倉持裕×杉原邦生、注目の初タッグでお送りする
現代を舞台に特異な人間が存在する不思議な世界を描く、青春ファンタジー! 年齢も性別も違ういくつもの人生を、いくつもの顔をもって同時に生きる特異な人々が登場する摩訶不思議な世界を描く本作。不思議な世界観が魅力の倉持の戯曲を、杉原がダイナミックに演出する新作公演『SHELL』のビジュアルが解禁になりました!
音楽の原口沙輔、出演の石井杏奈、秋田汐梨をはじめとするZ世代が集結! 音楽を手掛けるのは、SNSを通じて国内外から注目される20歳の新進気鋭の若手音楽家・原口沙輔。杉原のラブコールにより実現したコラボレーションで、原口の初めての舞台音楽参加にも期待が高まります。
主人公の高校生キャストには、2012年の女優デビューから注目作に次々出演し注目を集める石井杏奈と、集英社「Seventeen」の専属モデルとしてティーンエイジャーに支持され、女優としても活躍の場を広げる秋田汐梨が決定。また、映画「THE3 名様」や、舞台『私の一ヶ月』(22年)、『歌うシャイロック』(23年)などコンスタントに映画、TV ドラマ、舞台に出演し、今年芸能生活30周年を迎える岡田義徳が、Z世代を代表する若き才能とともに、舞台を創り上げます。
今回新たに、年代や性別を往来し、いくつもの「顔」を持つ人々が登場する本作をイメージしたビジュアルが完成。イラストは、様々なアーティストのMVを手掛け、多岐にわたる活躍をみせる、今、最も話題のクリエイター・藍にいなが手掛けました。
【あらすじ】
とある高校の放課後の教室。そこには生徒の未羽(みう)、希穂(きほ)、咲斗(さくと)と数名の友達たち。彼らは、突然学校に来なくなった松田先生について、そしてこの学校の問題について度々話し合っている。
ある日、未羽は通りがかったビルからマネキンが落ちてくる現場に遭遇する。そのマネキンを抱きかかえていたのは中年男の高木だが、未羽には高木でもあり希穂の顔にも見えるという不思議な体験をする。同じ人間がいくつもの<顔>を持っている。それは、一部の者だけが知っている世界だったのだが、未羽にはそれを見抜く力があった。
希穂たち以外にも、いくつもの<顔>をもっている人々が分かる未羽。様々な登場人物たちがうごめく中で、顔を見抜けて「絶対他者」を繋げてしまう未羽、顔を持つ人々、そして全く分からない人々との間に、摩擦が生じていく…
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました