【おけぴ会員の皆様からお寄せいただいた感想をご紹介!】♪ストーリーが、歌が、踊りが、もう全てがモヤモヤな毎日を吹き飛ばしてスッキリさせてくれます。そして気づくと涙が流れます。舞台美術も美しく楽しいです。言うことなし。♪とっても楽しくてあったかいお話なのに歌を聴いた瞬間に涙が溢れてずっと泣いてました。おなじみのあの曲もあの曲も、歌も演出もカラフルな色使いも群舞もフライングも、まさに歌の通り♪何もかもがパーフェクト♪でした。すべてが素晴らしくて、一緒に行った娘と来てよかったね幸せだねと語り合いました。他のキャストの組み合わせでも観たくなってしまいました。心から観てよかった来てよかったと思える作品です。
♪カラフルな舞台、テンポのいい楽曲、ダンス&ダンス!エンタメに飢えていたので、手拍子で参加できるだけでも大興奮。何でもできるという歌に励まされ、客席の上を飛んで行くメリーポピンズを見送り、とても楽しめました。発散できます。♪子供達と父親が変わっていくのが印象的ですが、母親の意識も変わっていく様がとても良くて、歌も演技も見入っちゃいました。
♪初めて見させていただきました。華やかな装置、素敵なナンバー、ダンスやタップやフライングなどもあり、とても楽しかったです。仕事人間のバンクスさんがお金ではない大切なことにきづくのも感動的で、大人のおとぎ話でもあると感じました。♪バートの壁を歩くシーンに驚きました!!お稽古が大変と聞いていたけど、これほどとは!メリーポピンズの衣装の華やかさ、アンサンブルのダンス、ストーリー、マジックを見ているかのような演出、全て楽しめました!
♪こんな時代だからこそか素直にメリー・ポピンズの魔法にかかって幸せになれるひと時が貴重です。舞台演出も演者もナンバーもとても良いので、童心にかえって楽しめました。♪娘と小3の孫と3人で一緒に楽しみました。娘が幼い時から何度も観たミュージカル映画「メリー・ポピンズ」。今、舞台で孫にも伝えられて良かったです。
♪笹本玲奈さんの凛とした佇まい、テキパキした台詞回し、伸びやかな歌声、どれをとってもメリー・ポピンズそのものでした!♪映画よりバンクス夫妻の内面がしっかり描かれていて、その分大人に刺さる内容になっていると思います。融資に対する考え方のくだりなど、そのまま現代の大人に向けて発信して欲しいくらい。
♪濱田めぐみさんの伸びやかな歌声とキレキレのダンスに釘付けでした。あんなに細いのにどうしてあんなにエネルギッシュな歌声が出るのか本当に不思議です。公園の像の高いジャンプのダンスも凄かったです。子どもと一緒に行きましたが、ずっと夢中になって観ていました。素晴らしい舞台でした。
4年の時を経て、メリー・ポピンズが再び日本に舞い降りる♪ パメラ・トラバースの小説をもとに、1964年、ウォルト・ディズニー自らのプロデュースにより製作された映画『メリー・ポピンズ』は、ミュージカル、アニメーションと実写が一体となった画期的な映画として大ヒット。そして2004年、同小説をもとにディズニーとキャメロン・マッキントッシュ率いる最強クリエイティブチームによって夢と魔法のミュージカル『メリー・ポピンズ』が誕生しました。
日本では2018年に初演、今回は4年ぶりの再演となります。まもなく迎える初日を前に公開舞台稽古が行われ劇中の3曲が披露されました。
【公開舞台稽古】
♪最高のホリディ(Jolly Holiday)
バンクス家の子どもたちにとって灰色がかった公園を散歩することは“退屈”そのもの。でも、メリー・ポピンズと一緒なら! 鮮やかな景色と軽快なステップ、心弾む音楽──ワクワクが溢れます。(メリー・ポピンズ:笹本玲奈、バート:大貫勇輔、ジェーン・バンクス:弘山真菜、マイケル・バンクス:田中誠人、ブーム提督:コング桑田、フルカンパニー)
どんより曇り空でも
メリーと一緒なら心は青空!
「メリーと一緒なら」バートの表情、動き、そのすべてから喜びが溢れます。キラッキラの笑顔満開! そのハッピーが周囲の人に次々に伝播していくのがメリーの魔法♪
彫刻たちも踊り出す
退屈顔だった子どもたちにも素敵な体験に♪
♪お砂糖ひとさじで(A Spoonful of Sugar)
バンクス家のドジな使用人のロバートソン・アイは、子どもたちに罵られ焦って大失敗! キッチンを破壊⁉︎してしまいます。母親のウィニフレッドは彼らを苦いお薬でお仕置きしようとしますが、メリーは「子どもたちがキッチンを片付けます」と。片付けを嫌がる子どもたちに、“ひとさじの薬”を飲ませ「難しい仕事もゲームに変えると楽しくなる」と説くメリー。すると気絶しているロバートソン・アイにも奇跡が!(メリー・ポピンズ:濱田めぐみ、ウィニフレッド:知念里奈、ミセス・ブリル:浦嶋りんこ、ロバートソン・アイ:内藤大希、ジェーン・バンクス:西光里咲、マイケル・バンクス:井伊巧)
メリーの魔法はどんどん広がっていきます♪
ウィニフレッドの笑顔、美声のロバートソン・アイ、子どもたちのキラキラした歌声
♪チム・チム・チェリー(リプライズ)(Chim Chim Cher-ee(Reprise))
この先は子どもたち自身が変わる気持ちを持たなくては──、ジェーンとマイケルは良い子たちだとわかっているからこそ、子どもたちの成長を期待してメリーはバンクス家を出ていきます。1幕ラストの本作を代表する一曲とも言えるチム・チム・チェリー♪ ここではバートは煙突掃除屋さんになって登場。力強さと少年のようなきらめきを携えたバート。(メリー・ポピンズ:笹本玲奈、バート:小野田龍之介、ミセス・ブリル:久保田磨希、ジェーン・バンクス:弘山真菜、マイケル・バンクス:田中誠人)
メリーが子どもたちに残した手紙には……
空に飛び立っていくメリー
「あの子たちを見守ってね」とバートに子どもたちを託す
◆ 公開稽古前に日本プロダクション演出のJP(ジャン・ピエール・ヴァン・ダー・スプイ)さんからのご挨拶がありました。
『メリー・ポピンズ』日本初演から4年、こうしてこの作品を、彼女を再び日本に連れてくることができました。大変嬉しく思います。
今朝、滞在しているアパートの前の桜が一斉に開花しました。そして目の前に広がるその景色に息を飲みました。東京で、その後は大阪で、お客様がこの作品をご覧になったとき、今朝の僕と同じように「素敵だな」と息を飲むような思いになってくれたらいいなと思っています。
咲き誇る桜の花のように、我々のこの作品もイキイキとした高揚感、大切な思い、精神性を届けられると思っています。この物語の中心にあるのは助けを必要とするバンクス家の家族。そこにメリー・ポピンズが舞い降りて、その摩訶不思議な力によってバンクス家のみんなは人生において本当に大切なもの、決して忘れてはいけないことが何かということに気付く。改めて、今、この作品を上演することがいかに意義深いかということを痛感しています。
素晴らしい魅力でカンパニーを引っ張ってくれる初演からメリー役を務める濱田めぐみさん、初参加となる笹本玲奈さんをはじめ、輝く才能をもつ素晴らしいカンパニーのみなさんと共に、お客様に大きな大きな喜びを届けられることを心から願っています。
ミュージカル『メリー・ポピンズ』大貫勇輔さん、小野田龍之介さん Wバート対談はこちらから(2021年12月)
おけぴ取材班:chiaki(撮影・文)監修:おけぴ管理人