【公演NEWS】日生劇場ファミリーフェスティヴァル2024音楽劇『あらしのよるに』キャスト発表

運命に逆らい、友情を選んだ、あるオオカミとヤギの物語──
出版30周年を迎えた名作絵本を原作とした音楽劇が、日生劇場に再登場!



2024年8月に「日生劇場ファミリーフェスティヴァル2024」にて上演される音楽劇『あらしのよるに』のキャストと宣伝ビジュアル、コメントが届きました。

オオカミとヤギ、仲良くなるはずのないふたりが、「食べる側」と「食べられる側」の関係をこえて友情を育む物語。2019年の初演、2021年の再演と、好評を博してきた公演が、きむらゆういち(作)・あべ弘士(絵)による原作絵本の出版から30周年を迎えた今年、新たなキャストを迎えて、再登場いたします。

友だち思いの心優しいオオカミのガブ役には、「仮面ライダーウィザード」主演で注目されて以降、数々の映画やドラマに出演し、近年は『ジョン王』『マーク・トウェインと不思議な少年』など、舞台でも活躍する白石隼也、そのガブと秘密の友情を育む好奇心たっぷりなヤギのメイ役には、NHK Eテレ『にほんごであそぼ』に ”のはーな” 役でレギュラー出演、映像や舞台でさらなる活躍が期待される南野巴那が出演します。そしてオオカミのリーダーギロ役は、ジャンル問わず幅広い役柄を演じ分ける阿南健治、おばさんヤギ役は、圧巻の存在感で作品を彩る平田敦子が出演、脇を固めます。


白石隼也 <ガブ役>コメント


多くの子ども達にとって初めての観劇体験になるだろう作品に出演できること、とても嬉しく思います。同時に「あらしのよるに」は、児童文学でありながら “他の種族との共存” という私たち大人が今向き合わねばならない問題も偽ることなく描かれています。きっと多くの人に共感してもらえる舞台になるはずです。
憧れの日生劇場から全国津々浦々をこの作品と共に旅する夏が今から待ち遠しいです。劇場で心よりお待ちしております。


南野巴那 <メイ役>コメント


私は「あらしのよるに」という作品に、幼稚園の頃に出会いました。
心優しいオオカミのガブと天真爛漫で怖いもの知らずなヤギのメイが、オオカミとヤギという種族を超えて友情を育む。私自身少しずつ歳を重ねて行く過程で、年齢関係なく、この作品は何度触れても応援したくなるような2人の絆に心が温まります。
子どもから大人まで見に来てくださる皆様とこの作品の世界を共有できること、動物も人も決して変わらない絆をこの作品を通して感じていただけること、とてもワクワクしております。大好きな作品に携わらせていただけること、本当に嬉しく思っております。大切にメイを演じられるよう精進いたします!劇場でお待ちしております。


阿南健治 <ギロ役>コメント


私が出ている今までの舞台を色々と観て頂いて、今回のギロ役へのオファーであり、なんとも有り難い思いではありました。ファミリーミュージカルは初めてではありますが、子どもも大人も楽しめる作品と言う事で楽しみたくも思い、ギロはオオカミ達のボスで、生きる為に惨忍な感じも、ストレートに惨忍オオカミを演じてしまうと、子ども達が引いて泣きそうなので(笑)厳しさの中にもちょっぴりでもユーモラスさも加えられたらいいなあとは思い、オオカミ達とヤギ達の楽しきミュージカルで、私がどんな感じになるのかなも楽しみたいと思っております。


平田敦子 <おばさんヤギ役>コメント


またおばさんヤギになれることになりました。私にとっては3回目の「あらしのよるに」です。子ども達の反応が直接聞こえるこのお芝居が大好きです。みんなと一緒に笑って、驚いて、悲しんで、歌ったり音楽を聞いたりすると自分もほんの少し子どもの頃に戻る気がします。3年前の再演の時は、コロナの影響で東京以外の公演が半分くらいに減りました。今年は全部無事に行けますように。全国の大勢の子ども達と舞台を通して触れ合えることを楽しみにしています。元気でお会いしましょう!



立山ひろみの脚本・演出により、原作絵本の世界を音楽劇として広げた本作。音楽を鈴木光介、振付を山田うんが担当し、臨場感あふれる迫力の舞台となっています。



音楽劇『あらしのよるに』過去公演より
撮影:青木司



音楽劇『あらしのよるに』過去公演より
撮影:青木司



音楽劇『あらしのよるに』過去公演より
撮影:青木司


立山ひろみ <脚本・演出>コメント

人が自分の事をひとりぼっちだと思う時、それは人生のいろんな場面で起こると思います。”孤独”といってもいいかもしれません。その孤独に向き合うのは、何も大人だけではありません。ほとんどの場合、こどもの心にも ”孤独” のかげは迫ってきます。孤独だと思った時、あたたかな何かが、少しでも、こどもや、いつかこどもだった私たち大人自身の、支えになればと、祈るような気持ちでいつも作品を創っている気がします。
名作「あらしのよるに」を音楽劇としてお届け出来るのをとても楽しみにしております。孤独な魂を持った、オオカミとヤギの出会いが、みなさまの宝物となりますように願って。
劇場でお待ちしております。


きむらゆういち <原作者>コメント

暗闇で2匹の動物が会話している。
そんな世界を歌と踊りの煌びやかな世界に引っ張り出し、もうひとつの “あらしのよるに” の世界を生み出したミュージカルである。
この作品の魅力にはこんな世界もあったのかと作者自身も驚かされた。
実に美しい作品だと思う。


原作紹介
「あらしのよるに」作:きむらゆういち・絵:あべ弘士(講談社)
1994年の第1巻は産経児童出版文化賞、講談社出版文化賞絵本賞に輝き、これまで7巻で350万部を売り上げた、ベストセラー名作絵本。
小学校の国語教科書への採用、海外版への翻訳や小説版をはじめ、映像化や舞台化など、様々な形で世界中の人たちに愛されてきた。2024年は出版30周年のメモリアル・イヤーとなる。


立場をこえた友情や相手を思いやる美しい心を描いた感動の物語とともに、歌や音楽、ダンスがたっぷりで、小さなお子さまから大人まで楽しめる 音楽劇『あらしのよるに』に、ご注目ください。

なお、本公演は、ニッセイ名作シリーズ公演として、小学生を対象とした無料招待公演を札幌、秋田、大阪、高松、熊本の5都市にて実施いたします。

ストーリー
ある嵐の夜、ヤギのメイとオオカミのガブは避難した山小屋で偶然出会い、互いの正体に気づかないまま言葉を交わします。翌日「あらしのよるに」を合言葉に再会した二人は、正体に驚きながらも秘密の友達になります。しかしその関係は群れの仲間に見つかってしまいます。
群れよりも友情を選んだ二人は、仲間から離れ、仲良く暮らせるみどりの森を求め、遠く雪山の向こうを目指して旅立ちました......。

【公演情報】
日生劇場ファミリーフェスティヴァル 2024
音楽劇『あらしのよるに』
2024年8月24日(土)・25日(日) @日生劇場
上演時間: 約2時間(休憩含む)

スタッフ:
原作:きむらゆういち
脚本・演出:立山ひろみ 音楽:鈴木光介(時々自動) 振付:山田うん

出 演: ガブ:白石隼也 メイ:南野巴那
ギロ:阿南健治 おばさんヤギ:平田敦子
バリー:吉﨑裕哉 タプ:木原浩太 ミィ:しらたまな

飯嶋あやめ 井口大地 小山雲母 沙月愛奈 須﨑汐理
田中朝子 鶴家一仁 中野亮輔 永松 樹 長谷川 暢
三浦優水香 三田瑶子 宮内裕衣 山﨑まゆ子 山根海音

演 奏: 鈴木光介(トランペット ) 砂川佳代子(クラリネット) 関根真理(パーカッション )
高橋 牧(アコーディオン ) 日高和子(サックス)

※やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合があります。予めご了承ください。

特設ページ:https://famifes.nissaytheatre.or.jp/2024arashi/

この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました

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