
“花男”の魅力ダダ漏れ!
髪を撫でつけ、スーツをはためかせ、腰を落としてウィンク!
舞台後方の下級生まできっちりカッコいい!
明日海さん&芹香さん「背中合わせ攻撃」に完全降伏!
笑顔&客席降りの嵐!
若い花組の魅力が満開♪
日本からアジア、世界へと続く、レビューの花道が…見えました!
いよいよ台湾公演の幕が開く、『ベルサイユのばら—フェルゼンとマリー・アントワネット編—』『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』。
7月の梅田芸術劇場公演より、
<前編>ベルばらに続いての<後編>
『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』舞台写真をおけぴスタッフの感想コメントを交えてお届けいたします♪

異なる魅力の花男5!
これは新たなアイドルグループ誕生!
…ということでよろしいですか?
写真左から柚香光さん、鳳真由さん、
明日海りおさん、瀬戸かずやさん
(隠れているのは芹香斗亜さん)
(この他にバウ「スターダム」チームもいるなんて…
嬉しい恐怖を感じますっ!)
(最近の花組ではあまりなかったアイドル的見せ方が新鮮!)
台湾公演にむけて、前回の大劇場公演からさらにバージョンアップ(人数は少なくなったのに!)、変更点もかなりありました。
特に印象的だったのは
客席降りの多さ!
まずはいきなりの明日海りおさん客席降りに、劇場の熱気がUP!
笑顔がまぶしいー!
明日海さんの
気品ある優しい笑顔、客席ひとりひとりに微笑みかけてくれているような
幸福空間が出現。
台湾公演では客席からの悲鳴と歓声がすごいことになりそう♪
<前編>で「歌が大進化」と触れた
芹香斗亜さん、ショーでのダンスもよりダイナミックになっています。
長い手足をバシバシとまわし、大きな体に芯ができたような印象。
流し目威力もUPです!

ダメダメ男子が可愛すぎる「アオイハナ」芹香斗亜さん!
1枚目の写真「摩天楼・夜の華」とのギャップが楽しい♪
バスケ部・真輝いづみさんの跳躍力、
眼鏡ポーカーフェイスの鳳真由さん、
そして!
「おでこ、ツン!」攻撃を繰り出す強敵A・柚香センパイ!
花乃まりあさんが妖しく歌う「
♪曼珠沙華」のフレーズから始まる「百花繚乱 追追追幻想曲」。
明日海さん
早替りの花魁シーンは、歌と見せ方が変わり、より妖艶に、より「おおっ!」と客席を惹きつける演出になりました。
美穂圭子さん、夕霧らいさん、和海しょうさん…と
美声メンバーの歌い継ぎ、
太鼓の音のド迫力(羽立光来さんの力強いバチさばきに目を奪われました)、側転まで披露してくれる下級生メンバーのちからいっぱいダンスなどなど、まさに
百花繚乱♪ の盛り上がり!
美しい花魁から、バシッとタキシード姿でキメた花男に変身する
明日海さんのハイブリッドな色気にノックアウトされました!

壮大で、優しい感動に溢れた「永遠 風に舞う花」の場面。
舞台の上に咲く清廉な花に心が浄化されていくよう…
男くさい“かっこよさ”だけではない宝塚の魅力が、
きっと台湾のみなさんにも伝わるに違いありません!
謝珠栄さんによる振付にも注目です♪
芹香斗亜さん、瀬戸かずやさん、鳳真由さん、柚香光さんが
“台湾で知らない人はいない”というロックバンド・五月天(メイデイ)のヒット曲「現在就是永遠(OAOA)」を歌いながら客席降りする場面で、ハイタッチの嵐! にアツく盛り上がった後は、いよいよこの作品の、そして
花組の魅力がぎゅっと濃縮されたフィナーレへ!

「♪花は咲く」にのせたデュエットダンス。
お芝居では悲劇の恋を演じた(フェルゼン&マリー)
明日海さん&花乃さん。
寄り添い、踊りながら見せる笑顔に優しさが溢れます…
レビューの宝塚、ダンスの花組の真骨頂!
和ロック調の「♪さくら」にのせて、
花組スターが乱舞する「さくら幻想曲」は人数が減っているのによくぞここまで! とその熱量に思わず拍手!
舞台の隅々まで目を凝らせば、
キレキレの動きを見せる下級生や、
美声を響かせる娘役さんがあちらこちらに!
そしてそのまま、
心にしみるような美しさのデュエットダンスへ。
「日本の心」、「清く正しく美しい宝塚」、「血圧が上がってしまいそうな男役のカッコよさ」、「グローバルに楽しんでもらえそうなライブ感」…
101周年、そして台湾公演へむけて、さまざまな要素を盛り込みつつ、綺麗にまとまっている
『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』。
作・演出の稲葉大地さん、そして花組のみなさんの力がとてもいい形で響き合っている舞台は、きっと台湾でもきっと、たくさんの方を魅了してくれるに違いありません♪
台湾公演に行かれる方も、日本から応援される方も、
これからさらに進化する花組パワーをご一緒に楽しみましょう!!
写真提供:梅田芸術劇場 撮影:岸隆子(Studio Elenish)
取材:mamiko,yone