新作ミュージカル『ゴヤ -GOYA-』開幕!



 2021年春、スペインの画家・ゴヤの波乱万丈な生き様を軸に、混沌とした時代を生き抜いていく人々を描くエネルギー溢れるオリジナルミュージカルが誕生! 今井翼さん主演のミュージカル『ゴヤ -GOYA-』が日生劇場で産声を上げました。


 
 本作は、原案・脚本・作詞をG2さん、演出を鈴木裕美さん、作曲・音楽監督をミュージカル初挑戦の清塚信也さんが務めることでも話題です。

 製作発表レポ仙名彩世さんインタビューに続いて、初日会見&舞台の様子、早速ご観劇されたおけぴ会員のみなさんから寄せられた感想をご紹介いたします。


【初日前会見】


──いよいよ初日、新作ミュージカルの誕生を前に、今の心境をお聞かせください。



フランシスコ・デ・ゴヤ役:今井翼さん
今井翼さん)
 ようやく、この日を迎えられました。コロナ禍で、世界中が大変な状況を迎え、こうして舞台立てることが当たり前ではないと、改めてありがたみを感じています。僕にとっては、ここ日生劇場はたくさんの思い出が詰まった劇場です。そこに帰って来ることができた、「ただいま」という気持ちです。



王妃マリア・ルイサ役:キムラ緑子さん
キムラ緑子さん)
 やっと初日が迎えられることを嬉しく思います。私たちが稽古場でやってきたことが劇場でお客様にどう受け止められ、どんな作品になるのか、期待でいっぱいです。演じるのは、マリー・アントワネットをかわいくしない感じ(笑)。



ゴヤの親友、サパテール役:小西遼生さん
小西遼生さん)
 2月から稽古が始まり、カンパニーで長い時間を共に過ごしました。コロナ禍でマスクをしての稽古場は大変でしたが、それ以上にファミリーの絆が深まりました。そして、ここにいる主要キャストだけでなく、ほかにもすごいメンバーばかり。自信をもって「見ていただきたい」と思える作品になっています。



テパ伯爵役:山路和弘さん
山路和弘さん)
 きっといい作品になっていると思います。今回、私は狂言回しのような役も担っていて、きっかけ地獄のような状態で頭がいっぱい(笑)。今、何の余裕もありません。なんとか初日を乗り切りたいと思います。



ゴヤの妻・ホセーファ役:清水くるみさん
清水くるみさん)
 このご時世で幕が開けられることは奇跡だと感じています。個人的にはミュージカルが久しぶりなので、震えていますが(笑)、頑張ります。



ゴヤのパトロン・アルバ公爵夫人役:仙名彩世さん
仙名彩世さん)
 ずっとお稽古してきて、ようやく今日、お客様にご覧いただけるということを、私自身もワクワクしています。みなさんと一緒に素敵な空間にしたいと思います。



ゴヤの義兄バイユー役:天宮良さん
天宮良さん)
 最強のスタッフと最良の個性豊かな役者たちでお届けする『ゴヤ』。お客様の反応によって我々の『ゴヤ』もどんどん成長していくと思います。最後まで完走するということが願いです。



宰相ゴドイ役:塩田康平さん
塩田康平さん)
 実在したとても大きなエネルギーを持つ役の魂を背負って、それ相応の覚悟をもって最後まで走り抜けたいと思います。


──ずばり、ミュージカル『ゴヤ』の見どころは。


今井さん)
 ゴヤというと晩年のイメージが強いと思いますが、若きゴヤ、その時代の人々の陽気さ、時代を経ていく中で一人ひとりが力強く生きていく姿をお楽しみいただければと思います。この作品は清塚さんの音楽の中で生まれ育つものも多く、毎日咀嚼しながら、それを楽しみながらここまできました。ここにいる主要キャストだけでなく、アンサンブルキャストも奏者も一人ひとりがかけがえのない大事なメンバーです。とにかくみなさんに楽しんでいただきたい。


──今井さんと小西さんとは親友役、歌唱シーンも楽しみです。


今井さん)
 僕はバリトン、小西さんはハイトーンで力強い歌唱、二人で化学反応を生み出していきたいと思います。

小西さん)
 ミュージカルで、(今井さんのゴヤのような)バリトンの主人公はめずらしい。とても野性的でゴヤとマッチしています。その親友として、ともに化学反応が起こしていきたいと思います。

──今井さんからメッセージを。

今井さん)
 初日だからと構えることなく、これまでみんなでやって来たことを信じ、千穐楽までお客様に心を尽くすことを大事にしたいと思います。オリジナルミュージカル、たくさんの化学反応の起きた、とても明るい前向きな作品となっています。コロナ禍でストレスを抱える時代の中で、舞台に立てる喜びをもって、みなさんに楽しいと感じていただけるようにやってきたいと思います。





【お客様の感想&舞台写真】



 
◆今井翼さんの主演たるオーラを感じながらも、今井さんを主演に押し上げるプリンシパルキャスト、アンサンブルキャストに感動しました。サパテール役の小西遼生さんのソロナンバーに号泣しました。キムラ緑子さんと仙名彩世さんの強キャラが最高!お二人とも自分の欲望に正直な魅力的な女性でした!

◆とても素晴らしい国産ミュージカルが誕生したと思います!スペインを題材にした作品が珍しく、フラメンコも気になるなーと観劇しました。多方面から熱意が伝わる作品でした。
絵画を映し出すスクリーンと、その再現度の高さも見ていて楽しかったです。




◆ゴヤの生きていた時代背景がよくわかり見応えのある舞台でした。
舞台装置に映像が効果的に使われていて、特にゴヤの描く風刺絵が愚かしくも悲しく胸が痛みました。舞台に流れるフラメンコの旋律にスペインを感じ、居酒屋でのフラメンコは胸が躍りました。その後の今井ゴヤのフラメンコは力強くカッコ良かったです。アンサンブルが少人数ながら迫力十分でダンスも素晴らしく、聴き応えがありました。まだまだこれからの進化が楽しみです。

◆画家ゴヤの生涯を描いた伝記的ミュージカル…というと重く堅苦しい感じですが、実際はコミカルなシーンも多いです。みんなキャラが濃い。野望の天才肌ゴヤを支える妻と親友、その絆と強い愛情。宮廷での王公貴族のいさかいや陰謀。時代のうねりと残酷さ。それらがゴヤの絵と共に描かれます。隣国フランスがちょうど革命期なので、その時代がお好きな方にもお勧めです。群衆描写は圧巻。





◆今井翼さんが丁寧に演じられていて、世界観にとてもひきこまれました。今井さんと小西さんの重なる歌声がとても心地よかったです。アンサンブルの皆さんの歌声とダンス、とても迫力あり見応えがありました。期待通りの公演でした。

◆画家が描いた絵画と、その世界をリンクさせるような演出が印象的でした。絵画から飛び出てきたような感じ。あと、スペインの画家を通して当時のヨーロッパの情勢、時代が変わっていくさまを知るのは、新しい発見でした。

◆音楽が最高!ダンスもレベルが高い!キムラ緑子さんの怪演はさすが! エネルギーに満ちた素晴らしいミユージカルでした。





【公演情報】
ミュージカル『ゴヤ -GOYA-』
2021年4月8日(木)~29日(木・祝)@日生劇場
東京都による「まん延防止等重点措置」適用に伴う終演時間の協力依頼を受けまして、ご来場のお客様 の安全を第一に考え、日生劇場4月公演 ミュージカル『ゴヤ-GOYA-』の開演時間を下記の通り繰り上げて実施 致します。【4/12更新】

● 4 月 17 日・19 日・21 日・23 日・24 日・26 日・28 日
昼の部 13:00 開演 → 12:00開演
夜の部 17:45 開演 → 16:45開演
●4 月 14 日・15 日・16 日・18 日・22 日・25 日・29 日 開演時間の変更はございません。
今一度、下記開演時間をご確認下さい。
公式サイトはこちら

2021年5月7日(金)~9日(日)@御園座

<スタッフ>
原案・脚本・作詞:G2
演出:鈴木裕美 
作曲・音楽監督:清塚信也

<出演>
今井翼 小西遼生 清水くるみ 山路和弘
仙名彩世 塩田康平 天宮良 キムラ緑子

藤浦功一 岡田誠 辰巳智秋
加賀谷一肇 柴一平 宮河愛一郎

岡崎大樹 白山博基 高瀬育海 中野亮輔 夏目卓実
石井咲 碓井菜央 小倉優佳 可知寛子 須藤香菜 伯鞘麗名 福麻むつ美

<あらすじ>
封建的なスペイン社会において、破天荒かつ進歩的な考えをもっていたフランシスコ・デ・ゴヤ(今井翼)。
ひときわ野心の強いゴヤは、保守的なアカデミー会員である義兄バイユー(天宮良)とことごとく対立するが、宮廷画家になるために王妃マリア(キムラ緑子)やその側近のテバ伯爵(山路和弘)に近づき権力を利用するなど、あの手この手で出世を目論んでいた。
そんな彼を心配し支えるのは、妻のホセーファ(清水くるみ)や同郷の親友であるサパテール(小西遼生)。
だが、その助言には耳を傾けず、ゴヤは自分の信じた道を突き進んでいく・・・。

そして写実的なヌードである「裸のマハ」を描いたことで、保守的なスペイン画壇でスキャンダルを巻き起こし、さらに革命軍との接触を画策する宰相ゴドイ(塩田康平)の命により、使者としてフランスに向かう途中、何者かに毒を盛られ、聴力を失ってしまう・・・。
自暴自棄となり絵が描けなくなるゴヤだったが、資産家・アルバ公爵夫人(仙名彩世)との再会により、絵を描くことへの衝動を取り戻すきっかけを掴む・・・。

公演HPはこちらから

舞台写真提供:松竹株式会社
おけぴ取材班:chiaki(撮影・文)監修:おけぴ管理人

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