【公演NEWS】新国立劇場『スリー・キングダムス』11/8（土）スペシャルトークイベント開催決定！

2025年12月2日より、新国立劇場 中劇場にて上演される『スリー・キングダムス Three Kingdoms』。『夜中に犬に起こった奇妙な事件』『FORTUNE』などで知られる、イギリス演劇界の奇才サイモン・スティーヴンスが描く、現代社会の闇を深くえぐる衝撃作。その日本初演を前に、演出の上村聡史さん、出演の伊礼彼方さん、音月 桂さん、夏子さん、伊達 暁さん、浅野雅博さんが登壇し、サイモン・スティーヴンスの「戦慄のサスペンス」の魅力を語るトークイベントの開催が発表されました！

ロンドンのテムズ川で発見された女性の変死体。この殺人事件を追うイギリス人刑事、イグネイシアスは、捜査を進めるうちに、ヨーロッパ全土に広がる国際的な犯罪組織の存在にたどり着きます。ドイツ、そしてエストニアへと舞台を移し、事件の真相に迫る一方で、自身の過去の行いを突き付けられ、事態は思わぬ展開を見せていく…

この作品は、イギリス、ドイツ、エストニアの3カ国のクリエイターによる国際共同制作プロジェクトとして誕生。デイヴィッド・リンチ監督の映画『インランド・エンパイア』から影響を受けたという本作は、単なるミステリーの枠を超え、グローバリズムと資本主義がもたらす影、そして善と悪の曖昧さを問う、戦慄のサスペンスです。



トークイベントでは、サスペンス、ミステリー、そしてラストの驚きの展開──さまざまな要素を持ち、イギリス上演時には賛否両論を巻き起こした本作を紐解きます。本読み稽古も始まった本作、観劇に備えて、ちょっと作品世界をのぞいてみましょう！ その前にこちらも↓

新国立劇場『スリー・キングダムス Three Kingdoms』伊礼彼方さん、音月 桂さん取材会レポート

ものがたり
刑事のイグネイシアスは、テムズ川に浮かんだ変死体の捜査を開始する。捜査を進めるうちに、被害者はいかがわしいビデオに出演していたロシア語圏出身の女性であることが判明する。さらに、その犯行が、イッツ・ア・ビューティフル・デイの名曲「ホワイト・バード」と同名の組織によるものであることを突きとめる。イグネイシアスは捜査のため、同僚のチャーリーとともに、ホワイト・バードが潜伏していると思われるドイツ、ハンブルクへと渡る。
ハンブルクで、現地の刑事シュテッフェンの協力のもと捜査を始める二人だったが、イグネイシアスがかつてドイツに留学していた頃の不祥事を調べ上げていたシュテッフェンにより、事態は思わぬ方向に進んでいくのであった。

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この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました