山田洋次監督との映画化、そして舞台化へと、『母と暮せば』の思い出の地・長崎をたどる旅。
語りは、長崎出身で被爆者である美輪明宏が長崎への想いを込めて作品を盛り上げる。
長崎にこだわり続ける異才、松村克弥監督が贈る渾身のドキュメンタリー。2024年夏、井上ひさし生誕90年に再演を控える舞台『母と暮せば』(作・畑澤聖悟、演出・栗山民也)の上演に先駆けて、舞台となった思い出の地・長崎を井上麻矢さんが辿る
ドキュメンタリー映画『長崎追想 父・井上ひさしへの旅』が完成。
こまつ座40周年記念として、
6月6日・7日に紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA にて特別上映会の開催が決定いたしました。6日には上映前に、松村克弥監督、出演の井上麻矢さんが作品の制作への思いを語り(公開記者発表会+上映会)、7日は上映会+お二人によるアフタートークが予定されています。
こまつ座代表の井上麻矢さんが、物語の舞台となった思い出の地を辿る、もうひとつの長崎の物語──愛しく哀しい私の長崎
父への思いをたどった奇妙な冬の旅
知られざる長崎の真実…キリスト教徒の迫害、処刑、そして原爆…
長崎は、数々の悲劇の上に浮かんでいる。
昭和の文豪、井上ひさしは、その長崎を舞台に「母と暮せば」を構想していた。
娘であり、父が遺した劇団「こまつ座」代表の井上麻矢は、その意志を継ぎ8年の時をかけ映画化と舞台化を実現した。
戦後76年、父の死後11年の秋。
麻矢は「母と暮せば」の思い出の地をたどり、知られざる長崎の真実にも迫っていく。
父、井上ひさしが鋭く批判した「この子を残して」の永井隆氏の孫、
原爆資料館 館長だった芥川賞作家、浦上天主堂では大司教と出会い、
今も残る戦争の悲劇を目の当たりにしていく。
そして、旅の終わりに麻矢が知ったのは衝撃の人生だった…
監督:松村 克弥「祈り~幻に長崎を想う刻~」(主演:高島礼子/黒谷友香)で、被爆者たちの愛と信仰を描き長崎にこだわり続ける異才が渾身のドキュメンタリーを贈る。
『母と暮せば』とは 井上ひさしの「ナガサキを舞台にした『母と暮せば』という物語を書き、平和の尊さを次世代に伝えたい」という生前果たせなかった思いに、巨匠・山田洋次監督が共鳴し、監督初のやさしくて、悲しい、ファンタジー作品として、2015年、主演に吉永小百合さん、二宮和也さんを迎えて全国ロードショー。第39回日本アカデミー賞優秀作品賞受賞を受賞した。
その後 2018年に、劇作家・畑澤聖悟さん、演出家・栗山民也さんのもと、富田靖子さん、松下洸平さんを迎え、二人芝居として舞台化し、ヒロシマが舞台の『父と暮せば』(井上ひさし作)、オキナワが舞台の『木の上の軍隊』(井上ひさし原案/蓬莱竜太さん作)と並び、こまつ座「戦後命の三部作」が完成した。
『母と暮せば』などの舞台映像を交えた本作をぜひこの機会にご覧ください。★ご来場の皆様に井上ひさし自筆【40】の文字入り40周年缶バッチプレゼント★
☆劇場ロビーにて40周年記念イベント同時開催☆
40周年記念グッズ&こまつ座the座バックナンバー販売
こまつ座オリジナルグッズが当たる記念ガチャ設置
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました