『王家の紋章』ワールドプレミア初日公演の終演後、熱気冷めやらぬ劇場にてメンフィス役の浦井健治さん、キャロル役ダブルキャストの宮澤佐江さん、新妻聖子さんによる会見が行われました。【初日を終えて】浦井さん:感無量です。客席で今日の公演を細川両先生がご覧になっていましたが、先生方が白いハンカチで涙をぬぐっている姿にこちらももらい泣きしてしまいました。
本当にお客様に支えられ、オーケストラ、スタッフ、キャストが一丸となって初日が開きました!こんな幸せな舞台はありません。新妻さん:幸せです。私、本当に原作マンガ『王家の紋章』の大ファンで、マニアといってもいいくらい好きなので、その世界でキャロルとして生きることが、こんなにも幸せなんだなと思いました。宮澤さん:夢みたいです。帝国劇場に立てることもキャロルを演じられることも。この夢の時間は一か月で終わってしまいますが、その一か月の本番中もいっぱい成長できればと思います。【早くも再演が決定&発表】
おめでたい!(浦井さん)鳥肌が立ちました!(新妻さん)
浦井さん:帝国劇場で4月、大阪で5月というロングランです。このメンバー、イズミル二人もライアンも本当に仲良くて、稽古場でこれでもかというほど支え合ったので絆が深いんです。この絆は絶対変わらない、チームワークで乗り切ります。【明日は泣いちゃうかな】翌日に初日を控えた宮澤さん:
明日は泣いちゃうかな。いろんな思いがこみ上げてくると思うので。プレッシャーもありますが、帝劇でお稽古をするようになり1週間、やっと楽しいと思えるようになってきました。それまではすごく不安でしたが、始まるんだ!という気持ちと、初日に向けて一体になっていく空気感を感じることができているので、明日の初日が楽しみです。王族(『王家の紋章』ファン)を公言する新妻さん:
私自身が神エピソードと認定している、水をろ過するシーンや腕を折られるシーンが描かれていた台本を読んだ時、震えました。王族のみなさんにどのように受け止められているのか、私の腕ポキ演技は合格点だったのか気になるところです。 
「どうでした?」記者に向かっていく新妻キャロル
新妻さん:私は本当にキャロル役をいただいたときから喜びと怖さ、それを両手に抱えています。王家の紋章から頂いた幸せを恩返ししたい、その一心です。浦井さん:稽古場でキャロルの黄金の髪を「黄金の糸のような…珍しい…」と撫でていたんですよ。そうしたら、聖子さんから「違うの!モノのように扱って!」と、ダメ出しをいただきました(笑)。
「演出家です!」
新妻さん:だって最初はメンフィスにとってキャロルはただの“モノ”なんです!そこから徐々に特別な感じになっていくじゃん!何物にもとらわれなかったメンフィスが!浦井さん:はい。新妻さん:あと、私、壁ドンを両手でやってもらっていいですかとリクエストしました。浦井さん:でも、最初は耳が真っ赤になっていたよね(笑)。新妻さん:自分でリクエストしたものの、恥ずかしくて(笑)!生まれて初めて壁ドンされたんで。“近っ”て思って。ね、佐江ちゃん!宮澤さん:はい、聖子さんのお陰で私も壁ドンしてもらえることになって! 新妻さん:我ら人生最大のモテキです!来春の再演も決まり、お二人のモテキまだまだ続きそうですね!!
おけぴ取材班:chiaki(撮影・文) 監修:おけぴ管理人