ミュージカル『レイディ・ベス』製作発表会見レポート~歌唱披露&会見~

ミュージカル『レイディ・ベス』@日生劇場
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16世紀イングランド。王位継承の渦中で、プリンセスの称号を剥奪されながらも、やがて女王へと歩み出すエリザベス一世の若き日々を描くグランドミュージカル『レイディ・ベス』。

権力と陰謀が交錯する宮廷で、愛や信念、そして“自らの運命を引き受ける”覚悟を問われる一人の女性の姿が、壮麗な音楽とともに立ち上がります。脚本・歌詞はミヒャエル・クンツェさん、音楽はシルヴェスター・リーヴァイさん、演出は小池修一郎さん。2014年初演、2017年再演を経て、約9年の時を経た本作は、構成や楽曲、装いも新たにブラッシュアップされ、登場します。




奥田いろは(乃木坂46)/小南満佑子


有澤樟太郎/手島章斗


丸山 礼/有沙 瞳


内海啓貴/松島勇之介


2026年2月日生劇場にて開幕する『レイディ・ベス』の製作発表会見が行われました。登壇者は、レイディ・ベス:奥田いろはさん、小南満佑子さん、ロビン・ブレイク:有澤樟太郎さん、手島章斗さん、メアリー・チューダー:丸山 礼さん、有沙 瞳さん、フェリペ:内海啓貴さん、松島勇之介さん、そして本作の演出・訳詞・修辞の小池修一郎さんです。


【歌唱披露】

会見はピアノ、ヴァイオリン、チェロの生演奏に乗せた歌唱披露からスタート。ベス、ロビン、メアリー、フェリペ、それぞれの代表曲4曲がメドレー形式で披露されました。キャストの皆さんは扮装で登場、一気に会場が華やぎます!(動画あり)

一曲目はスペイン王太子にしてメアリーを政略結婚をすることとなるフェリペが歌う♪COOL HEAD。





続いては、ベスの異母姉でイングランド女王メアリー・チューダーの♪悪魔と踊らないで。





軽やかに登場するのは、自由を愛する吟遊詩人ロビン・ブレイク、歌うは♪俺は流れ者。





最後は、本作タイトルロール、レイディ・ベスが歌う♪秘めた思い。







【会見】 



進化する『レイディ・ベス』

会見冒頭、演出の小池修一郎さんは、今回の上演にあたりタイトルを『レディ・ベス』から『レイディ・ベス』へと改めた理由を、「舞台上では登場人物たちがベスのことを本来の発音に近い“レイディ”と呼ぶ場面が多く、その呼称が示すのは“プリンセスではない身分”であること。プリンセスの称号を剥奪されながらも、やがて女王へと至る──そのプロセスを描く物語であるからこそ、“レイディ”という言葉が持つ意味を、タイトルから明確にしたかった」と語ります。

また、2022年にスイスのザンクト・ガレン でも上演され、その都度ブラッシュアップを重ねてきた本作。「脚本のミヒャエル・クンツェさん、音楽のシルヴェスター・リーヴァイさんは、今回の日本再演にあたっても改稿を行い、同じ楽曲であっても歌詞が刷新されたナンバーがいくつかあります。最初は耳なじみのある歌詞を変えることに迷いもありましたが、2026年という“今”に届ける物語として、確かな手応えを感じています」とブラッシュアップの中身についても、その一端が明かされました!


【フレッシュなキャストが語る『レイディ・ベス』出演の喜び】


主人公レイディ・ベス役は、奥田いろはさんと小南満佑子さんがダブルキャストで務めます。お二人ともグランドミュージカルでの初主演・初座長となります。

──主人公レイディ・ベス役を演じるにあたっての思いを教えてください。



奥田さん)
私にとって、本作は初めての座長であり、初めてのタイトルロールとなります。物語の中のベスとともに、私自身も多くのことを学び、成長していけたらと思っています。

オーディションのお話をいただいた時は、「私でいいのですか?」という驚きの方が大きく、正直戸惑いもありました。それでも覚悟を決めて歌の稽古を重ね、オーディションに臨みました。
合格の知らせをいただいた時も、嬉しさ以上にプレッシャーや「私に務まるのだろうか」という不安があり、身の引き締まる思いでした。

ただ、私の見えないところで、私を信じて選んでくださった方がいる。その方々にまず誠実に向き合い、全力で頑張りたいと思いました。

小池先生とは今回で三度目のご一緒となりますが、先生の演出は本当に美しく、心から信頼しています。「先生についていこう」という気持ちで、この作品に臨ませていただきます。



小南さん)
本日を迎えるにあたっては大変緊張しておりましたが、こうして皆さまの前でお披露目できたことを、とても嬉しく思っています。

今回お話をいただいた時、まずはエリザベス一世という人物を知ろうと思い、書籍や映画などを通して勉強しました。波乱万丈な人生を歩まれてきた方だと知り、不安もありましたが、調べていくうちに「この人の人生を生きたい」と強く思うようになりました。

私自身、デビューから10年を迎え、これまで多くの作品を通してスタッフの皆さまや先輩方に支えていただいてきました。そうした積み重ねがあって、今この役をいただけているのだと、感謝の気持ちでいっぱいです。このご縁をつないでくださった小池先生に感謝しつつ、少しでもお客様に恩返しができるよう、精一杯務めたいと思っています。

ベスと心を通わせる吟遊詩人の青年ロビン・ブレイク役は、有澤樟太郎さんと手島章斗さんが演じます。なお、歴史上の実在人物が多く登場する本作において、ロビン・ブレイクは物語を導くために創作された架空の人物です。


──ベスと心を通わせる吟遊詩人ロビン・ブレイク役のお二人、本作出演が決まったときのお気持ちは。



有澤さん)
今回のお話をいただいた時、まず「とても新鮮だな」と感じました。これまであまり挑戦してこなかったジャンルで、世界観や時代背景も含めて、なかなか飛び込む機会のなかった世界だったからです。
周りの役者仲間が小池さんの作品に参加しているのを見てきた中で、「いつか自分も」と思っていましたので、今回ついにそのタイミングが来たと感じました。

長くこの作品を愛してくださっている方々の記憶を大切にしながら、新たに出会うお客様の心にも残る舞台をお届けできるよう、カンパニー全員で挑んでいきます。プレッシャーも大きいですが、「僕たちなら、できる!」と思ってます!



手島さん)
今回、出演が決まった時は、率直にとても嬉しかったです。生オーケストラのミュージカルは初めてで、稽古前から大きな期待を感じています。今日も、(ピアノ、ヴァイオリン、チェロの生演奏に乗せた歌唱披露という)製作発表とは思えないほど豪華さで、僕自身も楽しんじゃいました。たくさんの人に愛されてきた作品に丁寧に、真摯に取り組んでいきたいと思っております。

リーヴァイさんの楽曲は、本当にさまざまな曲調があり、掛け合いの多いナンバーも多く、自分の中にあった「ザ・ミュージカル」というイメージに近い印象です。稽古を重ねながら、多くの挑戦をし、この作品の一員として成長していけたらと思っています。


──メアリー・チューダー役のお二人は、本作出演が決まったときの心境は。



丸山さん)
ミュージカルは今回が初挑戦で、本当に緊張しています。
最初は「本当に私が出ていいんですか?」という気持ちもありましたが、なぜ声をかけていただいたのかを知るうちに、自分のこれまでの経験が少しずつつながっていく感覚がありました。テレビ番組やYouTubeをご覧になってお声がけいただいたと知り……小池先生ありがとうございます(笑)。

また、高校時代に聖歌を歌っていたことや、歌うことが好きで続けてきた時間が、今につながっているのかもしれないと感じています。お客様に「丸山礼ちゃん、ミュージカルもできるね」と思っていただけるよう、全力で挑戦したいと思っています。



有沙さん)
宝塚歌劇団を卒業してからも、いつかまた小池先生の作品に出演したいと願っておりましたので、その夢が叶ったことをとても嬉しく思っています。

実在した人物であるメアリー・チューダーを演じるにあたり、時代背景や彼女の立場、心情を想像しながら、ミュージカルという表現を通して人物像を立ち上げていきたいと考えています。
皆さまと力を合わせて、心に残る作品をお届けできるよう、全身全霊で取り組んでまいります。


──フェリペ役のお二人はいかがでしょう。



内海さん)
まさか神奈川の田舎出身の自分がスペイン王太子を演じることになるとは思っていませんでしたが、小池さんの作品に三度目の参加となりますが、毎回新しい一面、新しい色を見つけてくださるので、今回もまた違う自分を舞台上でお見せできたらと思っています。

前回の公演を拝見した際、フェリペという役がとても印象に残っていました。稽古では、守りに入らず、色気ムンムンのフェリペ像に挑戦していきたいと考えています。



松島さん)
グランドミュージカルへの出演は初めてで、オーディションのお話をいただいた時は本当に嬉しかったです。正直なところ、受けるだけでも大切な思い出になるのではと思った瞬間もありましたが、全身全霊でオーディションに臨み、こうして合格をいただけたことを大変嬉しく思っております。

フェリペは、今の自分が思うに僕自身とは正反対の人物ですが、その役に挑戦できることに、今もワクワクしています。


【今の時代だからこそ】

──今回のブラッシュアップについて、また今の時代だからこそ伝えたいテーマがあれば教えてください。



演出/訳詞/修辞 小池修一郎(宝塚歌劇団)

小池さん)
今回のブラッシュアップで一番大きいのは、物語の主軸を「ベスの運命」に置き、そこを中心に場面の順番を整理したことです。通して観ていただいた時に、以前よりも全体像がつかみやすくなっているのではないかと思います。

要素そのものは、これまでと大きく変わっているわけではありません。ただ、クンツェさんとリーヴァイさんの作品は、一場面ごとに音楽やドラマが独立して成立するように作られている印象があります。それをネックレスに例えるなら、異なる石を並べながら、一つの形を作り上げていくようなものです。今回はその並びを整理することで、どこを中心に観てほしいのか、ベスという人物の生き方がより明確になったと感じています。

また、「今の時代だからこそ」という点で言えば、若い一人の女性が、自分の人生の選択に迷いながら、最終的にその運命を引き受けていくプロセスに、改めて意味があると感じています。
女王になることは、のし上がっていくというよりも、ある意味では家業のように「やらざるを得ない役割」であり、それを受け入れて生きていく人生です。その過程は、現代を生きる私たち自身とも重ね合わせていただけるのではないでしょうか。


9年の時を経て、新たなキャストとともに立ち上がる『レイディ・ベス』。
プリンセスでも女王でもない、一人の“レイディ”として生きた若きエリザベスの物語が、2026年、再び観客に届けられます!ミュージカル『レイディ・ベス』製作発表レポート~距離が縮まる瞬間──キャストが語る“互いの印象”編~も併せてどうぞ!


ミュージカル『レイディ・ベス』@日生劇場
おけぴ会員限定チケット 申込受付中!

【ストーリー】
16 世紀イギリス。ベスは国王ヘンリー8 世の娘にも関わらず、母が反逆罪の汚名を着せられ処刑されたため、片田舎で家庭教師達と共に勉学に勤しみながらひっそりと暮らしていた。王女らしい理知と少女らしい好奇心に満ちたベスは、ある日、吟遊詩人ロビンと出会い、自身と真逆で自由に生きるロビンに反発しながらも、淡い恋心を抱き始める。しかし、つつましくも平穏だった日常は、彼女が現国王である姉のメアリーに対して反逆を企てているとの疑いを掛けられ一変する。忠義心をメアリーに信じてもらえず、彼女の側近ガーディナー司教やルナールから陥れられ、ついにはロビンとも引き離されロンドン塔に投獄されてしまう。だがメアリーの圧政に不満が溜まった民衆からは、「ベスを女王に」という声が次第に高まっていく。ベスが選ぶ道は、国のための人生か、1人の女性としての幸せか、果たして──。

【公演情報】
東京公演 2026年2月9日(月)~3月27日(金) @日生劇場
福岡公演 2026年4月4日(土)~13日(月) @博多座
愛知公演 2026年5月3日(日)~10日(日) @御園座

脚本/歌詞 ミヒャエル・クンツェ 音楽/編曲 シルヴェスター・リーヴァイ
演出/訳詞/修辞 小池修一郎(宝塚歌劇団)
製作 東宝株式会社

レイディ・ベス(Wキャスト)奥田いろは(乃木坂46)/小南満佑子
ロビン・ブレイク(Wキャスト)有澤樟太郎/手島章斗
メアリー・チューダー(Wキャスト)丸山 礼/有沙 瞳
フェリペ(Wキャスト)内海啓貴/松島勇之介
シモン・ルナール 高橋健介
ガーディナー 津田英佑
キャット・アシュリー 吉沢梨絵
アン・ブーリン 凪七瑠海
ロジャー・アスカム(Wキャスト)山口祐一郎/石川 禅

公式HP:https://www.tohostage.com/ladybess/


おけぴ取材班:chiaki(撮影・文)監修:おけぴ管理人

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