【舞台写真&感想コメントあり】OSK日本歌劇団『カンタレラ2016 愛と裏切りの毒薬』観劇レポート


「男役8人、娘役4人だけでこれだけの舞台ができるなんて、驚きでしかありません。どの役者さんも演技、歌、ビジュアルともに粒ぞろい!」

「ボカロ曲を完璧に歌い踊る出演者たちに驚きと感動を感じました」

「パラジクロロベンゼン! この曲を歌い踊る素晴らしさ! はまります!」
(大阪公演を観てきた方の感想)



いよいよ2月18日に開幕するOSK日本歌劇団×ニコニコミュージカル『カンタレラ2016 愛と裏切りの毒薬』東京公演。

ルネサンス期のローマに実在したボルジア家の兄妹、チェーザレとルクレツィアの「愛」を、“ボカロ曲”の大ヒット作にのせて描く、OSK日本歌劇団の意欲作! 

大阪公演を観てきた方からの熱い感想を、舞台写真とあわせてお届けいたします!!



ボルジア家と妹への想いに苦悩するチェーザレ役は、OSKが誇る“超!男役”【桐生麻耶さん】!
カッコ良さのなかに滲み出る優しさ…素敵すぎます!

♪OSKとボカロ曲のコラボ、はたしてどんな舞台になるのだろうかと期待して観劇しましたが、良かったです! チェーザレ・ボルジアと言えば、少女マンガなどでもお馴染みの題材ですが、その重厚なお芝居に、要所で歌われるボカロ曲が斬新。歌劇ファンとしては、若干異質に感じる曲ではあるかもしれないが、それを不安に思って観ないのはもったいない! なにより、桐生麻耶さんのチェーザレがイケメンすぎる!!

♪ニコニコ動画でカンタレラなど聞いた事がある人には、おっ! となる事がたくさんあるとおもいます! 聞いた事がある曲を高らかに歌い上げる姿は圧巻です。また、カンタレラなど曲調が早いダンスも華麗なステップで踊りきるのが見もの!レビューまで楽しめるOSK歌劇団初心者にはうってつけな舞台です。

♪小劇場でみる歌劇に最初は違和感を覚えましたが、質の高いお芝居にたちまち引き込まれました! 男役8人・娘役4人だけでこれだけの舞台ができるなんて、驚きでしかありません。どの役者さんも演技、歌、ビジュアルともに、粒ぞろい!

♪物語はちょっと怖い感じですが、歌劇団特有のキラキラ感があります

♪生々しい史実を、少人数の女性の劇団にアジャストするようにアレンジされているところがおすすめです。上演するにあたり、劇団のイメージを生かすように演出されています。
文字数が多くアップテンポの楽曲を歌いながらのダンスは圧巻。空腹で行くと途中でエネルギー切れしそうなぐらい、内容の濃い作品でした。西洋史好き・塩野七生さんの著書を読んでいる方に見て頂きたいなと思っています。

「ニコニコ動画の事、知らないわ」と言う方。大丈夫です。私も予備知識もなく観劇しました。それが却って良かったのかグイグイ引き込まれました。チェーザレ・ボルジアとルクレツィアが仲が良いのは、他の作品でも題材になっていますが もう一歩踏み込んだ関係が描かれていて興味深かったです。

♪ボルジア家という背景に相応しい、美麗なビジュアルが歌劇団ならではです。男役さんは格好いいし、娘役さんは美しく可愛らしく、まさに眼福って感じです。もちろんその華やかさの裏には、人の持つ暗い闇がしっかり丁寧に描かれているのでストーリーにも深みが感じられました。

♪ニコミュ版が好きでOSKさんを初体験してきました。大人の魅力のチェーザレは必見です!

♪ニコニコ動画の元歌をうまく組み合わせて、一つの完成されたミュージカルに昇華させたスタッフの手腕は流石。また、それに応えて超高速歌唱と超高速ダンスを演じ抜いたキャストの実力も流石。OSKの中に新たな上島雪夫氏ワールドが花開きました。桐生麻耶さんは他に類を見ない男役さんで、驚きでした。

♪桐生さんの劇場の空気の動かし方がすばらしい

♪桐生さんの存在感がすごくて素敵。登場人物の心の動きが伝わってきて、特に陥れられるシーンは歌と迫真の演技とで引き込まれました

♪カッコ良くて女性なのを忘れそうになりました

♪主演の桐生さんは、あの早口のボカロ曲も踊りながらさらっとお歌いになられます。そして歌詞が聞き取れるんです! これってすごいことですよね。どうやったら、あんな早口の歌を歌詞を聞き取れるように歌えるんでしょうね。しかも踊りながら!




可憐な舞美りらさんがみせる“ルクレツィアの変化”に注目!

♪出演者が12名の少数。全然少なさを感じさせない。出演者の皆様がそれぞれ役を掘り下げられていて充実の舞台でした。
桐生麻耶さんは、カッコよく本当にイタリア人みたい。舞美りらさんの無邪気さとけなげさ。悠浦あやとさんの拗ねている様子(私が守ってあげたかった!)。真麻里都さんの悪魔ぶり。楊琳さんのふてぶてしさ。どれもが良かったです。フィナーレのダンスは、これまたお洒落。必見です。

♪舞美さん、前作「プリメール王国物語」のときより、お芝居が格段に良くなっています

♪演技も素晴らしいと思いましたが、やはりダンスは秀逸ですね! 動きが激しくて目が忙しいです。桐生さん、手足が長く衣装もよく似合ってました。ヒロインの舞美さんも愛らしかったです。悠浦さん含めたボルジア家の兄弟、美しさが最強でした。

♪難しい早口のボカロ曲を踊りながら歌いこなす歌唱力。ダンサーの方の美しく、かつキレッキレのダンス。狡猾で冷酷な主人公、妖しい敵役、押しの強いライバル、優秀な兄に劣等感を感じ屈折した優しい弟、誰をも魅了する美しいヒロイン、主人公を愛するが故報われない愛を憎悪にかえるオンナ…それぞれが役をキチンと自分のものにされており、素晴らしかったです。


人の心に巣食う“悪魔”、サヴォナローラを演じる真麻里都さん。
劇団屈指のダンサーのしなやかな動き、そしてどこかコミカルさも感じさせる演技、こちらも必見♪

♪真麻サヴォナローラの圧巻のダンス。2幕のカンタレラでのハイパーダンスタイムは思わず拍手してしまいます。

真麻さんの美しいダンスと芝居、城月さんの変幻自在な芝居と歌に引き込まれました。フィナーレで歌い踊るパラジクロロベンゼンは圧巻ですが、劇中のボカロ曲もダンスと歌の融合具合が素晴らしかったです。




悠浦あやとさんが演じるのは、兄に対して屈折した思いを抱えるホアン役。
思わず守ってあげたくなるような笑顔に胸が切なくなります。

♪悠浦さんが演じたホアンが特に好きです。彼の劣等感から来る感情と行動にはつい泣かされました

♪普段は宝塚歌劇をよく観ていますが、稽古場レポに「初OSK の方にもお勧め!」とあったことが観劇の決め手となりました。舞台と役者さんが近く、とてもお得に感じました! 苦悩する難しい役を演じる悠浦さん、かっこよくもあり、かわいらしくもあり…澄んだ伸びやかな声が、さぞ、人気あるんだろうな~と感じさせてくれました。



ルクレツィアに求婚するスペイン大公フェルナンド3世役の楊琳さん。
一癖ある悪役(?)を楽しげに怪演!

♪楊さんの存在感が素晴らしかったです! なにか企んでそう、悪い人に違いない感が分かりやすく、冷たい視線も、悪い目も、たまらなく素敵でした! 

♪楊琳さんの演技、お姿が脳裏から離れません! 多分、はまってしまいました…!!!



裏切りと策略の物語のなかの“癒やし”。
愛瀬光さん演じるジョヴァンニの笑顔に包まれたい!!

♪ジョバンニの愛瀬さんは、キラキラオーラでいい人全開で、暗くなりそうな場面を救っていたと思います。城月れいさんの二役もうまかった。城月さんは、笑顔の役も見てみたいです!

♪ジョヴァンニが最初から最後までいい人でオアシスでした


ルクレツィアの可憐さとはまたちがう、“大人の女性”の愛と哀しみ…
クラウディアを演じた城月れいさん。そのしなやかな動きと歌声に魅了されました!


♪かさばる衣装や、かつらを付けていても、ハッキリくっきり伝わるダンス表現。身体のラインだけで、役の心情や場面設定が連想できるレベルはさすが「ダンスのOSK」でした。セリフのテンポもよく、特にパラジクロの歌を歌いながらあれだけ動いて、よく息が続くな~と本当に感心しました。

♪やっぱり上島先生の演出は心にくすぶる何かを秘めていて大好きです。

♪OSKで初の上島先生の振り付けは、フィナーレがパラジクロロベンゼン一曲だったのが物足りなさすぎて、あと数曲はガンガン踊ってもらいたくなるほど合っていた。今度は上島先生にレビューで振り付けをやってもらいたい。音楽もここしばらくの作品とは違う系統で新鮮だった。身体表現で魅せるのが十八番のOSKらしい作品

♪スピードと高音域という典型的なボーカロイドソングを、人が歌って踊って、字幕もないのに歌詞が聞き取れるとは思わなかった…。条件は厳しいはずなのにホント見事でした

♪ラストのパラジクロロベンゼン、歌って踊って、もう、この場面だけでも、観た価値あり! の作品です。是非とも、観劇をお薦めします。

♪もともと中毒性のあるボカロ曲が、役の感情を纏い、さらにキレのあるダンスと見事な歌唱力でこれでもかと追い立ててくる感じが凄くて見応えタップリです!是非あの独特な世界に引き込まれてみてください!

♪これがミュージカル化できるのなら、あれもこれも実現してほしいと、欲がでます

♪2016年は始まったばかりですが、今年一番記憶に残る作品になること間違いなしです! ラストシーンでは、「歌い狂う、踊り狂うとは、まさにこういうことか!!」と。帰宅後すぐにチケットを追加しました!

誰しもが抱える闇が表面化される事で起こる悲劇はやるせないですが、ラストシーンが救いある形でホッとします。



陰謀と裏切りが渦巻くなか、人々の“想い”が交錯します…
キレッキレのダンスは、ぜひ劇場で実際にご覧頂きたい!!


主演の桐生麻耶さんと舞美りらさんにお話を聞いたおけぴ稽古場レポもぜひどうぞ。
大阪公演を観劇した方から、今回のレポでご紹介しきれないほどの熱い感想コメントが多数寄せられた『カンタレラ2016』。
OSKを初めて観た、歌劇というのもを初めて体験した、という方からの感激コメントが多かったことも印象的です。

さあ、みなさまもぜひ! 東京初上陸のOSK版『カンタレラ』で、歌劇の底力を感じていらしてくださいませ!!







OSK日本歌劇団『カンタレラ2016 愛と裏切りの毒薬』
大阪公演 2016年1月30日(土)-2月7日(日) ナレッジシアター
東京公演 2016年2月18日(木)-21日(日) 博品館劇場

<出演>
桐生麻耶/真麻里都/悠浦あやと/楊琳
愛瀬光/舞美りら/香月蓮/城月れい/麗羅リコ/千咲えみ/栞さな/りつき杏都

<演出・振付>
上島 雪夫

<上演時間>
約2時間45分(休憩15分含む)

<あらすじ>
舞台はルネサンス後期(15世紀末)のローマ。
悪名高き法王の一族であるボルジア家の「チェーザレ」は、
一族の誇りを守り、実妹の「ルクレツィア」を寵愛していたが、
フィレンツェの修道司祭であり人の心の闇を引き出そうとする悪魔の化身「サヴォナローラ」は
チェーザレの周囲の人々を唆して裏切りを誘っていた。
絡みつく策略や愛憎の渦中、ルクレツィアを思うチェーザレの友人「ジョバンニ」を巻き込み、
ボルジア家に伝わる毒薬「カンタレラ」が、定められた運命さえも狂わせていく。
果たして、禁じられた兄妹愛は狂い続けるのか。

公演特設サイト
OSK日本歌劇団

写真提供:OSK日本歌劇団
感想コメント:おけぴ会員のみなさま  編集:mamiko
監修:おけぴ管理人

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