ミュージカル『レ・ミゼラブル』2024-25年公演 製作発表レポート【会見コメント】

【歌唱披露】に続いて、ミュージカル『レ・ミゼラブル』製作発表会見、プリンシパルキャストのご挨拶、質疑の模様をレポートいたします。

【アンジョルラス役】


木内健人さん)
僕自身2回目の参加ですが、前回はコロナ禍で稽古もかなりイレギュラーな形でした。公演も中止になることもありお客様に悲しい思いをさせてしまいましたし、僕たちも悔しい気持ちでいっぱいでした。今年はとにかくみんな健康で全公演まっとうして、劇場に足を運んでくださるお客様に楽しんでいただけるよう頑張ります。


小林唯さん)
僕にとって初めての『レ・ミゼラブル』、初めての帝国劇場です。それが現帝国劇場での最後という記念すべき公演であること、そこにアンジョルラスとして参加できることを誇りに思います。精一杯務めます。


岩橋 大さん)
前回に引き続き、また今の帝国劇場最後の『レ・ミゼラブル』に参加させていただけることを大変光栄に思っております。今回はアンジョルラス役とアンサンブルの2枠での出演となり、未知数なところもありますが自分にできることに精一杯取り組んでいきたいと思います。


【コゼット役】


加藤梨里香さん)
2度目のコゼットへの挑戦となります。約3年ぶりにお稽古に再び臨み、改めて一番緊張する作品だと実感しています。また1からコゼットと向き合って、同じ役のお二人と一緒に手を取り合い、支え合い、精一杯努めていきたいと思います。


敷村珠夕さん)
前回に引き続きコゼットとして、また『レ・ミゼラブル』の世界を生きられることが本当に嬉しいです。この歴史ある素晴らしい作品の一部となれるよう、しっかりとお稽古と向き合ってまいります。


水江萌々子さん)
ミュージカル初出演となるので、すごく緊張していますが、稽古を重ねる中でコゼットは本当に愛に溢れた女性だなと感じています。私自身もここに至るまでたくさんの方からの愛をいただいたので、その愛を糧に作品の中でコゼットとして生きていければと思っております。


【エポニーヌ役】


屋比久知奈さん)
3回目の『レ・ミゼラブル』への参加となります。最初はひたすら必死でした。2回目はそれを経て「自分に何ができるのか」を考えながら臨んだ日々。今回は、初心に戻ってまっさらな状態でエポニーヌという役に向き合えたらいいなと思っています。新しいエポニーヌの二人にたくさんの刺激をもらいながら、作品の一部として精一杯生きたいと思います。


清水美依紗さん)
初参加なので本当にドキドキしていますが、長い歴史をもつ作品に関わることができてすごく嬉しいです。精一杯演じます。


ルミーナさん)
帝国劇場のラストに、この大好きな作品でエポニーヌとして出演できること、素敵な先輩方とご一緒できることをとても光栄に思います。精一杯頑張りたいと思います。


【マリウス役】


三浦宏規さん)
3回目の出演になります。初出演時は10代で、お兄さんたちに必死についていったのですが、気づけばなんと僕が一番年上のお兄さんになってしまったということで(笑)。これまで先輩方に教えていただいたように、僕も何か教えられたらいいなと思いつつ、僕もお二人からたくさんのことを学ばせていただきたいです。3人で力を合わせてマリウスという役を作って、現帝劇最後の『レ・ミゼラブル』をしっかり務めたいと思います。


山田健登さん)
この作品に出会えたことに感謝し、謙虚に誠実に向き合っていきたいと思います。最後まで応援のほどよろしくお願いします。


中桐聖弥さん)
こうして『レ・ミゼラブル』という素晴らしい舞台に立てることを幸せに思っております。先輩方や仲間たちと一緒に稽古に励む中でたくさんの刺激を受けています。まだまだ不安なこともありますが、どんどん挑戦して、中桐聖弥らしいマリウスを演じたいと思います。


【マダム・テナルディエ役】


森公美子さん)
1997年より同じ役を27年間やらせていただいております。前回が引退だ、これで終わるんだと思ってうるうるしていたのですが、またオーディションに受かってしまいました(笑)。
でも多分、肉体的にもこれが最後かなと思っております。精神的には全然大丈夫なんですけど! 精一杯マダム・テナルディエを生きていきたいと思っております。


樹里咲穂さん)
私は前回に引き続き2回目ということで、大先輩の背中を見ながら、前よりも欲深さを増大させ、お客様に楽しんでいただけるように精一杯頑張りたいと思います。


谷口ゆうなさん)
私は2011年からこの作品に出演し、13年からこの役を務めています。10年以上、作品と一緒に年を重ねらていることをすごく幸せに思います。宿屋のシーンで新しいことをするという噂もあり(笑)、初めて観る方も、これまでたくさん観ていただいた方も楽しみにしていてください。


【テナルディエ役】


駒田 一さん)
2003年から21年やさせていただいております。今日、みんなの歌声を聴いたらちょっと涙が出そうになりました。やっぱり素敵な作品だなと思って。東京を皮切りに半年に亘る公演、キャストだけでも80人以上いてそこにスタッフを加えると100人を軽く超えるカンパニーです。みんなで力を合わせて、最後まで怪我や事故のないようにできればと思います。皆様の応援があっての作品、最後まで応援をよろしくお願いします。


斎藤 司さん)
私も気づけば3回目ということでね。私の下にも六角くんと染谷くんという二人の後輩が育ってきました。二人を指導していかなければいけないという思いで、今回は横隔膜を4枚ほど増やしました。非常にパワフルな声量で立ち向かいたいと思いますので、よろしくお願いします。


六角精児さん)
僕は2回目の出演になりますが、前回は帝劇も本当に数えるほどしか出てないんですよね。そんなこともあり、よく考えてみるとほとんど覚えてないんですわ(笑)。なので今回は個人的にもお客さんにも“記憶に残るような舞台”にしたいなという気持ちで、斎藤さんについていきたと思っております(笑)。


染谷洸太さん)
2017年、19年のアンサンブルでの出演以来、またこの作品に帰ってくることができたことをとても嬉しく思い、感謝の気持ちでいっぱいです。テナルディエ役は、僕が20代の頃からいつか演じてみたいと思い続けてきた役です。今回初挑戦になりますが、尊敬する先輩方からたくさん学ばせていただきながら、自分らしく楽しんで役をまっとうしていきたいです。斎藤さんについていきます(笑)!


【ファンテーヌ役】


昆夏美さん)
これまではエポニーヌ役でしたので「ファンテーヌ役の」とご挨拶することに、不思議な気持ちと、感慨深い気持ちの両方があります(笑)。1つの作品に違う役で出演するのも初めてなのでワクワクしています。そしてそれが大好きなこの作品だということを嬉しく思います。この3人で一緒にファンテーヌを作っていけたらなと思います。


生田絵梨花さん)
私はコゼット、エポニーヌに続いて3役目という新しい挑戦をさせていただきます。コゼット役で初めて立った帝劇の舞台、今回のクロージング公演ではファンテーヌとしてしっかり踏みしめたいと思っております。


木下晴香さん)
私は『レ・ミゼラブル』初参加です。いつか携われるように頑張ろうと思っていたので、今回こうしてご縁があったことをとても嬉しく思います。合格の連絡をいただいたときに、「あ、自分はこんなに『レ・ミゼラブル』の世界を生きてみたかったんだ」ということを改めて感じました。ファンテーヌの壮絶な人生に覚悟を持って飛び込んでいきたいと思います。


【ジャベール役】


伊礼彼方さん)
3年ぶり3度目のジャベール役になります。最近はポップス系の歌唱の作品に出演していたこともあり、久しぶりに『レ・ミゼラブル』の歌稽古に参加したら、まるで自分の声帯が通用しないというか、全く違う使い方をしていたことを痛感しました。いろんなミュージカルがある中で、特別な作品なのだと改めて思っております。3年前の稽古を思い出しつつ、また新しいジャベールを皆様にお見せできるように頑張ります。


小野田龍之介さん)
前回の公演まではアンジョルラスを務めていましたが、本当にやればやるほど、この作品の大きさに圧倒されます。そんな、俳優にとってとても偉大な作品、ジャベールという、これまでとは全く違う角度からこの物語に身を委ねることに非常に興奮しています。それと同時に身が引き締まる思いです。一つひとつ丁寧に作って参ります。


石井一彰さん)
16年ぶりにこの作品に参加できることを本当に光栄に思っております。前はフイイを演じていました。素晴らしいキャストの皆様のために、支えてくれるスタッフの皆さんのために、そしてお客様のために、誠実にジャベール演じていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。


【ジャン・バルジャン役】


飯田洋輔さん)
歌稽古で、先輩方の背中を見て、初出演の仲間の声を聞き、皆がまっすぐに作品に向き合っている姿を目の当たりにし身の引き締まる思いです。ジャン・バルジャンとゼロから向き合っていきたいと思います。この役とご縁をいただけたことに感謝をしながら、作品、台本、言葉を信じて自分らしいバルジャンを演じていきたいと思っております。最後まで応援よろしくお願いします。


佐藤隆紀さん)
今回で3回目の出演になりますが、携わる度に、出演する度に、自分を成長させてくれる本当にありがたい作品です。前回は一部中止になってしまった公演もあったので、今回、帝劇公演を皮切りに、大阪、福岡、長野、北海道、群馬へ熱い公演をしっかりとお届けしていきたいと思っています。帝国劇場のクロージング公演というスペシャルでメモリアルなステージに立てることを誇りに思います。そしてひと公演ひと公演、観に来てくださったお客様の人生にとってメモリアルな公演だったと思っていただけるように魂を込めてお届けしていきたいと思います。


吉原光夫さん)
初出演時の製作発表で「独白」を歌わされてから、この劇場も 『レ・ミゼラブル』も嫌いで嫌いで(笑)。いや、好きな作品なんですよ。でもやる度に怖くて辛くて苦しくて、もう1回始めることに「よっこいしょ」としなければならない自分もいるんです。それも14年目となりました。自分の人生とすごく密接な『レ・ミゼラブル』、この大嫌いな劇場と(笑)一緒に幕を閉じられるということも、なんか意味のあることなんだろうなと思いながら、今ずっとこの劇場を眺めていました。多分、大好きなんです。この劇場にはいろんな思いやいろんな人たちの声や影がいっぱいある。今回はそれと一緒に手を携えて、仲直りをして楽しく終えられたらいいなと思っています。


【質疑】

──帝国劇場の思い出をお聞かせください。



思いがあふれます!
三浦さん)
2019年の『レ・ミゼラブル』で初めて帝劇の舞台に立つ前、2017年の『レ・ミゼラブル』を客席から何度も観ました。そのときに「絶対、俺もこのステージ立ちたい」と強く思いました。そこからオーディションを受け、ありがたいことに合格したのですが、最初は自分が思ったように演じられずに悔しさが残りました。その後、舞台『千と千尋の神隠し』で再び帝劇の舞台に立ち、舞台『キングダム』ではWキャストで主演をさせてもらいました。まだまだ未熟な僕ですが、この劇場に育ててもらった感覚です。こうして現帝劇最後となるレミゼに出られることがすごく嬉しいですし、最後は自分が納得する形で終えられたらと思っています。最後の帝劇に恥じない努力をして挑みたいと思います。


屋比久さん)
私が帝国劇場の舞台に初めて立ったのは、デビューするきっかけになった「全国拡大版ミュージカル・ワークショップ『集まれ!ミュージカルのど自慢』」です。とても思い出深い劇場のクロージング公演は寂しいですが、その舞台に立ち、お別れを言えるのはすごくありがたいことだとも思います。レミゼでもサイゴンでも、劇場自体が作品の世界に染まる、不思議な力を感じる劇場です。光夫さんがおっしゃったように宇宙のようにどこまでも広がるようで、自分と近く感じられ一体にもなれる。本当に大好きな劇場です。


伊礼さん)
帝劇に最初に立ったのは『エリザベート』のルドルフ役でした。「闇が広がる」を歌っているときに、本当に客席に吸い込まれるような、何も見えなくなる瞬間を体感しました。緊張もあるし、劇場の大きさもあるし、何度も上演されている作品の重圧もある。それが光夫さんが言う宇宙。レミゼでも感じる「この劇場に立つ怖さ」であり、「作品の大きさ」ということなんだと思います。レミゼに参加すると、作品を背負うプレッシャーの大きさに、毎回、もうやりたくないって気持ちが芽生えます(笑)。でも、不思議なもので大千穐楽を迎えると、またやりたくなる。そんな魔力のある作品です。初めて参加されるみなさんにも、恐怖心に打ち勝った先に何が見えるのかを体感してもらいたいです。クロージングは残念ではありますが、新劇場のオープンまで、この切り替わりの時代を共に生きていける喜びも感じています。


森公美子さん)
数え上げればきりがないのですが、一番の思い出は『イーストウィックの魔女たち』でフライングをした際に、演出で私だけが下がる瞬間があったのですが、「落ちてくる!」と真下にいらしたお客様が本気で驚かれたことです。その表情が忘れられません。あれは演出です!

『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』では、初めて帝劇のゼロ番に立たせていただきました。大変光栄ですごいことなのですが“ゼロ番に立つ”ことは出演者なら誰でもできるんです。開場前に! そこに立って、劇場の音の響きや景色を感じて、「新しい帝劇のゼロ番に戻ってくるぞ!」と強い気持ちを持てば、きっと応えてくれるのがこの劇場です。(キャストを見て)みなさん、ぜひゼロ番で高らかに叫びましょう!


──最後に吉原さんに伺います。『レ・ミゼラブル』にこうまでも惹かれる理由はどこにあると思いますか。演者としての立場での考えをお聞かせください。



吉原さん)
僕もずっとそれを考えていました。やっぱりひとりの人生の大河を演じるには肉体的にも精神的にもエネルギーを費やします。人生において正しい人であろうとすることのしんどさにも通じること。それは実人生でも同じで、自分の存在意義を探し、それぞれが大河を生きる、それ自体がしんどいものです。そして『レ・ミゼラブル』では、その最後の瞬間に浄化が待っている。

演者として、この作品に自分の人生をかければしんどくなるし、適当にやれば楽になる。そのどちらを選ぶかなんだと思います。そしてこのカンパニーは楽にはさせてくれない。みんなが自分の人生と重ね合わせて、この舞台で勝負しようという気概を持って臨んでいます。だからこの劇場のことも、レミゼのことも好きなんです。ただ同時に、辛いし苦しいし怖い。新キャストには、この恐怖も楽しんでほしいと思います。さっき伊礼に脅されていましたが(笑)。怖いのはあなただけじゃない、みんな同じ気持ちなんです。それを乗り越えるために舞台袖でケタケタ笑ったり、チャラチャラしたりしているけど、誰もが手が震える思いで舞台に立っています。だからいいチームになれるんじゃないかなと思っています。


レミゼカンパニー、キャストは本記事で紹介してきたプリンシパルキャストとアンサンブルキャスト、そして子役たち!


















帝劇での思い出を語り出すとみなさんお話が止まらなくなることからも、その愛の深さを感じました。そんな帝劇愛を胸に帝劇クロージング公演 ミュージカル『レ・ミゼラブル』に臨むカンパニーの決意が伝わる製作発表となりました。

吉原さんの「いいチームになれるんじゃないかな」という言葉の奥に確かに見えた確信、自信、今回の公演をご覧になるお一人お一人の中にまた新たな思い出が刻まれることでしょう。2024年12月20日の初日まであと約2か月、開幕が待ち遠しい!


【公演情報】
2024年12月20日(金)初日~2025年2月7日(金)千穐楽@帝国劇場
≪プレビュー公演≫ 2024年12月16日(月)~12月29日(木)

≪2025年全国ツアー公演≫
3月2日(日)~3月28日(金)大阪公演:梅田芸術劇場 メインホール
4月6日(日)~4月30日(水)福岡公演:博多座
5月9日(金)~5月15日(木)長野公演:まつもと市民芸術館
5月25日(日)~6月2日(月)北海道公演:札幌文化芸術劇場 hitaru
6月12日(木)~6月16日(月)群馬公演:高崎芸術劇場

<キャスト>
ジャン・バルジャン:吉原光夫、佐藤隆紀、飯田洋輔(★)
ジャベール:伊礼彼方、小野田龍之介(☆)、石井一彰(☆)
ファンテーヌ:昆 夏美(☆)、生田絵梨花(☆)、木下晴香(★)
エポニーヌ:屋比久知奈、清水美依紗(★)、ルミーナ(★)
マリウス:三浦宏規、山田健登(★)、中桐聖弥(★)
コゼット:加藤梨里香、敷村珠夕、水江萌々子(★)
テナルディエ:駒田 一、斎藤 司、六角精児、染谷洸太(☆)
マダム・テナルディエ:森 公美子、樹里咲穂、谷口ゆうな
アンジョルラス:木内健人、小林 唯(★)、岩橋 大(☆アンサンブルも兼任)

(★)初出演 (☆)役替わり出演

アンサンブル:青山瑠里、新井海人、荒居清香、五十嵐志保美、石井麻土香、石津秀悟、石丸椎菜、伊藤広祥、岩橋 大、宇山玲加、大泰司桃子、大津裕哉、笠行眞綺、鎌田誠樹、菊地 創、北村沙羅、吉良茉由子、小林遼介、湖山夏帆、近藤真行、佐々木淳平、柴原直樹、島崎伸作、清水咲良、白鳥光夏、杉浦奎介、田川景一、丹宗立峰、土倉有貴、中村 翼、西村実莉、般若愛実、東 倫太朗、深堀景介、藤岡義樹、増原英也、増山航平、町田慎之介、町屋美咲、松村桜李、三浦優水香、三島早稀、宮島朋宏、ユーリック武蔵、横田剛基、横山友香、吉岡花絵、蘆川晶祥 (五十音順)
 
子役:
アッカヤ陽仁、大園尭楽、中井理人
荒川寧音、井澤美遥、井手陽菜乃
内 夢華、鞆 琉那、平山ゆず希

<クリエイティヴ>
作:アラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・シェーンベルク
原作:ヴィクトル・ユゴー 作詞:ハーバート・クレッツマー
オリジナル・プロダクション製作:キャメロン・マッキントッシュ
演出:ローレンス・コナー/ジェームズ・パウエル

翻訳:酒井洋子 訳詞:岩谷時子
プロデューサー:坂本義和/村田晴子/佐々木将之
製作:東宝

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おけぴ取材班:chiaki(撮影・文)監修:おけぴ管理人

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