ミュージカル『SPYxFAMILY 2 爆弾犬篇&豪華客船篇』おけぴ観劇会
10/4(日)17:45@東京建物Brilliaホール
キャンセル待ち受付中!
抽選/〆 6/19(金)15時
“豪華2本立て”で帰ってくる、
ミュージカル『SPY×FAMILY 2 爆弾犬篇&豪華客船篇』!遠藤達哉原作の、スパイアクション&ホームコメディ「SPY×FAMILY」(集英社)。2023年に初演、2025年に再演され、人気を博すミュージカル版の続編となるミュージカル『SPY×FAMILY 2 爆弾犬篇&豪華客船篇』(以降、続編)が、2026年9月より上演されます。前作に続いて、脚本・作詞・演出:G2さん、作曲・編曲・音楽監督:かみむら周平さんのタッグで届ける続編では──
西国〈ウェスタリス〉の敏腕スパイ〈黄昏(たそがれ)〉ことロイド・フォージャー、心を読む超能力者のアーニャ、そして殺し屋のヨル。互いに秘密を抱えた“仮初めの家族”フォージャー家が、新たな任務に挑みます。
第一幕「爆弾犬篇」では、大人気キャラクター大型犬・ボンドが登場。犬を飼いたいと言い出したアーニャのために保護犬の譲渡会を訪れたフォージャー家は、無事に新たな家族を迎えることができるのか。
さらに第二幕「豪華客船篇」では、豪華客船を舞台に、ヨルが護衛任務へ。次々と襲い来る殺し屋たちとの死闘、ヨルを助けるべく奔走するアーニャ、子育てと船内に仕掛けられた爆弾解除に奮闘するロイド──アクション、コメディ、家族の絆がスケールアップした“豪華2本立て”となっています。
製作発表にはG2さんをはじめ、森崎ウィンさん、木内健人さん、唯月ふうかさん、真彩希帆さんらが登壇。続編への熱い思いを語りました。さらに、アーニャ役3名、泉谷星奈さん、古座野 叶さん、真野麗花さんも登場し、会場はあたたかな笑顔に包まれました。
続編への感謝と覚悟を力強く語ったキャスト陣をはじめ、会場のだれもが、アーニャたちの笑顔と個性豊かなコメントにメロメロになった会見の模様をレポートいたします。
──脚本・作詞・演出を手掛けるG2さんよりご挨拶をいただきます。G2)
今回は“豪華2本立て”、つまり2倍大変です(笑)。
たとえば、セットは2本分ということで、2年前に着手。サイズや電力の限界、制約の中でプランを練り、美術デザイナーの素晴らしいアイデアで2本分をギューッと詰め込んだセット模型が出来上がりました。今月中旬から、その模型をいじる毎日。今、“頭がウニ”状態です。稽古が始まると、キャストの皆さんも“頭がウニ”になることを覚悟してください(笑)。
これだけ大変な作品なのに、誰ひとり嫌がっていない。それが本当に頼もしいんです。
エンタテインメントは、お客様に夢を届けるもの。そのためには、まず創り手自身がワクワクしていなければならないと思っています。
『SPY×FAMILY』は、まさにそれを実感できる作品です。
──初演より、ロイド・フォージャー役(Wキャスト)を務める森崎ウィンさん。森崎)
この看板に「2」という文字が刻まれたボードを前に、まずは感謝を述べさせてください。ありがとうございます。
“あの「SPY×FAMILY」”がミュージカルになることをメディアの皆さんに広く告知していただき、そしてたくさんの方が劇場に足を運んでくださったおかげで実現した続編です。
日本が誇る大人気コミックを原作にした、オリジナルミュージカルが続編を迎えるということに、僕自身もワクワクしています。大変なこともあると思いますが、チーム一丸となって乗り越え、最高の夢をお届けできるように努めてまいります。

感謝の思いを語る森崎さんの熱量に、思わずたじろぐ木内さん
──続いては、前回よりロイド・フォージャー役(Wキャスト)を務める木内健人さん。木内)
まず、ウィンくんがあまりに饒舌で、続いて話すことに緊張してきました(笑)。
僕は、去年、初めてロイド・フォージャーを演じさせていただきました。こうして続編という形で、同じ役を演じるのは、かなり貴重な体験です。前回、自分なりに創り上げた役を、より一層深められるように稽古を重ねていきたいと思います。
──ヨル・フォージャーは、オリジナルキャストの唯月ふうかさんと新キャストの真彩希帆さんです。 唯月)
初演、再演に続いて、今回もヨル役を演じられることを嬉しく思います。続編が発表されたとき、お客様や親戚の人たちに「待ってました!」と言ってもらい、多くの方が楽しみにしてくださっていることを実感しました。
0から1を作り上げるのは大変ですが、その過程も楽しみながら、皆さんと一緒に乗り越えて、いい作品をお届けしたいと思います。
真彩)
私は今回からの参加で、とても緊張しております(笑)。原作のアニメも大好きで、家族みんなで観ていた作品に出られる──私自身、漫画やアニメのキャラクターを演じることが初めてなので、ドキドキしています。原作やアニメを改めて見返しながら、ヨル・フォージャーに近づいていけたらと思っております。
明かされたプランに会場がどよめく──
「幕間にセットチェンジするのだろうと思っているお客さんは、きっと驚くことでしょう」──G2さんに伺います。舞台化するうえで注目してほしいポイントは。G2)
これは前作も同じですが、原作コミックのコマ割りを、いかに3次元の世界に描き出すか。そして、いかにスピーディーに行うかに取り組んできました。続編でも、それをさらに追求します。
2本立てということで、シーン数が増えますが、そうなると悲しいかな、どうしても1シーンごとのクオリティが担保しづらくなる傾向があります。そこで必要になるのは、クオリティ(質)を上げるために、考える時間や試行錯誤のクオンティティ(量)を積み重ねることなんです。
1つ1つのシーンに、どんな感情やパッションを詰め込むのか。皆さんと一緒に作っていきたいですし、そのエネルギーを劇場で感じていただきたいと思っています。
もう1つ、1幕が「爆弾犬篇」、2幕が「豪華客船篇」ということで、幕間にセットチェンジするのだろうと思っているお客さんは、きっと驚くことでしょう。それだけは申し上げておきます。
──初めて明かされたこのプランに、ご登壇されたキャストの皆さんにも、一瞬、どよめきが。先ほどの発言を受けて、森崎さんいかがでしょう。森崎)
頑張りたいなと思います(笑)。
お客様をいい意味で裏切っていくのも、エンタテインメントの醍醐味。それを実現するために、僕ら俳優やスタッフにとっては大変なことも増えると思いますが、その大変さにワクワクできる人間が集まっているんです。
大変ささえ楽しさに変わっていくような、そんな魔法みたいな体験に、また出会えることを嬉しく思います。
──前作をご覧になっていない方の中には「続編から観ても楽しめるかな」と思う方もいらっしゃるかと。G2)
この作品に限らず、原作があるものに関して、「原作を知ってる人だけが楽しい」というのは絶対に許せないんです。「初めて観るお客さんにどう見えるか」を常に考えています。ミュージカル版だけでなく、「SPY×FAMILY」をまったく知らないという方にもわかるように、お楽しみいただけるように創りますのでご安心ください。そして、前作や原作を知っている方には、「今回はどう超えてくるのか」という楽しみも持っていただけたらと思います。前作に続いて、「ミュージカルファンも、原作ファンも楽しめる」ということを今作でも貫いています。
──初演からヨル役を務める唯月さんが、今回見せたいヨルさんの一面などありますか。唯月)
初演や再演を客席から観たとき、「なんて豪華で迫力のある作品なんだろう」と感じるほど、出演している私たち自身もワクワクしていました。今回もそういう作品になるよう、しっかりとG2さんについていきたいと思います。ヨルさんは、アクションが増えるということで、Wキャストのなっちゃん(真彩さん)と一緒に、今から身体づくりをして頑張りたいと思います。
──今回からの出演となる真彩さん。今回、挑戦したいことや、ご準備されていることがあったら、ぜひお聞かせください。 真彩)
やはりアクションです。私、昨年、出産いたしまして、今ちょうど身体づくりをしている最中なんです。
いい感じに筋肉をつけて、「これも本人がやってるの?」と思っていただけるぐらい、ふうかちゃんと相談しながら、思い切ったことができたらいいなと思っています。
ただ、「これは難しい」というところは、ちゃんと言うね(笑)。
唯月)
まずは怪我無く、最後までやり切ることが大事です。
真彩)
一緒に頑張りましょう!
──続いては、「作品にちなみ、皆さんの“危機的エピソード”を教えてください」という質問。森崎さんは海外ロケでのロストバゲージ、唯月さんは舞台上でコンタクトレンズが外れた危機、子育て中の真彩さんは新幹線でのおむつ替えミッションなど、個性豊かなエピソードが飛び出しました。そんな中、木内さんは、前作を振り返ります。
木内)
前回は代役として、急遽カンパニーに入りました。ロイド役は台詞量も歌もアクションもたくさんあり、ほぼ出ずっぱり。プレッシャーのかかる状態で稽古に臨みましたが、G2さんも、ウィンくんも本当に手取り足取り僕を助けてくれ、アーニャたちが僕を元気づけてくれました。カンパニーのみんなのサポートで、なんとか初日を迎えることができました。そして何より、初日のヨルさんが、ふうかちゃんで。ふうかちゃんが「私に任せて」と舞台袖で言ってくれて──今、思い出しただけで泣いてしまいそうです。このカンパニーには感謝してもしきれません。今回は、少しでも恩返しができるように頑張りたいと思います。

唯月さんの、コンタクトレンズが片方外れた危機で…
木内さん:「1Dayでなくて、1Monthを使ってみたら?」
森崎さん:「思い切ってレーシックとかは?」
真彩さん:「15年前位に受けたけど、レーシック、おすすめだよ」と具体的な提案が!
唯月さん:「目の先輩がいっぱいいました。危機、乗り越えました」
森崎さん:「実は僕自身は、めっちゃ目がいいんだよね(笑)」
一同:!!
よろろすおねがいするます!
アーニャ登場でより一層、会見場が華やかに、にぎやかに──ここで、ついに解禁となったアーニャ役の3名が登場!
前作からの続投となる泉谷星奈(いずたに らな)さん
星奈)
アーニャ・フォージャー役の泉谷星奈です。去年の大千穐楽で衣裳を脱ぎたくなくて、泣きながら衣裳を返したんです。それくらい楽しかったので、またアーニャ役になれてうれしいです。漫画の中では、「爆弾犬」と「豪華客船」が一番大好きなので、そのシーンのアーニャを自分が演じられるのが、すごくうれしいです。皆さんに楽しく観てもらえるように、これから稽古を頑張ります。よろしくおねがいします。

古座野 叶(こざの かなう)さん
叶)
みなさんこんにちは、アーニャ役の古座野 叶です。6歳です。アーニャになりたくて、毎日一生懸命アーニャの気持ちを考えました。だから、アーニャに決まったって聞いたときは、とってもうれしかったです。観に来てくれたお客さんが、しあわせな気持ちになるようなアーニャになりたいです。初めての舞台でちょっとドキドキするけどワクワクもいっぱいあります!ボンドに乗るのも楽しみです!よろろすおねがいするます!

真野麗花(まの れいか)さん
麗花)
こんにちは、真野麗花です。静岡県出身の5歳です。わたしはアーニャを見たときから全部かわいいと思って、ずっとアーニャをやりたかったので、アーニャになれて、とってもうれしいです。お稽古でも人の話を聞いて、ちゃんと頑張ります。よろしくおねがいします。
──ここで、アーニャ役3名の扮装ソロビジュアルが公開されました!
キャストの皆さんが口々に「かわいい!かわいい!」

本当にかわいい!
──アーニャになった自分の姿を見た感想を教えてください。
製作:東宝 ©遠藤達哉/集英社
星奈)
普段見る自分と、このポスターに映っている自分が、本当に別人みたいです。アーニャになれたんだなと思って、すっごくうれしかったです。

製作:東宝 ©遠藤達哉/集英社
叶)
アーニャの服を着られてとってもうれしいです。ピンクのカツラが似合うかなと心配してたんですけど、周りの人たちが「かわいい、かわいい」って言ってくれて、とってもうれしかったです。

製作:東宝 ©遠藤達哉/集英社
麗花)
写真撮影のときもずっと楽しかったから、見るときも楽しいかなと思ったら、すごい楽しくて、感動しました。
──アーニャに決まったときの心境も三者三葉です。お仕事帰りに、マネージャーさんが朝から持っていた謎の袋から取り出したショートケーキのような花束と、「おめでとうございます」の言葉をもらったという星奈さん。「最初は、誕生日? もう6月だっけ?と思ったら、『アーニャ、合格おめでとうございます』って言われて、『え?うそ!?本当?』って言いながら泣いていました」とかわいいエピソードを披露。ちなみに紙袋は「なんか怪しいと思っていました」とのことです(笑)。
叶さんは、お家で弟さんと工作をしているときに、合格の連絡があったそうです。「(電話に出た)ママがどんどん震えて。(合格を)聞いたときはとてもうれしかったです。うれしすぎて言葉は出なかったけど、涙は出ました」と、素直にお話してくれました。
お散歩から帰ったときに、連絡を受けたのは麗花さん。「ママから、『アーニャに決まったよ』と言われて、本当に嬉しくて、『やったー、ウッフー』って言っちゃいました」。思わず飛び出した「ウッフー」が可愛らしく、会場も笑顔に包まれました。
──将来の夢と尊敬する人物、その理由もぜひ教えてください。星奈)
将来の夢は女優さんです。尊敬しているのは大竹しのぶさんと目黒 蓮さんです。目黒さんはライブでステージに立って、ドラマも出て、大竹さんは舞台もいっぱい出て、ドラマも出ているので。私もそんな人になりたいなと思って、ずっと尊敬しています。
叶)
将来の夢はお医者さんです。病気の人や、怪我している人を治したいからです。尊敬する人はヨルさんです。私は、泣き虫だし弱いからヨルさんみたいに強くなってみたいです。私は髪がくるくるだから、ヨルさんみたいに髪がサラサラになってみたいです。
麗花)
将来の夢は女優さんです。私は女優が大大大好きなので、いつも自分のことを「女優」って呼んでいます。あと、私は甘いものが大好きなので、ご飯屋さんをやりながら女優もやりたいです。
尊敬する人物は、ミュージカルに立っている皆さんです。ママとミュージカルを観に行ったとき、この物語ってホントの話って思って。それが本当にすごいから私もそうなってみたいです。
──お芝居の世界を生きるリアリティに感動されたのですね。アーニャ役の子どもたちと話していると、
「もっと自分の心で感じたことに素直でいいんだ」と気づかされる──G2さん、新作に向けて個性的な皆さんがそろいました。オーディションを通して、印象に残ったことは。G2)
皆さんおわかりだと思いますが、ちっちゃい子どもって全部かっさらっていきます。とても頼もしいです(笑)。そして、子どもは本当に人類の宝だなと思います。稽古場で煮詰まっても、アーニャたちがいるだけで爽やかな風が吹く。どちらかというと僕たちが助けてもらっています。
オーディションは、一次面接で10人ほどに絞り、その後、3カ月ほどのワークショップを重ねました。そこで個性が発揮できる3人が残りましたが、本当に最終オーディションでは、みんな通してあげたいというくらい接戦でした。3人には、みんなの分も頑張ってほしいと思います。
──アーニャ役のみなさんと会って。森崎)
こういった形でアーニャ役の方とお会いするのも3度目になりますが、毎回、初心に帰るきっかけをもらっています。アーニャ役の子どもたちと話していると、「もっと自分の心で感じたことに素直でいいんだ」と気づかされるんです。そんな出会いをくれる『SPY×FAMILY』、そこにも本作の大きな魅力があると感じました。
木内)
アーニャたちが稽古場にいてくれることで、本当に救われます。やっぱり年齢を重ねていくと、稽古場で恥をかくことに抵抗が生まれそうになる。でも、アーニャたちが誰よりもトライ・アンド・エラーを繰り返して、身体を張って役に挑んでいるので、そこは僕たち大人が見習わなきゃいけないなと思います。「一緒に頑張ろうね」っていう気持ちです。
唯月)
本当に本当に可愛くて。母性がすごく出てくるんですよ。ヨルさん自身も、“はは”として、少しずつ「母とは何か」を感じていくように、私自身も、自分でも知らなかった感情をアーニャさんたちから教えてもらうんです。「よろしくお願いします、アーニャさん!」
真彩)
私はただただ、どうしてこんなにお利口なんだろうって。目を見て「こんにちは」ってごあいさつできるのも、ちゃんと座っているのもすごいことです。
身体はまだ小さいですけれど、中身は私よりも大人なんじゃないかしら(笑)。稽古場でも、どれだけ驚かされるのか──楽しみです。「一緒にいろいろ楽しいことを見つけて、笑顔いっぱいで頑張りたいな。よろしくお願いします」
アーニャ役のみなさんのかわいさに、会場中が頬を緩ませっぱなし。ただ、それだけで終わらないのがミュージカル『SPY×FAMILY』!
本番では、今度はその実力に驚かされるのです。今回も、驚異的なかわいらしさと演技、歌唱で、「アーニャそのもの!」となること間違いなし。そして、そんなアーニャを守りたいと愛情ダダ洩れの“ちち”と“はは”、さらに観客──そこまでがセットなのです。
フォージャー家の新たな物語への期待が、ますます膨らむ会見となりました。

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おけぴ取材班:chiaki(撮影・文)監修:おけぴ管理人