世田谷パブリックシアター芸術監督企画
狂言劇場 その九『武悪』『法螺侍』/『舟渡聟』『鮎』、 開幕に向けてスペシャルムービーが公開されました(
世田谷パブリックシアターYouTube チャンネル)! 作品紹介、ビジュアル撮影風景、野村萬斎・裕基の撮りおろしコメントに、過去作品の場面映像を含めた見応えある動画となっています!
【世田谷パブリックシアターYouTube チャンネル】
芸術監督・野村萬斎により、古典芸能という枠にとどまらず「“舞台芸術=パフォーミングアーツ”としての狂言」というコンセプトに基づき、2004 年にスタートしたシリーズ「狂言劇場」。世田谷パブリックシアターの劇場空間に特設能舞台を設置し、狂言の多角的な魅力を提示してきました。
今回は、狂言劇場には初登場となる古典狂言『武悪』『舟渡聟』に加え、『法螺侍』と『鮎』という現代狂言2作品が、あらたな配役、あらたな演出でついに世田谷パブリックシアターに立ち上がります。『法螺侍』では、これまで野村万作が演じてきた洞田助右衛門に野村萬斎が、野村萬斎が演じてきた太郎冠者に野村裕基が、それぞれ初めて挑みます。
また、文学と狂言の出会いとも言える、作家・池澤夏樹が初めて書き下ろした狂言『鮎』の上演にもご期待ください。
【野村萬斎(総合演出・出演)コメント】
狂言劇場は、650年ほどの歴史がある伝統芸術の一つである狂言を、舞台芸術(パフォーミングアーツ)として捉え直し、みなさんに楽しんでいただくという企画です。
今回は二つの新作の狂言『法螺侍』と『鮎』が軸となります。
それぞれ土台となる原作がありますが、それを狂言というやり方で料理するとどういうことになるのか。
狂言ならではの楽しさでお届けしますので、「やっぱり狂言って普通の演劇よりぶっ飛んでるなあ」と思っていただけると思います。
そして狂言がいかに一つの演劇であり舞台芸術であるか認識していただけると思います。
日本で長らく受け継がれてきた舞台芸術たる狂言にはいろんな知恵があり、常にアップデートを繰り返し、他の舞台芸術と同じところもあれば違うところもある。
たくさんの刺激を受け取っていただければ幸いに存じます。
狂言劇場その九『武悪』『法螺侍』/『舟渡聟』『鮎』2021年6月18日(金)~27日(日)@世田谷パブリックシアター
【総合演出】 野村萬斎
【出演】
野村万作 野村萬斎 野村裕基
石田幸雄
深田博治 高野和憲 月崎晴夫 野村太一郎
岡聡史 中村修一 内藤連 飯田豪 石田淡朗
※聞こえにくい方のための音声サポート、視覚障害者のための解説付き音声ガイド、字幕タブレット(日本語・英語・中国語)の貸し出しあり。(全て要事前申込・無料・開催回のチケットをお持ちの方が対象)対象公演日など詳細は HP をご覧ください。
詳細はHPにてご確認ください
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました