せたがやこどもプロジェクト2023アミューズ×世田谷パブリックシアター ミュージカル『カラフル』の全出演者・公演詳細・出演者コメントが発表されました!
ミュージカルは、人間のグッド・ハートを信じるところから始まる表現だと私は思っています(小林香さん)
人として生きることの意味、今を生きること、この原作を通して感じるものがありました(鈴木福)
何度失敗しても、立ち上がるチャンスは必ず巡ってくる、そんな想いを皆さんと共有できたら嬉しいです(川平慈英)宣伝写真:間仲宇
原作の「カラフル」は直木賞作家・森絵都さんの累計発行部数120万部を超えるベストセラー小説。
ガイド役の天使・プラプラに導かれて、自殺を図った“ある中学生”の体に乗り移って再び生きることになる、大きな過ちを犯して死んだ主人公<ぼく>。“彼”を取巻くさまざまな問題に直面する中で、思春期ならではの大人に対する不信感や、孤独感、恋愛や家族、将来への不安など、多くの悩みや葛藤と向き合いそして成長していきます。そんな主人公の姿に子どもだけではなく誰もが共感し、やがてたどり着くラストシーンに明日への希望を見出すこの希望と再生の物語を原作に、「せたがやこどもプロジェクト 2023《ステージ編》」として子どもも大人も楽しめるオリジナルの新作ミュージカルとしてこの夏、誕生するのがミュージカル『カラフル』です。演出はオリジナルミュージカルの創作にも意欲的に取り組まれている小林香さん。世田谷パブリックシアター初登場です! 作品を彩る美しい音楽は小林さんと数々の作品でタッグを組んできた大嵜慶子さんが手がけます。
先に発表された主人公<ぼく>役の鈴木福さん、さまざまに姿を変え主人公を導くガイド役のプラプラの川平慈英さんにつづき全出演者が発表されました。
宣伝写真:間仲宇
再び生きることになった主人公の母と父は、これまで小林香さん演出のミュージカル作品にも出演をしており信頼が厚い彩乃かなみさんと川久保拓司さんがそれぞれ演じます。さらに主人公の兄やクラスメイトには加藤梨里香さん、百名ヒロキさん、石橋陽彩さん、菊池和澄さんと、舞台・ミュージカル界を中心に注目される実力派の若手キャスト陣が集結しました。
多彩な才能を持つ俳優たちの共演と、小林香さんの魅力あふれる演出で、“モノクロだった世界をカラフルに変える”ミュージカルの「魔法」を、いまを生きるすべての世代に向けてお届け!
脚本・作詞・演出 小林香 さんコメント
『カラフル』は世田谷パブリックシアターで初めて作られるオリジナルミュージカルです。ミュージカルは、人間のグッド・ハートを信じるところから始まる表現だと私は思っています。
でも今を生きるのは、そんなこと言ってられないくらいハード。朝起きたら朝日より重力を感じるし、学校じゃポジよりネガが優勢。ミュージカル『カラフル』には、タイトルに反してカラーレスな毎日を生きる男の子が登場します。同じ事実に、違う真実を見つけ出す。このミュージカルを通して、若いお客さま、そして大人のお客さまにも、それを体感していただけるよう作っていきたいと思います。
<ぼく>役 鈴木福 さんコメント
今回、舞台、ミュージカルで初めて主人公を務めさせていただくことになり、世田谷パプリックシアターの舞台で、カラフルという作品の「ぼく」を演じることができてとても光栄です。
人として生きることの意味、今を生きること、この原作を通して感じるものがありました。
大人から子どもまで、観に来てくださる方々に、素敵な作品を届けられるよう、精一杯がんばります!
プラプラ役 川平慈英さんコメント
原作の小説に心を奪われました。様々な形で舞台化、映像化されているこの作品ですが、大勢の人の気持ちを捉えて放さない澄んだパワーを、新しい形でお届けできたらと思います!
7年前に親子を演じた鈴木福くんと、今度は全く違うタッグが組めるのも嬉しい!
僕の演じるガイド役プラプラは、天使の他、様々な姿で登場するのでそちらもお楽しみに!
何度失敗しても、立ち上がるチャンスは必ず巡ってくる、そんな想いを皆さんと共有できたら嬉しいです。
気づけば気の滅入ることの多いこの世界を、ステージのマジックでカラフルに!
宣伝写真:間仲宇
ものがたり
「おめでとうございます!抽選にあたりました!」
死んだはずの<ぼく>(鈴木福)の魂は、ガイド役の天使・プラプラ(川平慈英)に導かれ、自殺を図った小林真として人生の再挑戦をすることに。家族やクラスメイトとの関わりの中で、モノクロだった世界のイメージが少しずつカラフルな色に変わりはじめたとき、<ぼく>の生前の罪が明らかになる…。
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました