【公演NEWS】舞台『千と千尋の神隠し』御園座、帝国劇場での再演&2022年初演公演Blu-ray発売決定!

2022年に生まれた伝説的舞台が、ふたたび更なる感動に誘う!



舞台『千と千尋の神隠し』の再演決定!!
2023年8月名古屋 御園座および、2024年3月東京 帝国劇場での公演を予定しており、橋本環奈さん、上白石萌音さんは千尋役として続投いたします。





更に、初演の2022年公演の Blu-ray の発売も決定!!
橋本環奈さん、上白石萌音さんそれぞれが千尋を演じた2バージョンを7月29日(土)にリリースいたします。シリアルナンバー入り 初回数量限定版には計4時間超の特典映像を含み、あますことなく舞台『千と千尋の神隠し』初演の軌跡をご覧いただけます。
お二人からのコメントも届きました!


壮大かつ独創的な世界観が日本のみならず世界中で愛され続けてきた、宮﨑駿監督の不朽の名作である『千と千尋の神隠し』。

2022年3月、東宝の製作、スタジオジブリの協力のもと、英国ロイヤル・ シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードさんの翻案・演出により、舞台『千と千尋の神隠し』の世界初演が東京・帝国劇場にて開幕しました。

主演の千尋は、人気と実力を兼ね備え数々の映像作品で主演し、2022年第73回NHK紅白歌合戦では司会を務めるなど幅広いジャンルで活躍、今回が初舞台・初主演となった橋本環奈さんと、ドラマや舞台に加え声優や歌手としても活躍の場を広げ、同役で読売演劇大賞最優秀女優賞を最年少で受賞した上白石萌音さんがWキャストで演じ、話題を集めました。

少女 ・千尋が 引っ越し先に向かう途中、トンネルから八百万の神々の世界へ迷い込むところから始まるこの物語。人間の世界に戻るために様々な出会いを経て、生きる力を呼び醒ましながら奮闘する千尋の姿が見どころです。湯屋と化した帝国劇場が観客を「不思議の町」に誘う、原作映画へのケアードのリスペクトが満ちた演劇作品として高く評価されました。

東宝創立90周年の2022年、2月28日のプレビュー公演で幕を開けた世界初演は、日本の5大都市劇場(東京・帝国劇場/大阪・梅田芸術劇場メインホール/福岡・博多座/北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru/名古屋・御園座)で計102回のロングラン公演を達成。コロナが猛威を振るう逆風の中、公演中止を乗り越え、カンパニー一丸となり走り抜けました。公演中の5月に上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞に輝くなど、本作は観る者の心に残る舞台として歴史を刻んだといっても過言ではないでしょう。

橋本環奈さん、上白石萌音さんからのメッセージが届きました。(全文は記事後半に)



再演について橋本さんは「『前回は観に行きたくてもチケットが取れなかった』という声をいただいていたので、再演は純粋に嬉しいです」と語り、御園座&2025年に建て替えのため一時閉館となる帝劇での上演についてはそれぞれ「御園座公演は、前回中止等で完全には実施できなった公演も多々あったので、カンパニーの皆にとって、すごく思い入れが強いと思います」「私は、帝国劇場で千尋を演じて、不思議と安心感があったんですよね。萌音ちゃんは緊張で死にそうだったと言っていましたが、私は初日が帝劇でよかったと思っていました。もちろん緊張はしましたが、帝国劇場に大きく包まれている感覚がありました。家族や友達も、帝劇に来られるというのが嬉しかったみたいです。『ただいま』という気持ちになると思います」と、それぞれの公演への意気込みを寄せてくださいました。

映像となった舞台『千と千尋の神隠し』については「映像で観るのは客席から観ているのとは全然違って、カット割りがあってキャストの近くに寄っていくので、お芝居が伝わりやすいかもしれませんね」と、特典映像には「大千穐楽公演は、舞台稽古から『萌音ちゃんの想いを乗せて演じたい』と思っていたので、頭の片隅で『萌音ちゃんてこういう感じだったな』と思いながら演じていました。私も改めてカーテンコールを振り返って見たいですし、稽古のメイキングは絶対面白いと思います」という、思わずそうそう!と頷いてしまう観客の楽しみを代弁するかのような素敵なコメント。



一方、上白石さんは「初演の御園座には、出演できず悔しい、という想いだけではなく、土壇場を全員で踏ん張ったという特別な思い入れがあります。。私はその渦中にはおりませんでしたが、リモートでその熱を感じていました。舞台上やロビーで練習している姿をビデオ通話で見ていたので、御園座に一歩踏み入れたら泣いてしまうのでは、というくらいです。そこでもう一度“千尋”として舞台に立つことができるのはとても嬉しく、ご縁を感じます」と語り、さらに初演公演を振り返りは「まだ終われていない、まだ続いている感じがします。他の何をしていても、まだ“千尋”が心の中にいる感覚。実際カンパニーの皆さんとの関係も続いているので、すごく大切な作品であり、カンパニーです」とコメント。帝劇公演への意気込みは「劇場への感謝の気持ちを込めながら他の作品も上演されていくと思うので、そのラインナップに加われることが嬉しいです」とのこと!

映像をご覧になった感想は「自分が演じているのを客観的に見るのは新鮮でした。劇場だと前の客席からしか見られないような細かいパペティアの動きやセットのこだわり、会話をしている人以外の顔などが映っているので、“通好み”の仕上がりになっているかと思います」とコメントを寄せ、「(メイキング映像は)ここまで見せていいの?というところまで赤裸々に映されています」との言葉にさらにワクワクが膨らみます。


【メッセージ全文】

千尋役 橋本環奈さんより


──再演決定についての想いをお聞かせください。

「前回は観に行きたくてもチケットが取れなかった」という声をいただいていたので、再演は純粋に嬉しいです。『千と千尋の神隠し』はもともと原作の映画から“何回も観たい”と思わせる魅力があると思いますが、それが舞台にも色濃く残っていたらいいなと思いながら演じていました。毎回満員御礼の客席を感じながらお芝居をしていましたが、再びカンパニーの皆とこの作品をお客様にお届けできることがすごく楽しみです。御園座公演は、前回中止等で完全には実施できなった公演も多々あったので、カンパニーの皆にとって、すごく思い入れが強いと思います。「毎日の様にいつ(コロナ禍で)終わってしまうかわからないから、毎日全力で演じよう」と萌音ちゃんやカンパニーの皆とも言いながら細心の注意を払っていましたが、残念ながら(一部休演が)現実になってしまったので、中止で御園座に来られる予定だったにもかかわらずいらしていただく事が出来なかった方には、是非観に来ていただきたいです。

──舞台『千と千尋の神隠し』の公演は、橋本さんにとってどんな公演でしたか?

舞台は初めてだったので、毎日勉強になることばかりでした。まるで学生に戻ったような感覚で、色んなことを学び、吸収できる楽しさを味わいました。半年以上同じメンバーと顔を合わせて、すごく濃厚な時間を過ごせたのも財産になりました。ドラマや映画でもここまで長い期間同じ役をしたことはありませんでしたが、半年以上毎日“千尋”と向き合って、毎公演3時間同じお芝居をしているのに日々発見があり、舞台ってこういうものなんだ、と様々気づかせてくれた作品です。成長って目に見えるものではないけれど、『千と千尋の神隠し』の舞台を演じたことで、その後の映画やドラマの作品へのアプローチも変わりました。

──2025 年に帝国劇場が建て替えのため一時閉館となりますが、その前の2024年に帝国劇場で舞台『千と千尋の神隠し』を上演することについて

最初に舞台『千と千尋の神隠し』のお話を聞いたとき、まず「あの帝劇でやるんだ!?」と共に「初めての舞台で帝劇の真ん中に立てるんだ!?」と思ったのを鮮明に覚えています。帝国劇場は、歴史と伝統のある、お芝居をしている人は誰もが立ちたい場所。皆の憧れの象徴である劇場が一時閉館するということにあたり、最後のラインナップに舞台『千と千尋の神隠し』が入ったのはすごいことだな、と思います。『千と千尋の神隠し』が幕を開けたのが帝国劇場だったので、帝国劇場で再演できるのは喜びもひとしおです。それぞれの劇場でお客様の反応が違うのですが、帝国劇場は、お客さんからも緊張している空気感が感じられてそれが凄く素敵だったんです。そんな中私は、帝国劇場で千尋を演じて、不思議と安心感があったんですよね。萌音ちゃんは緊張で死にそうだったと言っていましたが、私は初日が帝劇でよかったと思っていました。もちろん緊張はしましたが、帝国劇場に大きく包まれている感覚がありました。家族や友達も、帝劇に来られるというのが嬉しかったみたいです。「ただいま」という気持ちになると思います。

──映像になった舞台『千と千尋の神隠し』をご覧になっていかがでしたか?

7月の大千穐楽後に配信を初めて観たのですが、「こんな感じだったんだ!」と思いました。次のエピソードが何なのか、誰がどこにいるのか全部わかっているのに、それでもあっという間に観きってしまいました。劇場の客席で観ているときはまずセットや全体を把握しようとすることが多いと思いますが、映像で観るのは客席から観ているのとは全然違って、カット割りがあってキャストの近くに寄っていくので、お芝居が伝わりやすいかもしれませんね。

──発売されるBlu-rayには、御園座大千穐楽のカーテンコールや制作過程のメイキング映像も特典として入っています。

各地でのカーテンコールの景色は本当に忘れられません。萌音ちゃんと公演中に交わしていた交換日記で、「(カーテンコールで)何話す?」とか、「今日はこういうこと言ったよ」と日常的に共有しあったりしていたのですが、特に博多座と御園座の千穐楽に関しては鮮明に覚えています。今回収録されている御園座の大千穐楽のカーテンコールではカンパニー皆が想いを伝えて、想いが溢れて、出演できなかった人たちの想いも、カーテンコールに乗っかっていたように感じました。萌音ちゃん、ゆうみちゃん(咲妃みゆ)はじめ大千穐楽に出演できなかったキャストも、参加できない稽古、本番中もずっとモニターで見てくれていました。大千穐楽公演は、舞台稽古から「萌音ちゃんの想いを乗せて演じたい」と思っていたので、頭の片隅で「萌音ちゃんてこういう感じだったな」と思いながら演じていました。私も改めてカーテンコールを振り返って見たいですし、稽古のメイキングは絶対面白いと思います。


千尋役 上白石萌音さんより


──初演で一部体調不良のため出演が叶わなかった御園座公演の出演についての想いをお聞かせください。

初演の御園座には、出演できず悔しい、という想いだけではなく、土壇場を全員で踏ん張ったという特別な思い入れがあります。私はその渦中にはおりませんでしたが、リモートでその熱を感じていました。舞台上やロビーで練習している姿をビデオ通話で見ていたので、御園座に一歩踏み入れたら泣いてしまうのでは、というくらいです。そこでもう一度“千尋”として舞台に立つことができるのはとても嬉しく、ご縁を感じます。

──舞台『千と千尋の神隠し』の公演は、上白石さんにとってどんな公演でしたか?

まだ終われていない、まだ続いている感じがします。他の何をしていても、まだ“千尋”が心の中にいる感覚。実際カンパニーの皆さんとの関係も続いているので、すごく大切な作品であり、カンパニーです。一旦は千穐楽を迎えましたが、こうやってまた会えるような気がしていました。

──2025 年に帝国劇場が建て替えのため一時閉館となりますが、その前の2024年に帝国劇場で舞台『千と千尋の神隠し』を上演することについて。

帝国劇場は演劇を志す者にとっては大きな大きな場所。お客様の中にも名残惜しく思っている方がたくさんいらっしゃると思います。劇場への感謝の気持ちを込めながら他の作品も上演されていくと思うので、そのラインナップに加われることが嬉しいです。
楽屋の窓からよくみんなで顔を出して挨拶していたので、その吹き抜けの部分は是非新・帝劇にも残してほしいです(笑)。

──映像になった舞台『千と千尋の神隠し』をご覧になっていかがでしたか?

環奈ちゃんの演技を客席から観ていたことはありましたが、自分が演じているのを客観的に見るのは新鮮でした。劇場だと前の客席からしか見られないような細かいパペティアの動きやセットのこだわり、会話をしている人以外の顔などが映っているので、“通好み”の仕上がりになっているかと思います。
初演のエネルギーの爆発を映像で感じていただきたいですし、御園座再演をご覧になる前に「履修」なさるのも面白いと思います (笑)。ご観劇が叶わない方も、御園座公演と同じ時期にご自宅で公演を見ることができますね。

──発売されるBlu-rayには、御園座大千穐楽のカーテンコールや制作過程のメイキング映像も特典として入っています。

(メイキング映像は)ここまで見せていいの?というところまで赤裸々に映されています。幕を上げるまでの裏側には、美しい部分も泥臭い部分もなかなかうまくかみ合わない部分もあります。作品を愛してくださっている方はもちろん、将来演劇に携わりたい方にも、現場の生の雰囲気を感じていただきたいです。


◆舞台『千と千尋の神隠し』再演情報◆
2023年8月 名古屋 御園座
2024年3月 東京 帝国劇場

原作:宮﨑 駿 演出:ジョン・ケアード
協力:スタジオジブリ 製作:東宝

※公演スケジュール、チケット発売スケジュール、出演キャスト等、追って発表させていただきます。


◆2022年初演のBlu-ray発売情報◆
【千尋:橋本環奈バージョン】キャスト
千尋:橋本環奈
ハク:三浦宏規
カオナシ:辻󠄀本知彦 (※「辻󠄀」のシンニョウは点1つです。)
リン/千尋の母:妃海 風
釜爺:橋本さとし
湯婆婆/銭婆:夏木マリ

【千尋:上白石萌音バージョン】キャスト
千尋:上白石萌音
ハク:醍醐虎汰朗
カオナシ:菅原小春
リン/千尋の母:咲妃みゆ
釜爺:田口トモロヲ
湯婆婆/銭婆:朴 璐美
(本編収録:2022年3月 帝国劇場)


<シリアルナンバー入り 初回数量限定版Blu-ray>

発売日:2023年7月29日(土)
価格:33,000円(税込)
仕様:豪華シリアルナンバー入り BOX
内容:
【千尋:橋本環奈バージョン】本編(1枚組)
【千尋:上白石萌音バージョン】本編(1枚組)
舞台写真入り特製ブックレット
※本編 英語字幕/日本語バリアフリー字幕付き

特典:ボーナスディスク(1枚組)
・『「もうひとつの千と千尋の神隠し~舞台化、200日の記録~」制作・著作 NHK』より
映像提供 NHK/協力 NHKエンタープライズ
・製作発表会見
・夏木マリ×スタジオジブリ鈴木敏夫会見 in 三鷹の森ジブリ美術館
・初日記念会見
・御園座 大千穐楽カーテンコール


スペシャルピンズ(サイズ:約W33×H42mm)


Tシャツ(フリーサイズ 身丈740 身巾550 肩巾500 袖丈220mm/素材:綿)

<通常版 Blu-ray>



発売日:2023年7月29日(土)
価格:各11,000円(税込)
仕様:三方背ケース+クルミデジパック
内容:各バージョン本編(1枚組)
クレジット入りブックレット
※本編 英語字幕/日本語バリアフリー字幕付き

【先行予約特典】


特別ステッカー(サイズ:約100×80mm)

先行予約特典受付期間:2023年4月28日(金)5:00~5月31日(水)23:59
(先行予約特典は初回数量限定版・通常版共通)

販売ルートほか詳細は下記公式サイトにてご案内
https://www.tohostage.com/spirited_away/bd_spirited_away.html

この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました

おすすめ PICK UP

ミュージカル『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』初日前会見レポート

「M's MUSICAL MUSEUM Vol.6」藤岡正明さんインタビュー

こまつ座『夢の泪』秋山菜津子さんインタビュー

新国立劇場バレエ団『ラ・バヤデール』ニキヤ役:廣川みくりさん、ガムザッティ役:直塚美穂さん対談

【井上ひさし生誕90年 第1弾】こまつ座 第149回公演『夢の泪』観劇レポート~2024年に響く!~

【公演NEWS】『デカローグ 1~4』開幕!各話の舞台写真&ノゾエ征爾・高橋惠子、千葉哲也・小島聖、前田亜季・益岡徹、近藤芳正・夏子からのコメントが届きました。

“明太コーチ”が“メンタルコーチ”に!?『新生!熱血ブラバン少女。』囲み取材&公開ゲネプロレポート

JBB 中川晃教さんインタビュー~『JBB Concert Tour 2024』、ライブCD、JBB 1st デジタルSGを語る~

新国立劇場バレエ団『ラ・バヤデール』速水渉悟さんインタビュー

【おけぴ観劇会】『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』おけぴ観劇会開催決定!

【おけぴ観劇会】ミュージカル『ナビレラ』おけぴ観劇会6/1(土)昼シアタークリエにて開催決定

【おけぴ観劇会】ミュージカル「この世界の片隅に」おけぴ観劇会 5/19(日)昼開催決定@日生劇場

おけぴスタッフTwitter

おけぴネット チケット掲示板

おけぴネット 託しますサービス

ページトップへ