9月16日(金)~19日(月・祝)、東京・草月ホールにて
橋爪功さん演出による朗読劇企画「リーディングプロジェクト」の第一弾公演が上演されます。
この企画は、橋爪さん自らが演出を担い、ジャンルを超えた次世代を担う表現者たちがタッグを組み、さらなるエンタテイメント性を追求した、かつてない朗読劇のプロジェクト。その記念すべきこけら落し公演には演出を務める橋爪功さんをはじめ、素晴らしい3名のアーティストが出演致します。
3名のアーティストは──
ミュージカルをはじめ、様々な舞台に出演するだけでなく、音楽活動やドラマ・バラエティ番組にも多数登場し、近年では番組MCを務めるなどますます活躍の場を広げている
井上芳雄さん。
世界トップクラスのタップダンサーとして、国内外問わず、舞台、ライブなど第一線で活躍、北野武監督の映画「座頭市」におけるタップダンスシーンも大きな話題となった
RONxII(ロンロン)さん。俳優としても多くの舞台・ミュージカルに出演されています。
ニューヨークのジュリアード音楽院を卒業後、アメリカで研鑽を積み、1995年に帰国。以降、ソリストまたオーケストラ奏者として幅広く活躍されている読売日本交響楽団在籍のチェリスト
渡部玄一さん。
第一弾公演は二幕構成となっており、
第一幕は『間接話法』、筒井康隆さんのSF短編「間接話法」を
橋爪さんの朗読とRONxIIさんのタップダンスを融合した朗読劇でお届けします。
第二幕は橋爪さんと井上さんによる朗読劇『船を待つ』、こちらは橋爪さんが昨年出演されたNHK-FMのラジオドラマ「船を待つ」を橋爪さん自らが再構築。
渡部玄一さんのチェロ生演奏と融合した、新たなリーディングドラマとして上演。
人気と実力を兼ね備えたキャスト、スタッフによる「リーディングプロジェクト」第一弾の上演に期待が高まります。ここからは橋爪さん、井上さん、RONxIIさんからコメントをご紹介いたします。
橋爪 功さんコメント
──井上芳雄さんについて「謎の変奏曲」というお芝居ではじめて共演しました。二人芝居です。驚きました。
ミュージカルの人だと思っていました。
とんでもない!だけではなくストーレート芝居でもお客様の目をくぎ付けにして、離さない。
どえらい舞台人でした。お友達になれて真底誇らしい人です。
紹介したいほど素敵なヤツです。
──RONxIIさんについて15年近く前から、お友達です!
西伊豆で毎年春に上演している野外劇の常連さんです。
かっこいいんです。だからいつも恰好いい役を振りたくなります。
でもご本人はちと不満みたいです。
誇れるプロのお友達です。
──朗読劇について超高層ビルから東京の夜景を見下ろしていて、その中の必突の窓にズームインしていくと..............。
果たして何が見えるのか、見えないのか。
芳雄君と二人で人間の闇の中におりていきたいと思っています。
井上芳雄さんコメント
橋爪さんとまた一緒に芝居ができることが、何より嬉しいです。
役者としても人としても、その底なしの魅力に尊敬しかありません。
しかも、今回は演出まで受けられるなんて。
タップのスペシャリストRON×Ⅱさんと、初めましてのチェロの渡部さんと共に、その世界にどっぷり浸かりたいと思います。
この企画、是非、お見逃しなく!
RONxIIさんコメント
今回のオファーをいただいた時にふと頭の中に浮かんだのが「セッション」。
職種違いの一流のプロ達がどう表現して構築をし奏で、出来上がっていく作品を皆様にお届けしていくのか。
まさにjazz演奏の「セッション」のようだなと。
毎公演全く異なる空気や環境がどの様な化学反応が起きるのか。
とてもエキサイティングになるであろうステージに関わらせていただくのはとても光栄です。
TAPはまだまだ身近にあるジャンルではありませんが、こうした公演を機にたくさんの方に楽しんでもらえるよう最高のパフォーマンスをお届けしたいと思います。
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました