新たな世界における1からのスタートと捉えております。この試練を変革の好機とし、出演者、スタッフの力を集結させてより一層魅力ある公演をお届けしてまいります。(後略)

2020年6月 明治座社長 三田芳裕──「新たなスタートに向けて」より抜粋



 この言葉を、僕自身、重く受け止めています。
 4月に公演中止が決まり気持ちは落ち込みましたが、「これは意味のあることだ、いつか上演される日、それは来年とか再来年というスパンになるだろうけど、それを待とう」と自らに言い聞かせていました。そのうちに『ジャージー・ボーイズ』も公演中止となり、ミュージカルは年内いっぱい覚悟しないといけないかな、次のステージはコンサートツアーまでないのかな…そんなこと思っていた矢先、このコンサートや『ジャージー・ボーイズ』コンサート、そしてシアタークリエの『SHOW-ISMS』への出演が決まりました。正直、いきなりいろんなことが動き出すことに不安や戸惑いもありました。

 さらに上演の形態も変化する大きなうねりの中で、リスタートの瞬間を託されるということはミュージカル、劇場の未来にも関わること。中川のコンサートで、『ジャージー・ボーイズ』では中川のフランキー・ヴァリでと託してくれた思いに応えなければならない。僕自身がその魅力を持っているだろうか、そこでは僕の思いの強さだけでなく、“実(じつ)”が伴っていなくてはならない。まだまだお客様にとってリスクがゼロとは言えない「劇場に行く」「観劇する」ということ、それに値するものが見せられるか、自分が試されていると感じています。

 そう感じたのは、政府からの要請で突如クローズした劇場の景色が心に焼き付いているからかもしれません。舞台上に上演されていた作品のセットが組まれたままだったり、稽古場には衣裳合わせのためなのか、たくさんの衣裳が並べられたままだったり…。ある日を境に時が止まったかのような劇場の景色には大きな衝撃を受けました。

 そんな劇場が新たな時を刻む、その舞台に最初に立つ。明治座も、おそらく帝劇もそうなるでしょう。そこに呼ばれることを僕なりに重く受け止めているのです。でも、公演は一人でするわけではなく仲間と共に作り上げるもの。仲間の健康を含めてさまざまなことに気を配りながら、最高のパフォーマンスをしよう。今はそう思っています。


──リスタートへの重責を担う人。それを託されること。タイミングというめぐり合わせも含めて選ばれし人であることを改めて感じるお話でした。【公演情報】の下にはプレミアムコーナーも!
【公演情報】
『中川晃教コンサート2020 feat.ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」』
2020年7月11日(土)、12日(日)@明治座
公演HP

『ジャージー・ボーイズ インコンサート』@IMPERIAL THEATRE
2020年7月18日(土)~8月5日(水)@帝国劇場
公演HP

【プレミアムコーナー】

おけぴプレミアム会員の皆様のために、and more!
2つのプチ質問に答えていただきました。(スマホ版は次頁へ)
──もし時空を超えてどこかへ旅できるとしたら「いつ・どこへ」行きたいですか。
──この自粛期間に発見した自分の一面。

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おけぴ取材班:chiaki(インタビュー・文)監修:おけぴ管理人

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