新国立劇場では、フランス、パリの国立オデオン劇場の協力のもと、2020年3月にオデオン劇場制作によりワールドプレミアを迎えたテネシー・ウィリアムズの代表作『ガラスの動物園』を招聘し日本初演します。
この度、9月29・30日公演終了後に、キャスト・スタッフ登壇のシアタートークを実施することが緊急決定いたしました!
公演写真提供:国立オデオン劇場 ©Jan Versweyveld
9月29日公演終了後は、主演のアマンダ役であるフランスを代表する女優、
イザベル・ユペールをはじめとしたキャスト4名が登壇いたします。
9月30日公演終了後は、今最も世界が注目する
演出家、イヴォ・ヴァン・ホーヴェと、長年彼の演出作品の美術と照明を担当している、ヤン・ヴィーゼイヴェルトが登壇。さらに演劇芸術監督の
小川絵梨子が進行を務めます。
たいへん貴重な機会となりますので、ぜひ劇場にお越しください。
『ガラスの動物園』シアタートーク概要① 9月29日(木)13:00 公演終了後出演:イザベル・ユペール ジュスティーヌ・バシュレ シリル・ゲイユ アントワーヌ・レナール
司会:中井美穂
参加方法:2022年9月29日(木)公演鑑賞の方のみご参加いただけます。ご自席でご覧ください。 ② 9月30日(金)13:00 公演終了後出演:イヴォ・ヴァン・ホーヴェ(演出) ヤン・ヴェーゼイヴェルト(美術・照明)
進行:小川絵梨子
参加方法:2022年9月30日(金)公演鑑賞の方のみご参加いただけます。ご自席でご覧ください。関連記事
新国立劇場 演劇『ガラスの動物園』主演・イザベル・ユペールのインタビューイヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出、イザベル・ユペール主演!海外招聘公演 新国立劇場『ガラスの動物園』〈フランス語上演/日本語及び英語バリアフリー字幕付〉あらすじ
この戯曲は「追憶の劇」である。
舞台は不況時代のセントルイスの裏町。メインキャラクターはアマンダ、彼女の娘のローラ、息子のトムの 3 人。生活に疲れながらも昔の夢を追い、儚い幸せを夢見る母親アマンダは未だに自分のことを箱入りの南部婦人だと思っている。靴工場で働くトムは家族を養いながら夢である詩人を志し、隙を見つけては映画に通う。彼の姉ローラは病的なほどに自意識過剰である。彼女はアパートから一歩も出ずに、自身のコレクションである小さく繊細なガラス細工の動物たちを来る日も来る日も磨き続ける......。この家にはそれぞれに別の幸せな人生を夢見る 3 人の孤独な者たちが一緒に閉じ込められている。しかしそんな日々も、彼らの夢が叶うかに思えたある晩までのことだった。ごく普通の青年でトムの友人でもあるジム・オコナーを、アマンダは「婿候補」と勘違いし、彼がローラにプロポーズする姿まで夢想してしまう。当然のごとく、彼女の計画は新たな、あるいは最後の幻想となる......。
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました