大人気コメディドラマがついに舞台化! 生ハルコさんも素敵です!「今の時代、こんなにズバズバ、忖度なく言う人はそうそういないですよね(笑)。でも、そこに真実があるので、みんなハルコさんのことを好きになってしまう。観た方がスカッと笑顔になり、また明日から頑張ろうと思っていただける作品、『最高のオバハン 中島ハルコ~ナイルの涙』をどうぞよろしくお願いいたします」(大地真央さん)
「(50周年を迎え)これまで出会った方々のおかげで、今の私があることを実感しております」(大地さん)
林真理子さんの小説を原作に、主演:大地真央さん×脚本:西荻弓絵さんのタッグで人気を博す大人気コメディドラマ! 人呼んで“令和の水戸黄門”、美のスーパードクター中島ハルコが世に蔓延する不正や悩みをバッサバッサと斬りまくる痛快なストーリーが実に気持ちいい「最高のオバハン 中島ハルコ」が、ドラマの世界観をそのままに“ライブ(生)”で届けられるのが本作、舞台『最高のオバハン 中島ハルコ~ナイルの涙』。先ごろ、東京・シアター1010にて開幕、ここから愛知、福岡、香川、大阪、長野、岩手、山形と日本各地に笑顔と元気とハルコ名物の愛ある毒舌⁉を届けていきます。
マジックあり、謎解きあり、豪華客船を舞台にした痛快ストーリーを彩るキャラクターも超個性的な本作の開幕レポートをお届けします。
<ゲネプロレポート>
あらすじ
お馴染みハルコ御一行が豪華客船の旅へ!イケメン客室係、イケメン天才マジシャンと出会い、ハルコは上機嫌。だが、同船していたのは一癖も二癖もある面々ばかり…きな臭い雰囲気が漂う中、トンデモ事件が発生する!
果たして、ハルコ御一行のクルーズの行方は──
【豪華客船のクルーや乗客はそれぞれ“訳あり”】
まずは豪華客船レインボーローズ号の乗客からご紹介いたします。こちらは離婚寸前の政治家夫婦、藤原 茂(モロ師岡さん)、明菜(樹里咲穂さん)と秘書の海野岳史(山﨑感音さん)。

大地さん、樹里さん、モロさん、浅田美代子さん、山﨑さん
城ケ崎トラストホールディングスのCEO兼オーナー城ケ崎大悟(石井一孝さん)と妻の鈴々花(敷村珠夕さん)、鈴々花の親友・久坂心那(小倉優佳さん)もなにやら“訳あり”の様子。

小倉さん、敷村さん、石井さん

富豪の城ケ崎は客船内のビッグイベント、チャリティーオークションでも存在感を示す!みんなのお目当ては……宝石ナイルの涙!
そして本作はマジックショーも大きな見どころ!「とにかく、マジックのシーンがすごいんですよ。稽古場で美代子ちゃんが何回もタネを見ようとしていましたが、裏から見てもわからなくて!」という大地さんのコメントの通り、本当にどうなっているのか気になる本格的なマジックショー! それをお届けする凄腕マジシャンはこちら!
(YUTAKA役は風間トオルさんと渡辺大輔のWキャスト、ご出演スケジュールは公式サイトをご確認ください)
マジシャンのYUTAKA(渡辺大輔さん)とアシスタントの辻悦子(木村花代さん)

思惑が入り乱れる中で……
コメディセンスも抜群のお二人の掛け合いも面白い!

人気マジシャンYUTAKAとハルコさん、絵になる二人!

ハルコさんを支える助さん格さんコンビ!大谷 将(合田雅吏さん)、若杉慎之介(蕨野友也さん)も大活躍です。

田山涼成さん、杉江大志さん、モロさん
ハルコさんの幼馴染のあっちゃんこと、名古屋の老舗ういろう屋「紫風堂」の主人・三島昭宏(田山涼成さん)は軽妙な魅力を炸裂させます! レインボーローズ号のキャビン・クルー、新人客室係坂本未来(杉江大志さん)はひょんなことからハルコの専属バトラーに! でも、坂本にもなにやら魂胆があるようで……
続いてははレインボーローズ号のオーナー三友陽子(浅田美代子さん)と船長の千秋晴海(未沙のえるさん)。

浅田美代子さん、未沙のえるさん

キリリとした船長と記念写真をパシャリ!

ハルコさんカッコイイ!
個性も思惑も入り乱れながら進むストーリーにワクワクドキドキしつつ、まるで豪華客船の乗客になったような気分で船内パーティーのダンスにうっとりしたり、マジックショーやチャリティーオークションを楽しんだり。お楽しみもりだくさんな本作!大地さんの「(舞台版の魅力について)ここでみんなが息づいている。そしてみなさんと同じ時間、空間を共有できるというところが生の良さだなと思っています」に大きく頷くおけぴスタッフでした。
さらに、最後のショーアップされた演出も!!
予習不要!
(ではありますが、ハルコさんの大活躍や日頃の生活が描かれるドラマもおすすめ) みなさんは大船に乗ったつもりで、素敵な痛快エンターテインメントの世界をお楽しみください。
<会見レポート>
初日を前に、大地真央さん、田山涼成さん、浅田美代子さんご登壇の会見も行われました。

ゲネプロより
天下無敵の中島ハルコ役はもちろんこの方、
大地真央さん!
「いよいよ初日!ワクワクドキドキしています。早くみなさんにお会いしたいです!また、私が初舞台から50年ということで“50周年記念公演”と銘打っていただきましたことを非常に光栄に思っています。このように自分が出演したテレビの作品が舞台になるのははじめてのこと。舞台ならではの中島ハルコをお目にかけたいと思います。素晴らしい共演者の方々と一緒に、みなさんに笑顔をお届けできればと思っております。どうぞ劇場にお越しくださいませ」
ハルコの幼馴染で名古屋の老舗ういろう屋「紫風堂」の主人・三島昭宏、通称あっちゃんを演じるのは
田山涼成さん。

ゲネプロより
「みなさん! 今、お聞きになったように大地さんが50歳になられるんですよ。その記念の公演です。まずは50歳一発目の大地さんをご覧ください! 最高のオバハン、無茶苦茶面白い! ただチケットもだいぶ売れているようで、なんとかみなさん工夫して来てちょうでゃぁ!」と劇中さながらにお国言葉で作品をPR! 会場も大いに沸きました。
物語の舞台となる豪華客船のオーナー三友陽子役は
浅田美代子さん。
「私は舞台をあまりしないので、慣れなくてご迷惑をおかけしてばかり。本当に明日から初日と思うと、劇中のマジックショーのように私を消していただきたいと思います(笑)。でも稽古を見ていて本当に楽しく面白く美しい、お客さんとして本当に観たいと思う舞台です!」とおっしゃるものの、会見に続いて行われたゲネプロでは堂々のオーナーっぷりでした!!
【お三方の中のハルコ度は?】
「最後にショーアップされた演出がありますが、そこで“なんでもやっちゃうスーパーウーマン!”という歌詞がありますが、本当にその通りで……演じるのにも体力がいります。私の中のハルコ度はどうでしょう(笑)」(大地さん)
「大地さんは主役ですから、普通の役者は自分のことを考えるのが常。でも大地さんはいつでも俯瞰で見ていらっしゃる。そこはハルコさんと通じるところがあると思います。そして今の世の中ではなかなか強く言うことははばかられるところもありますが、そこを迷いなくスッとおっしゃる、そのお顔がなかなかよろしいんでございますよ(笑)。一方、僕の中のハルコ度は……僕は気ばかり使っていて、まったくありません!」(田山さん)
「私の中にハルコは……ちょっとわかりませんが(笑)、やっぱり中島ハルコは大地さんそのもの! 原作も読みましたが、もう“ぴったし”です」(浅田さん)
初出時、誤表記がありましたことお詫びして訂正いたします。
おけぴ取材班:chiaki(撮影・文)監修:おけぴ管理人