2026年10月10日に開幕する、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース、KAAT×阿佐ヶ谷スパイダース『ジャングル』(演出:長塚圭史)のビジュアルが解禁されました。
デザインを手掛けたのは、言語や思考を超えたビジュアルコミュニケーションを軸に様々な領域で活動するデザイン&アートユニット、GOO CHOKI PAR(グーチョキパー)。
GOO CHOKI PAR(グーチョキパー)は2015年に浅葉球、飯高健人、石井伶の3人によって結成されたデザイン&アートユニット。言語や思考を超えたビジュアルコミュニケーションを軸に様々な領域で活動する。近年の主な仕事に大河ドラマ「どうする家康」のタイトルロゴデザインをはじめ、ISSEY MIYAKE、New balance、Red Bullなどのグラフィックを手がけ、「東京2020大会」において、パラリンピックのアイコニックポスターを制作。
また、『ジャングル』から考える、私たちは難民とどう向き合うのか?の開催が発表されました。
『ジャングル』関連企画~“なぜ人は線を引くのか”テーマ作品連続講座第一弾~ 様々な“線”について問う、
2026年テーマ「なぜ人は線を引くのか」について考える連続講座KAAT神奈川芸術劇場では、毎年10月以降をメインシーズンと称し、テーマを設けて作品創作をしています。今年度のテーマは、「なぜ人は線を引くのか -Why do people draw the lines ?」。
国境、人種、文化、思想など、私たちの暮らしの中に存在する様々な“線”によって生まれる見えない分断について問います。
本企画の第一弾は、そのテーマに深くつながる「テーマ作品」3作から、フランス北部の港町・カレーに実在した難民キャンプでの出来事を描いた『ジャングル』の関連企画となります。講師に、難民支援や認知・啓発、政策提言などの活動を行う石川えり氏 (認定NPO法人 難民支援協会 代表理事)を招き、またシリア出身の留学生と、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督で『ジャングル』の演出を務める長塚圭史が登壇し、日本で暮らす私たちにとって、身近に考える機会が少ない難民問題について、日本の現状も交えて考えます。
第二弾はシベリア抑留と政治、第三弾は沖縄について、それぞれ講師を招き共に考えます。
実在した難民キャンプ『ジャングル』での出来事を描き、
世界各地で話題になった作品 本作品は、フランス北部の港町・カレーに実在した難民キャンプ「ジャングル」での出来事をもとに、ヨーロッパ諸国で大きな社会問題となっている移民・難民問題を描いた、ジョー・マーフィー&ジョー・ロバートソンによる作品です。ロンドン・Young Vicでの初演時(2017年)には、多国籍なキャスティングと臨場感のある舞台美術で大きな話題となり、その後世界各地で上演されています。
「ジャングル」とは… ドーヴァー海峡に面したフランス北部の港町・カレーで、2015年初頭から 2016年10月まで実在した難民キャンプ。一度難民申請を出してしまうと他の国では申請ができないため、より待遇のよい国であるイギリスへの渡航を目指す移民・難民が一時的に滞在していた。8,000人もの人々が生活を送っていたが、治安・衛生・人道上の理由から、フランス政府が 2016年10月にキャンプを完全撤去した。しかし、現在もカレー周辺には数千人規模の移民・難民が点在している。
~あらすじ~
フランス北部の港町・カレー。ここには、中東、アフリカ、アジアなど世界各地から逃れてきた移民や難民が集まり、難民キャンプがつくられている。通称「ジャングル」。
難民たちはみな、よりよい環境を求めてドーヴァー海峡を渡り、イギリスにたどり着くことを目指している。異なる言語、文化、宗教を持つ人々が共に生活をする中で、イギリス渡航への希望を抱きながらも、劣悪な環境や政治的な無関心、暴力、差別などの現実に直面する。
カレーでの出会いや交流を通じて生まれる葛藤、連帯、そして分断。
登場人物たちは、互いに言葉が通じない中でも助け合い、時には衝突しながらも、共通の目的に向かって生き抜こうとする。それぞれの居場所を求め続け、行きつく先は―――
希望と絶望が交錯する日々の中で、「人間らしさとは何か」「共生とは何か」を問い直される、彼らの、そして私たちの物語。
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました