"戦国の世"、"家督を継ぐ者の証となる家宝"、"お家再興を志す旅"、"忠義の家臣"・・・
これでもかというお楽しみ要素いっぱい!
しかも原作は吉川英治氏の痛快冒険小説で主人公にはこの方!!
早乙女太一さん(本番舞台写真より)
物語は甲斐源氏惣領の血を引く武田勝頼の実子武田伊那丸(いなまる)と仲間たちが
武田家再興への旅に出て、
行く手を阻む敵たちと死闘を繰り広げる!
というまさに痛快冒険もの!
この日公開されたのは、冒頭の伊那丸が自らの出自を知り、旅の仲間たちとの出会いに
よって運命に立ち向かう決意をする場面と圧巻の殺陣、否が応にも気持ちが高ぶります!
では、お待たせいたしました、キャストのみなさんをご紹介いたします。
改めまして、甲斐源氏の血を引くただ一人の男、主人公 武田伊那丸に早乙女太一さん!!
和エンタメ好きにはたまらない作品「神州天馬侠」公開稽古の模様をレポートいたします。
殺陣の美しさは言うまでもなく、生後間もなく寺に預けられ自らの身分を知らずに生きてきた伊那丸。
真実を知らされた時、そこから刀を手に戦いの道に一歩を踏み出すまでの心の動きも丁寧に表現されています!!
幼いころから伊那丸の守り役を務めてきた怪力の僧、加賀見忍剣(かがみにんけん)役に馬場徹さん。
加賀見忍剣役:馬場徹さん
怪力キャラならではの大きな棒を自在に操っての殺陣シーンに身体能力の高さが!
シリアスな伊那丸を演じる早乙女さんとテンポよくコミカルな芝居を放つ馬場さんのキャラクター作りが
いい感じのコントラストを生み出します!
鞍馬の山奥に住む老師から遣わされた隠形の術に長けた男、木隠龍太郎(こがくれりゅうたろう)役は矢崎広さん!
木隠龍太郎役:矢崎広さん
朱柄の槍を持つ、槍の達人、巽小文治(たつみこぶんじ)役は山下翔央(やましたしょおん)さん!
巽小文治役:山下翔央(やましたしょおん)さん
武田家の浪人で、遠矢の達人、山県蔦之助(やまがたつたのすけ)役に荒井敦史さん!
山県蔦之助役:荒井敦史さん
古今東西、「桃太郎」から「ロード・オブ・ザ・リング」に至るまで、こうやってひとり、またひとりと「私もお供に!」と旅の仲間たちが増えていくのは気持ちが上がりますね~!!
他にも、野武士の娘・咲耶子(鈴木亜美さん)、伊那丸の軍師となる小幡民部(市瀬秀和さん)、武田家と関わりがある老婆・お藤(波乃久里子さん)も登場!
対する敵方は!!こちらはガッチリベテラン勢が受けて立ちますよ!
勝頼の従兄弟でありながら、家康に寝返った穴山梅雪(あなやまばいせつ)役に酒井敏也さん。
穴山梅雪役:酒井敏也さん
悪いんです!!この梅雪!酒井さんの飄々とした雰囲気との落差で悪さ倍増!!
行く先々で伊那丸の敵となる、南蛮人の血を引く幻術使い、呂宋兵衛(るそんべえ)役に松村雄基さん。
呂宋兵衛役:松村雄基さん
この不敵な笑みが・・・意味深すぎてこの後の展開が気になります!!
武田を滅ぼした張本人、伊那丸の命をも狙う徳川家康に山崎銀之丞さんもご出演です。
さあ、伊那丸の旅の行く末はいかに!この先は劇場で!!
ここからはもう言葉はいりませんね。
ダイナミックな殺陣シーンの様子をどうぞ!
創業140周年記念早乙女太一主演公演「神州天馬侠」でスピード感溢れる立ち廻りと芝居!
そして、早乙女太一舞踊ショーでは麗しき女形の舞踊!
早乙女太一さんの魅力いっぱいの公演です!
そして!ここからは本番の舞台写真をいくつかご紹介!
まずは二部の早乙女太一さんの舞踊から1枚!
次に、「神州天馬侠」より、伊那丸(早乙女太一さん)とその仲間達!
一人ひとりの登場場面の演出のまたかっこいいこと!
音楽と照明が、一人ひとりの立ち姿をものすごくかっこ良く照らし出します!
左から市瀬秀和さん、矢崎広さん、早乙女太一さん、馬場徹さん、山下翔央さん
左から矢崎広さん、早乙女太一さん、鈴木亜美さん、馬場徹さん
おけぴ取材班:chiaki(文・撮影) 監修:おけぴ管理人 舞台写真提供:明治座