【過去ログ】2011/12/10 ミュージカルGOLD ゲネ&観劇レポ@シアタークリエ


2011年12月7日(木)/10日(土)18:00

ミュージカル「GOLD」ゲネ&観劇レポ@シアタークリエ

大・感・激!

まず劇場内へ足を踏み入れた瞬間に思わず息を呑むあの雰囲気。

ここまでのインパクトはなかなか稀有な体験です。

抑えた色調のセットに差し込む光。

シアタークリエが広く!高く!感じます!

カミーユ・クローデル役の新妻聖子さん!

素晴らしい当たり役ではないでしょうか!

天才的な彫刻の才能を持った子供時代から、

巨匠オーギュスト・ロダン(石丸幹二さん)に見出され、

そこから繰り広げられる、この二人の天才芸術家の師弟っぷりは見応え120%!

光に現れる天才と天才。

歌いあげる天才たちの神々しい姿。

オーギュスト・ロダンとカミーユ・クローデルでありながら、

石丸幹二さんと新妻聖子さんという

歌と表現力の才に恵まれたミュージカル俳優をたっぷりと堪能できます!

カミーユに嫉妬しながらも、カミーユを愛するロダン。

カミーユに出てけ!というくせにカミーユが必要なロダン。

そのあたりの人間くささがとってもリアルで、

観劇後、語りたいポイントが多いです!

「常にカミーユに立ちはだかる壁」

「カミーユを愛しているのにその表現方法がわからない男」

と囲み取材で自身の役所を語られたロダン石丸幹二さん。

ロダン、カミーユ、それぞれの心情表現の交差も見所です!


手前の彫刻は、物語の転換となる作品「ワルツ」(作・カミーユ)

脇を固めるキャストも素晴らしいです。

カミーユを幼い頃から理解し、応援する父親(西岡徳馬さん)。

母心から頑に苦言を呈し続ける母親(根岸季衣さん)。

姉の最大の理解者であもある弟ポール(伊礼彼方さん)。



(左から西岡徳馬さん、新妻聖子さん、伊礼彼方さん、根岸季衣さん)

ポール伊礼彼方さんが歌う「天使の園」は、まさに神のそばで流れているような旋律。

音楽はフランク・ワイルドホーンさん!!!訳詞は森雪之丞さん!

今まで聴いて来たジキル&ハイドやルドルフ等のワイルドホーンさんの楽曲とは

一味ちがった曲調が楽しめますよ♪

キャストの立ち位置の変化と照明効果でシーンを創り出す演出はまさにシームレス!

出演者が彫刻に溶け込んでみえる瞬間が何度もありました!

(演出:白井晃さん、振付:原田薫さん、港ゆりかさん)

モデル役をつとめた高山光乗さん、まるで彫刻のような肉体。二幕ではまるで別人です!

満足度の高い舞台というのは素晴らしいアンサンブルさん達が印象に残るもの。

歌唱レベル、動き、演技…

今回、フフッと笑わせてくれる担当が全部アンサンブルさん達なのです。

かしまし娘4人達は、本当にうるさい!そして可愛い!

全能の彫刻家と呼ばれていながら、ロダンが時折見せる不安や行き詰まり、

そこにインスピレーションを与えるカミーユ。

しかし、次第に狂気をも感じさせる声へ。

壮大なワイルドホーンさんの旋律がカミーユの心をそのまま表します!

女であることから芸術家として認めてもらえない時代背景。

カミーユが女性芸術家であり続けたことの難しさを痛切に感じる新妻さんの、

空気を切るような歌声には、鳥肌保証!

観劇後の、なんとも言えない満足感と興奮。

胸に刻み込まれるような余韻が残る舞台です。

二幕の衝撃的な展開は、ぜひ劇場であじわって下さい。

今年最後のご感激(観劇)にも太鼓判です!!


(囲み取材より)

囲み取材の模様は公式HP内でも紹介されています。(掲載終了)

2011年12月8日から28日まで日比谷シアタークリエにて


おけぴ稽古場レポはこちら

カミーユの"分別盛り"を実際に見てみたい!!!



おけぴ取材班:nats、chiaki、おけぴ管理人 撮影:nats

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